この記事を読んでいるあなたは、
- おすすめのNFTマーケットプレイスを知りたい
- NFTマーケットプレイスの選び方を知りたい
- NFTマーケットプレイスの注意点を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「おすすめのマーケットプレイスや選び方、注意点」などを紹介していきます。
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おすすめのNFTマーケットプレイス8選
おすすめのNFTマーケットプレイスを紹介します。
Coincheck NFT
出典:https://nft.coincheck.com/
Coincheck NFTは、国内仮想通貨取引所のコインチェックが運営しているNFTマーケットプレイスです。
ユーザー同士でのNFTと仮想通貨の交換取引もでき、NFTの出品や購入にかかる手数料が無料となっています。
仮想通貨取引所が運営していますから、ビットコインやイーサリアムなど10種類以上の仮想通貨で売買することができます。
CoincheckのNFT専用ウォレットで、簡単そして安全な取引が可能となっています。
The SandboxのLandやGenerativemasksのアイテム、ArtBlicksのアート作品、DecentlandのLand 、そして数々のトレーディングカードなどが出品されています。
Coincheck NFTの特徴
Coincheck NFTの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | Coincheck NFT |
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取扱コンテンツ |
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決済可能な通貨 |
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手数料 | 出品手数料無料 販売手数料10% |
対応ウォレット | コインチェックウォレット メタマスク など |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
公式サイト | Coincheck NFTの公式サイト |
OpenSea(オープンシー)
出典:https://opensea.io
OpenSea は世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。
「並外れたNFTアイテムを発見し収集しそして販売すること」を目指して、2017年12月にイーサリアムブロックチェーン上でNFTのマーケットプレイスを開設しました。
成長を続けるNFTマーケットにおいて、制作者、販売者そして購入者にとって最善の取引場所であり続けたいとしています。
現在、200万を超えるコレクションに8,000万を超えるNFTアイテムを取り扱っています。
販売を希望するユーザーはまずメタマスクやコインベースなどの暗号資産ウォレットを設定しOpenSea に接続します。
次にマイコレクションでコレクション設定をし、NFTアイテムをアップロードし価格設定を行います。
OpenSeaの特徴
OpenSeaの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | OpenSea |
---|---|
取扱コンテンツ |
|
決済可能な通貨 | イーサリアム |
手数料 | 出品手数料2.5%(但し売買成立時) 購入手数料は購入時に決定 |
対応ウォレット | コインベース メタマスク など |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | Ozone Networks Inc. |
公式サイト | OpenSeaの公式サイト |
LINE NFT
出典:https://nft.line.me
LINEグループのLINE Xenesis株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
LINEグループでは2018年からブロックチェーン技術を応用した分散型アプリケーションやP2Pネットワークの研究を重ねて来ましたが、独自のブロックチェーン「LINE Blockchain 」を開発し、仮想通貨FINSCHIA(フィンシア)の発行などの事業を展開しています。
そしてNFTマーケットプレイスとしてLINE NFTを開設し、さらにデジタル資産管理のためのLINE BITAMAX Wallet を提供しています。
LINE NFTの特徴
LINE NFTの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | LINE NFT |
---|---|
取扱コンテンツ |
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決済可能な通貨 |
|
手数料 | 無料 |
対応ウォレット | LINE BITAMAX Wallet |
ネットワーク | LINE ブロックチェーン |
運営会社 | LINE Xenesis株式会社 |
公式サイト | LINE NFTの公式サイト |
Rarible(ラリブル)
出典:https://rarible.com
Rarible は米国ロサンゼルスに拠点を置くNFTマーケットプレイスです。
イーサリアムをはじめとする5種類の仮想通貨に対応しておりそれぞれに出品アイテムが揃えられています。
Ethereum(イーサリアム)の他には、Flow(フロー)、Solana(ソロナ)、Tezos(テゾス)そしてPolygon(ポリゴン)が使用可能となっており、取り扱いジャンルは、アート、NFTアイコン(PFP)、メタバースアイテム、音楽、スポーツなどです。
また、独自トークンRARI を発行しており、このトークンで手数料を支払ったり、ブロックチェーンへの投票権を得たりすることができます。
Raribleの特徴
Raribleの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | Rarible |
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取扱コンテンツ |
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決済可能な通貨 |
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手数料 | 約2.5% |
対応ウォレット | メタマスク フォートマティック レインボーウォレット |
ネットワーク | イーサリアム など |
運営会社 | Rarible.Inc |
公式サイト | Raribleの公式サイト |
Adam byGMO
出典:https://adam.jp/
GMOインターネットグループのNFTマーケットプレイス、日本人向けのアイテムが多数取り揃えられています。
HPはもちろん日本語ですし、日本のYouTuber、スポーツ選手、音楽家などの著名人の手による作品が展示されています。
また、日本円での購入が可能であり、仮想通貨を所有している必要はありませんし、銀行振込、クレジットカード決済にも対応していますので、他のマーケットプレイスに比較して手軽に購入することができます。
Adam byGMOの特徴
Adam byGMOの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | Adam byGMO |
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取扱コンテンツ |
|
決済可能な通貨 |
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手数料 | 約2%から5% |
対応ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | GMO Internet Group |
公式サイト | Adam byGMOの公式サイト |
SuperRare(スーパーレア)
出典:https://superrare.com
高品質なデジタルアートを展示しているNFTマーケットプレイスであるスーパーレア、世界で最も先端を行くデジタルアートのコレクションとなっています。
出品者は、その作品が転売されるたびに継続的にロイヤリティを受け取ることができるというスマートコントラクトとなっており、もちろんそれら全ての取引は改ざんできないブロックチェーン上で行われ、作品の所有者の履歴は明確になっています。
このように出品者が優遇されているのは、出品審査が非常に厳しいということが理由のひとつです。
ほとんどのマーケットプレイスは誰でもが気軽に出品できるということをうたっていますが、このスーパーレアは違っています。
出品作品は完全にオリジナルで過去にインターネット上に公開されたことはなく、もちろん違法な表現があってはなりませんし、さらに作品は出品者が自己最高のものだと主張できるものに限るとされています。
このようなハイレベルの作品が揃っているこのマーケットプレイス、閲覧するだけでも魅了されます。
SuperRareの特徴
SuperRareの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | SuperRare |
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取扱コンテンツ | NFTデジタルアート |
決済可能な通貨 | イーサリアム |
手数料 | 約3% |
対応ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | SuperRare Labs |
公式サイト | SuperRareの公式サイト |
SBINFT Market
出典:https://sbinft.co.jp
SBINFT Marketは、デジタルアート、写真、イラスト、文章芸術、音楽、動画などの様々なアートを取り扱っているマーケットプレイスです。
出品者の価格設定による販売とオークション形式の販売が可能です。
決済通貨はイーサリアムまたはポリゴンですが、一部クレジットカードでも決済可能となっています。
デジタルアートはもちろん、アイドルのトレーディングカードなども数多く取り揃えられています。
また、イーサリアムブロックチェーンを基盤としているメタバースプラットフォームの「ディセントラランド」や「クリプトボクセルズ」に専用の常設アートギャラリーを設置しています。
日本語以外にも英語、中国語、ハングルに対応しています。
SBINFT Marketの特徴
SBINFT Marketの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | SBINFT Market |
---|---|
取扱コンテンツ |
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決済可能な通貨 |
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手数料 | 約10% |
対応ウォレット | メタマスク トラスウォレット |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | SBINFT株式会社 |
公式サイト | SBINFTの公式サイト |
Foundation(ファンデーション)
出典:https://foundation.app
Foundationはデジタルアートに特化したNFTマーケットプレイスです。
NFTマーケットプレイス大手であるOpenSeaと比較しますと、取扱い件数はかなり差がありますが、注目すべきは1点当たりの価格です。
OpenSeaにおける一点当たりの価格は平均700ドル程度となっていますが、Foundationにおいてはおよそ5倍の約3,500ドルとなっています。
価値の高いあるいは芸術性の高いデジタルアートが出品され、コレクターもその価値を十分認めているということがうかがえます。
Foundationの特徴
Foundationの特徴を以下の表にまとめました。
名称 | Foundation |
---|---|
取扱コンテンツ | NFTデジタルアート |
決済可能な通貨 | イーサリアム |
手数料 | 約15% |
対応ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | イーサリアム |
運営会社 | Foundation Labs, Inc |
公式サイト | Foundationの公式サイト |
NFTマーケットプレイスとは?
NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買することができるプラットフォームのことを指します。
NFTの需要増加に伴い、世界各国でさまざまなNFTプラットフォームが設立されています。
各NFTプラットフォームによって手数料や取り扱っているNFTなどが異なるため、自分に合ったプラットフォームを選択する必要があります。
NFTとは?
NFT(Non Fungible Token)とは、非代替性トークンを意味します。
コピーや拡散が容易に行われうるデジタルデータにあるにもかかわらず、代替物がない唯一性が保証されているトークンということです。
かつてのデジタル上のアート作品は容易に複製や拡散が可能であったために、オリジナルに価値を見いだし売買の対象とするということは難しかったのです。
しかしNFTの発展により、それぞれのデジタルデータの所有者を明らかにすることができるようになりました。
このようにしてデジタルデータの価値が認められ、売買の対象・投資対象となるようになったのです。
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイント
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントについて解説します。
自分が欲しいNFTを扱っているか
自分が欲しいジャンルのNFTが出品されているかを事前に調べておく必要があります。
スポーツ系のアイテムが充実しているか、アニメ系のアイテムは揃っているかなど、自分が欲しいものを出品しているマーケットプレイスを選ぶ必要があります。
マーケットプレイスの各サイトには取り扱いアイテムを詳しく展示していますから、じっくり見極めることができます。
NFTマーケットプレイスの評判や信頼性は十分か
SNSなどの評判にも注意しておくべきです。
悪意のある出品者がいないかどうか、偽物が出品されたことがないかどうかなど、経験された方がSNSに記載していますので、よく調べておくべきです。
また海外のマーケットプレイスは日本語対応していない場合がほとんどですので、取引に関する条件などを正しく理解する必要があります。
取引にかかる手数料は安いか
各マーケットプレイスにおいて出品や購入の際の手数料がどうなっているかも確認しておくべき点です。
アイテムや支払い方法によってパーセンテージが異なる場合があります。
特に頻繁に利用する場合は多額になってきますから注意してください。
幅広い支払方法に対応しているか
支払い方法はイーサリアムなどの特定の仮想通貨となっている場合がほとんどです。
事前に仮想通貨取引所で必要な通貨を購入し、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットに保管しておく必要があります。
クレジットカードや法定通貨での支払いが可能な場合もありますので、マーケットプレイスごとにどうなっているかをよく調べておくべきです。
NFTマーケットプレイスを使用する場合の注意点
NFTマーケットプレイスを使用する場合の注意点について解説します。
偽物のNFTも存在する
まれに偽物が出品されていることがあります。
ほとんどのマーケットプレイスでは厳しく審査され偽物などは展示できなくなっていますが、実際に偽物が出品された事例も存在します。
価格が非常に低く設定されている、何となくニュアンスが違うというような場合は要注意です。
取引をする前に利用規約を確認する
利用規約はよく読んでおく必要があります。
購入時の支払い条件はどうなっているか、使用可能な通貨は何か、支払い期限はどうなっているか等です。
また手数料も購入物や支払い方法によって設定が異なっていることがありますからよく注意しましょう。
海外のマーケットプレイスでは英語での表示しかない場合がほとんどですが、自動翻訳機能などを利用して正確に把握しておく必要があります。
フィッシングサイトに誘導される可能性もある
実在する企業などになりすまして、メールなどを送り、不正なリンクに誘導して、情報を盗むあるいは送金をさせるというのがフィッシング詐欺です。
有名なマーケットプレイスを装ったメールも横行しているようですから、注意が必要です。
万一不審なメールが送信された場合、メールの差出人をよく調べる必要があります。
NFTマーケットプレイスに関するよくある質問
NFTマーケットプレイスに関するよくある質問に回答します。
NFTマーケットプレイスで売買するメリット・デメリットは?
従来不可能とされていたデジタル資産の唯一性を証明できることになり、トークンを資産として売買、保有することができるようになったということが最大のメリットといえます。
ブロックチェーン技術によって非代替性トークンが開発され、誰でもが自由に産み出すことが可能な新たな価値が創造され、それをNFTマーケットプレイスで取引できるようになったわけです。
ただしそのブロックチェーン技術の急速な発展に社会的な規範や法整備が追い付いていないのが現状であり、また暗号資産の価格は大きく変動することもあり注意を要します。
デメリットとしては、トラブルに巻き込まれたり予想外の価格下落に驚くことがないように、リスクヘッジの方法を調べておかなければなららいということです。
NFTマーケットプレイスで返品やキャンセルはできる?
返品やキャンセルは基本的にはできないものと考えておかなければなりません。
デジタル上にのみ存在するものですから、ブロックチェーン上の記録が全てです。
一旦取引として成立したものはそれを取り消すことはできません。
どうしても手放したいのであれば、新たにマーケットプレイスで転売するという方法をとらなければなりません。
NFTマーケットプレイスでできることはなに?
マーケットプレイスでできることは、NFTを出品すること、出品されているものを購入すること、購入したものを転売することです。
いずれの場合も、主に価格設定には3つの方法があります。
オークション形式で最も高額を提示した人が購入できるというものや出品者の設定価格に応じて購入すること、展示品に価格を提示して購入を申し込むことなどがあげられます。
マーケットプレイスによってはオークションができないなどということもありますので注意が必要です。
おすすめのNFTマーケットプレイスまとめ
本記事では「おすすめのマーケットプレイスや選び方、注意点」について解説しました。
NFTマーケットプレイスではデジタルアートやアイテムを出品、購入、あるいは転売することができます。
出品に際しては事前の審査が厳しい場合もありますので、出品条件をよく調べておく必要があります。
購入する際は、手数料や対応通貨などについて事前に調べておくと安心して取引を進めることができます。
本記事で解説したNFTマーケットプレイスの特徴や注意点などを参考にNFTを取引してみてはいかがでしょうか。