コスモス(ATOM)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

コスモス(ATOM)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • コスモス(ATOM)の特徴や将来性を知りたい
  • コスモス(ATOM)の購入手順を知りたい
  • コスモス(ATOM)を購入するのに最適な仮想通貨取引所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「コスモス(ATOM)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」などをお伝えしていきます。

取引所名特徴公式サイト
コインチェックロゴ
Coincheck(コインチェック)
  • アプリダウンロード数が国内No.1!
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

コスモス(ATOM)とは?

atom公式サイト

出典:https://atom.io/

コスモス(ATOM)とはブロックチェーンの相互運用を可能にするプロジェクトであり、Cosmos(コスモス)上で取引される仮想通貨がATOM(アトム)です。

「The Internet of Blockchains」をコンセプトに掲げ、ブロックチェーン間の障壁の無い世界を目指しています。

互換性のない異なるブロックチェーンを繋げることで、ブロックチェーン業界が抱えている問題を解決できます。

ブロックチェーンを繋げられれば、取引所を経由しなくても通貨を交換できたり、dAppsの相互運用が可能となったりするほか、性能向上や新しい可能性が望めます。

2022年7月現在、国内でATOMを取り扱っている仮想通貨取引所はGMOコインのみです。

コスモス(ATOM)の基本情報

コスモス(ATOM)の基本情報を表にまとめました。

シンボルATOM
発行上限259,572,057ATOM
上場時期2019年5月14日
提唱者Jae Kwon
公式サイトコスモス(ATOM)公式はこちら

コスモス(ATOM)の将来性/今後の普及について

デジタルコスモス

コスモス(ATOM)の将来性や今後の普及などについて解説していきます。

新規開発が期待大

コスモスは「Cosmos SDK」という誰でも簡単にブロックチェーンを開発できるサービスや「Ethermint(イーサミント)」というスマートコントラクトの開発が可能なサービスを提供しています。

スマートコントラクトとは、事前にプログラムしておくことで契約を自動的に執行できる仕組みです。

購入者と販売者のアクションは同時に起こるため決済のトラブルが回避でき、様々なビジネスシーンにおいて期待されています。

Ethermintは、イーサリアムのブロックチェーンの約20倍のスピードでデータを処理でき、高速送金や決済に向いています。

また、Cosmos SDKは、Javaのような簡単なプログラミング言語を利用でき、簡単な開発を可能とします。

Cosmos SDKを利用した代表的なブロックチェーンでは、海外の大手仮想通貨取引所であるバイナンスのBinance Chain(バイナンス・チェーン)が有名です。

その他にもクロスチェーンのDeFiプラットフォームであるKava、ステーブルコインプロジェクトのTerra MoneyなどもCosmos SDKを利用しています。

日本では自動車メーカーTOYOTAの中古車販売に関するデータ連携にも利用されているなど、アプリやサービスが数百種類以上開発されています。

保険、不動産、医療など様々なジャンルで利用できるため、コスモス上でのより多くのシステム開発が期待されています。

類似プロジェクトとの共生と差別化

ブロックチェーンをつなぐプロジェクトは複数存在します。

日本人が手掛けるAstar Network(アスターネットワーク)や、Polkadot(ポルカドット)などがその代表例です。

時価総額ランキング上位にも入るPolkadotがライバルと言われていました。

しかし、現在はコスモス、Astar NetworkともにPolkadotと接続し、協調戦略を採っています。

相互運用に関しては共生しつつも差別化を図れるかが、更なる普及の鍵と言えます。

開発元のTendermint社が安定に欠ける

2022年07月02日にコスモスの主要な開発企業Ignite(イグナイト)のCEOであるPeng Zhong氏が辞任を表明しました。

また、約140人以上いたスタッフの半分以上が離職したと報じられています。

Igniteはコスモスを開発したTendermint(テンダーミント)が2つに分裂してできた組織です。

Tendermintのもう一つの分裂先であるNewTendermint(ニューテンダーミント)に一部の従業員は引き抜かれたようです。

Igniteの主力製品「Emeris(エメリス)」の開発は保留されており、開発会社間で安定性に賭ける点は懸念です。

コスモス(ATOM)の注目ポイント

アトムコイン

コスモス(ATOM)の注目ポイントについて解説していきます。

ブロックチェーンを繋ぐプロジェクト

現在、ビットコインを始めとした多くのブロックチェーンには互換性がありません。

ですが、コスモスの「PegZone」という独自のチェーンを仲介すれば、互換性のないブロックチェーン同士を繋げられます。

コスモスは「Zone」と呼ばれるブロックチェーンを「Cosmos Hub」という中継地点で接続します。

ビットコインやイーサリアムなどは、「Zone」に相当します。

ブロックチェーン同士が繋がることで、負荷を下げられ、スケーラビリティ問題の解決に繋げます。

スケーラビリティ問題とは、利用者が増え過ぎることで起こる、処理の遅延や手数料の高騰といった、主要なブロックチェーンが内包する問題のことです。

ブロックチェーンの仮想通貨の取引や、各ブロックチェーンのアプリケーションの利用も可能となります。

環境に優しいDPoSを採用

コスモス(ATOM)はコンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof-of-Stake)を応用したDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用しています。

ビットコインやイーサリアムはPow(Proof-of-Work)を採用しており、報酬を受け取るには多大な計算量を要するため、高性能な機器が必要で莫大な電力を消費します。

それに対してPoSは所有コイン数に応じて報酬が支払われるため、環境に優しいのが特徴です。

DPosは自身のトークン保有量に他のトークン保有者からの委任された票を合わせた合計数に応じて報酬が支払われます。

保有者が推薦する相手に投票してブロック生成の権利を委任できる点がPosとの違いです。

Polkadotとトークンスワップ可能に

2021年4月にはPolkadot(ポルカドット)のテストネットでの接続が成功していました。

そして、2022年7月にはPolkadot(ポルカドット)のパラチェーンがコスモス基盤の分散型取引所Osmosis(オズモシス)と提携し、DOTのトークンスワップができるようになりました。

トークンスワップとは別のブロックチェーンへと効率よく移動させる、仮想通貨の取引のことです。

また、2022年05月26にはWormhole(ワームホール)もコスモスに対応することを発表しています。

Polkadotとの接続は互換性のない異なるブロックチェーンが現実的に繋がった一例であり、更なる接続が期待されます。

コスモス(ATOM)の購入手順

パソコン

コスモス(ATOM)の購入手順を解説していきます。

1.GMOコインで口座開設を進める

GMOコインの口座開設はアカウント登録、個人情報の登録と本人確認、口座開設コードの入力の3ステップで行います。

口座開設にはメールアドレスが必要です。

本人確認にはスマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影する「かんたん本人確認」がおすすめです。

本人確認には運転免許証、マイナンバーカード、顔写真のついた住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書のいずれかが必要になるので予め用意しておいて下さい。

「かんたん本人確認」を利用すれば24時間いつでも、最短10分で取引が開始できます。

2.GMOコインで開設した口座に日本円を入金する

GMOコインには即時反映される「即時入金」と、銀行の窓口やATM等から行う「振込入金」の2つの入金方法があります。

即時入金はインターネットバンキングの口座から、入金手数料無料で入金できます。

利用できるのはGMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行です。

振込入金はどの金融機関からでも振込が可能で、振込先の口座は「GMOあおぞらネット銀行」と「楽天銀行」です。

3 .GMOコインでコスモス(ATOM)を買う

GMOコインは、「取引所」と「販売所」の2種類の購入できるサービスがあります。

「取引所」は買い手と売り手が取引する場所で、「販売所」はGMOコインを相手に仮想通貨を取引する場所です。

コスモス(ATOM)はレバレッジ取引には対応しておらず、「取引所」の現物取引か「販売所」での取引となります。

ここでは、アプリ「GMOコイン 暗号資産ウォレット」から「販売所」を使った購入方法を紹介します。

「GMOコイン 暗号資産ウォレット」のアプリを起動し、ログインします。

画面下部のタブの「レート」、画面上部のタブの「販売所」の順にタップします。

銘柄が一覧で表示されるため、コスモス(ATOM)を購入するために、「ATOM」をタップします。

金額指定と数量指定のうち好きな方を選択して希望数を入力し「購入」をタップします。

注文確認の画面を確認して「注文確定」をタップすればコスモス(ATOM)の購入完了です。

コスモス(ATOM)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介

青いデジタル

コスモス(ATOM)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。

GMOコイン

gmocoin公式サイト

出典:https://coin.z.com/jp/

GMOコインは2年連続でオリコン顧客満足度1位を獲得している大手仮想通貨取引所です。

GMOあおぞらネット銀行やGMOクリック証券など金融関連の事業を幅広く展開しているGMOインターネットグループの傘下なため、セキュリティも高く信頼できます。

2022年7月時点では22銘柄を取り扱っていて、入出金手数料、送金手数料、販売所取引手数料は無料です。

ただ、最低入金額は1,000円、最低出金額は1万円なため小額投資にはあまり向いていません。

分析ツールも充実していて、初心者から上級者まで利用しやすい仮想通貨取引所です。

国内ではコスモス(ATOM)を取り扱っている唯一の仮想通貨取引所でもあります。

コスモス(ATOM)の購入手順や将来性まとめ

宇宙

本記事では「コスモス(ATOM)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」について詳しく解説していきました。

Cosmosは、高速な取引が可能で環境に優しいDPosをコンセンサスアルゴリズムに使用しています。

2022年7月にはPolkadot(ポルカドット)のDOTをトークンスワップできるようになりました。

コスモスを開発したTendermint(テンダーミント)が2つに分裂してできた組織であるIgniteのCEOが辞職したり、NewTendermintとの間で引き抜きがあったりと、会社の安定性には少々欠けます。

とはいえ、ブロックチェーンを開発できる「Cosmos SDK」やスマートコントラクト開発できる「Ethermint」などのツールも提供していて、将来性には期待できます。

海外では多くの取引所がATOMを取り扱っていますが、国内ではGMOコインのみの取り扱いです。

海外の仮想通貨取引所は国内の仮想通貨取引所を開設して仮想通貨を買って送金するひと手間が必要となりますし、ATOMを取引するならGMOコインがおすすめです。

なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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