この記事を読んでいるあなたは、
- NFT写真は売れるのか知りたい
- NFT写真を販売する方法を知りたい
- NFT写真を売るためのコツを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「NFT写真の始め方や販売手順、おすすめの販売方法」などをお伝えしていきます。
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
NFT市場で写真って売れないの?
デジタルデータが唯一無二のものであることを示す技術が付与されているデータは、写真であっても販売して利益を得ることは可能です。
誰でも創作活動ができることで注目されいるNFT技術は写真データにも付与することが可能となっており、高額なものであれば数百万円で取引されることもあります。
技術が開発されたばかりの頃はドットの絵やイラストが主流でしたが、徐々に写真やその他のデータも創作作品として取引され始めています。
日本からも世界有数のフォトグラファーは多数誕生しており、いくつかポイントを抑えることで一般人からもプロになれると注目されている分野です。
写真をNFT化して販売する方法・手順
写真をNFT化して販売する方法・手順を解説していきます。
1.NFT化する写真を撮影する
最初に販売する作品を撮影していきます。
需要がある写真であればどんなものでも構わないものの、特定の建物やキャラクター、人物といったものを無断で撮影すると著作権法に触れる可能性があります。
著作権は写真や絵であっても、その他のものを販売する場合でも必ず意識しなければならない法律となるため、基礎知識として最初に覚えておくことが推奨されます。
自然や著作権に当たらない写真を撮影し、販売したい写真に唯一の価値を付与していきますが、写真を販売するマーケットによって有効なファイルが異なるため注意しましょう。
たとえば、OpenSeaで販売を考えている場合はJPG、PNG、GIF、SVGが有効なファイルとなっています。
2.仮想通貨取引所の口座を開設する
販売する作品が完成してから、売買に使用する暗号資産を獲得するために販売所への登録を行っていきます。
使用する暗号資産はイーサリアム(ETH)という銘柄で、ビットコインに次いで有名な銘柄であることからほとんどの販売所での取り扱いが行われています。
特に国内販売所のコインチェックやGMOコインといった大手販売所では、日本語でのサポートが充実した環境で暗号資産を購入できるため、初めて使用したい方におすすめです。
なお、口座開設には本人確認書類の提出が必要であり、提出後に承認されるまで少し時間がかかるため、時間には余裕を持った行動が必要です。
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3.取引所でイーサリアム(ETH)を購入する
販売所への登録が完了し、口座開設まで終えると、続いて作品を売買するためにイーサリアム(ETH)と呼ばれる暗号資産を購入していきます。
ETHは作品を売買する際に発生する手数料などの支払に使われるため、暗号資産の投資をする予定がなくても購入しておく必要があります。
暗号資産の購入方法は使用する販売所によって異なりますが、おおむね銀行送金などで入金を行い、入金後にETHを選択、購入量を設定して反映を待つといった流れです。
手数料分だけであれば大金を入金する必要はなく、また入金の手数料が無料であるサイトが多いため、少額からの使用がおすすめです。
4.MetaMaskでウォレットを作成する
続いて様々な場面で使用する暗号資産を管理するためのWalletと呼ばれるものを作成していきますが、作成するサイトは扱いやすいMetaMaskがおすすめです。
普段からGoogle Chromeを使用している方は拡張機能を使用することで新たにダウンロードしてくる必要はなく、拡張を選ぶだけで簡単に導入できます。
また、MetaMaskはWalletの中でも有名なサイトであることから、今後も様々な暗号資産関連の操作にて使用できます。
サイトごとに使用するものを変更する必要がなく、有名であることから他サイトやシステムとの連携が簡単なため、MetaMaskを使用しておけばほぼ間違いありません。
5.OpenSeaとMetaMaskを連携する
導入したWallet、(今回はMetaMaskを導入した場合のOpenSea)との連携を解説していきます。
データ売買市場のプラットフォームとして有名なOpenSeaのサイトにアクセスし、作成を選択するとETHの送金を求められます。
送金するために作成したMetaMaskを選択して、送金するための準備を整えていきます。
必ず使用するサイトがMetaMaskとOpenSeaである必要はありませんが、多くの使用者が2つのサイトを活用しており、多くの情報が集まりやすくなっています。
特に大きな不利益もないため、なにか理由がない限りは上記2つのサイト使用が推奨されます。
6.MetaMaskにイーサリアムを送金する
作品を売買する際に必要となる手数料を支払うため、販売所にて購入したETHをWallet、MetaMaskへと送金していきます。
送金方法は使用する販売所によって多少異なりますが、基本的にメニューから送金を選び、送金する銘柄を選択、送金する額を指定して、MetaMaskの送金アドレスを入力という手順です。
送金アドレスはMetaMaskのメニューから確認できるため、間違えないよう確実にコピーとペーストをするようにします。
アドレスを間違えると送金した金額は戻ってこないため、十分な注意を払って操作することが重要です。
7.NFT写真を出品/販売する
MetaMaskとOpenSeaを連携させ、手数料となるETHの送金まで完了したら、次に撮影した写真を出品していきます。
OpenSeaのトップページから新しいアイテムを制作するというボタンがあり、クリックすることで作品をアップロードする画面に移行します。
作品ページでは作品データ、名前、価格の付け方を固定にするのか、オークションのような形式にするのかといったものを選択していきます。
すべてを入力し、選択できれば、作品を投稿するボタンを押して投稿は完了します。
NFT写真を売るためのコツ
NFT写真を売るためのコツを解説していきます。
SNSでファンを獲得する
作品を投稿するだけでは多くの目に止まることはないため、作品を投稿したのと同時にSNSなどで作品を宣伝することを忘れないようにしましょう。
宣伝と言うと少し難しそうに感じますが、TwitterやInstagramにて作品を投稿して多くの人の目に触れるようにするだけで作品や投稿者の知名度は上がります。
投稿するSNSの管理は面倒ですがTwitterとInstagram、両方を連携させるようにして投稿すると両方のいいとこ取りができるためおすすめです。
たとえばTwitterであれば写真の作者同士でグループができているため繋がりやすく、Instagramであれば一目で多くの写真を見てもらうことができます。
NFTで流行っているものに乗っかる
独自の作品を売り出すことももちろん大切ですが、始めて間もない方は知名度もファンもないため、流行りに乗るのは今後のためにも有効な手段です。
作者がそれぞれ得意なものを撮る写真といっても流行り廃りはあり、その流れはインターネットという特性上かなり早く、そして1つの流行の波は強いです。
上手く流行りに乗ることができれば、流行りの作品は連鎖的に売買が行われる性質があるため、始めたばかりの方でも作品の売買が成立する可能性が高くなります。
作品が売買できない方は、まずはトレンドを調べて真似して流行に乗ってみると売れる可能性はあります。
最初から高額で販売しない
新しい作者の作品を最初から高額な値段で購入する方はほぼいないため、知名度を上げるための投資として最初は低額の値段で売買を始める意識が大切です。
低額であれば見知らぬ作者の作品であっても、少し気に入ったから買ってみようという考えになり、作品が良ければSNSなどによって評判が広がります。
最初から利益を出すのは難しいですが、知名度を上げるための投資と割り切って少額から販売していき、知名度が上がるにつれて徐々に値段を上げていきます。
取引通貨はイーサリアムに設定して販売する
売れる作品で作者の知名度が高くても、自分が使用している通貨で購入できなければ買い控える方は多いため、市場で主流の銘柄であるETHを使用した売買を行います。
他の暗号資産銘柄であっても売買することはできますが、投資活動を活発に行っている方のほとんどがETHで投資を行っているため、現在の市場では主流の銘柄です。
また、上記で紹介したOpenSeaもデータ売買にて最も盛んに取引が行われている市場であることから、よほどの理由がない限りは同サイトの使用がおすすめです。
写真の売買を始める際、ETHにて売買、出品にはOpenSeaを使用するといった2点を変える理由はあまりないといえます。
販売する写真のコンセプトは統一する
様々な作品を唯一のものとして売買できますが、より売買を活発に行いたい方は撮影テーマを統一して購入者に集めたいという気持ちにさせることも重要です。
たとえば市場で売れている作品にはしっかりとしたストーリーや作品テーマが設定され、世界観に合わせたキャラクターが魅力だと売買が行われています。
ストーリーや世界観が気に入ったからたくさんのキャラクターを集めたいという気持ちを購入者に持たせることが重要で、写真であっても同じことが言えます。
どのようなものを作品テーマにして売り出すのかにもよって売買の活発さは変わるものの、一風変わったものでも積み重ねることで評価されることもあります。
写真をNFT化して販売するメリット
NFT写真を販売するメリットを解説していきます。
誰でも気軽に売買することができる
唯一無二のものとして売買すると言うと難しそうですが、少し勉強するだけで誰でもスマホや趣味で撮影した作品を売買して利益を得られるところがメリットの1つです。
また、売り出されている作品を購入したい場合も、少しの知識があるだけで簡単に購入して手元に置いておくことができるところも、作者、購入者、両方にとっての利益です。
誰でも気軽に芸術作品となるものを出品できる、購入できるというところはこれまで芸術作品といえば価値が高く、ハードルが高いものというイメージを覆す新しいものです。
デジタル資産として保存することができる
物理的に存在していないデータに対して、唯一無二のものであるという証明を付与することで、デジタルデータであっても価値のあるものとなります。
これまでは簡単にコピーができてしまうため価値がなかったデータが、唯一のものであるという証明が付与されて資産として認められるほどの価値を得られたことは大きな転機です。
誰でも資産になるものを作り出せる、物理的に存在していないものでも資産として持ち続けることができるという点は、資産の幅を広げます。
また、購入したい、手放したいという際にも簡単に価値を保ったまま譲渡できるため、活発な資産の移動も期待されます。
改ざんや盗まれることなく安全に管理できる
唯一無二の作品であることの証明は、ブロックチェーン技術を使用しているため履歴の改ざんや価値の保証はほぼ永久的に継続されると言われています。
ブロックチェーン技術は多くの使用者へ分散してデータを保存しており、改ざんするために手を加えたとしても履歴は別のサーバーに保存されるため、実質不可能です。
盗もうとしてもデータが分散しているためすべてを集めることも不可能で、不正な操作を検知すれば自己防衛が反応したり、多くの使用者に通達されたりするものもあります。
二重、三重と不正を監視するプログラムが入っていることや、そもそもデータが分散しているため、人がデータの改ざんなどをすることはできず、安全に管理できます。
写真をNFT化して販売するデメリット
NFT写真を販売するデメリットを解説していきます。
著作権や肖像権などの法整備が整っていない
日本は特に先進国の中でもインターネット関連の法整備が遅れており、2021年ごろから活発となったデータ売買関連の法律も整っているとは言えません。
法整備が整っていないところを狙って詐欺や不正な複製品を売る人もいるため、購入時には注意が必要です。
販売手数料が高く利益を出しづらい
作品を売買する際には通信料として手数料が必要となりますが、市場の使用者が増えるにつれて通信を安定させるために手数料が高騰傾向にあります。
ETHという銘柄は以前より手数料の高騰が問題となっており、データ売買関連にも影響が出ています。
しかしETHは少しずつ通信面の改善を行っているため、いずれは安定すると推測されます。
NFT写真の価格変動が激しい
形がないものに価値がついているという点が特徴ではありますが、形がないため価値が安定しない時価というものになり、高騰も暴落も考えられます。
2021年に本格的な発展が始まったばかりであることから、今後数年は現在の価値を保ち続けると考えられるものの、その先は不明です。
また、暗号資産のように別のなにかから大きく影響を受けることも考えられます。
NFT写真の販売におすすめのマーケットプレイス3選
NFT写真を販売できるおすすめのマーケットプレイスを解説していきます。
OpenSea(オープンシー)
出典:https://opensea.io/ja
OpenSea(オープンシー)とはデータ作品販売の最大手とも言われているサイトであり、作品販売を考えている方はまず登録すべきサイトです。
OpenSeaはデータ作品の売買に特化できるようETHのシステムを基盤にして制作されているため、売買がスムーズに行えます。
また、最大手とも言われているサイトであることから使用者も多く、SNSと組み合わせることで多くの人に作品を見てもらうことができます。
Coincheck NFT
出典:https://nft.coincheck.com/
Coincheck NFTとは、暗号資産売買の大手Coincheckが運営しているデータ市場であることから信頼度は高く、暗号資産を購入する際には触れる機会の多いサイトです。
同サイトを使用した際のメリットは、Coincheckの口座を持っていれば売買時に必要となる手数料を必要としないところです。
特に売買を始めたばかりのころは少額から始めるため、手数料に利益の大半がなくなってしまうことが多いですが、同サイトであれば気にせず使用できます。
Adam byGMO
出典:https://adam.jp/
Adam byGMOとは暗号資産売買にて知名度のあるGMOコインや、ドメイン公式登録サイトであるお名前.comを運営しているGMOグループのサービスです。
複数のサイトにて知名度と信頼度が高いことに加え、販売されているデジタルアートを銀行振込やクレジットカードにて日本円から直接購入できるところが特徴です。
暗号資産の知識がない方でも、手軽に売買できます。
NFT写真を販売する際の注意点
NFT写真を販売する際の注意点を解説していきます。
必ずしも儲かるとは限らない
多くの作品は唯一無二の芸術作品として扱われますが、デジタルデータという特性上価値が一定にはならないため、出品したから、購入したからといって必ず儲かるとは言えません。
市場の価値や流行といったものに大きく左右されるため、儲けるために購入したいと考えている方は儲けるために情報収集や経験は必要になります。
出品したいと考えている方もまた、流行や売れそうな作品の傾向などの情報収集を欠かすことなく続ける必要があります。
未成年がNFT写真を販売する際は親の同意が必須
インターネット上で誰でも簡単に作品の売買ができるところが特徴ではありますが、暗号資産関連のサイトを使用する際には親の監督や同意が必要となる場合があります。
作品の保有や制作自体は未成年でも可能なものの、売買する際に必要となる手数料や売買時にやり取りされる売上金の多くが暗号資産です。
何歳からどの程度の規制があるのかはサイトによって異なるため、未成年で制作に興味がある方は利用規約をよく読み、親御さんと話し合っての使用が推奨されます。
仮想通貨の送金先に注意する
暗号資産関連を初めて扱う方によくある失敗が、送金先のアドレスを間違えているというものです。
たとえばOpenSeaとMetaMaskを連携させてETHを送金する操作をする際、送金先のアドレスを間違えやすいため注意が必要です。
間違って送金してしまった暗号資産は戻ってこないため、送金する際には確認が重要です。
【Q&A】NFT写真に関してよくある質問
NFT写真に関してよくある質問に回答していきます。
NFT写真でお金を稼ぐことはできる?
可能ですが、大金を稼ごうと思うと知識や技術、情報発信能力やマーケティング能力といったものも必要となります。
自分がどの程度の稼ぎをデータ売買に求めているのかにもよりますが、暗号資産や著作権といった知識は趣味の延長線上、お小遣いくらいの稼ぎであっても必要です。
また、副業として始めたい方は確定申告の知識も必要となるため、ある程度勉強してから始めることがおすすめです。
NFT写真を販売する際に手数料は発生する?
手数料は販売しようと思っているサイトによって異なるため、事前に調べておく必要があります。
手数料が必要ないサイトにCoincheck NFTがあるものの、使用者数はOpenSeaに劣るため売買できない可能性があります。
売買できなければ稼ぎにならないため、手数料無料をとるか多くの人の目に止まるよう使用者が多いサイトに登録するかは判断が難しいです。
スマホで撮った写真もNFTで販売できる?
スマホで撮影された写真であっても、売れる可能性は十分にあります。
一眼レフといった専門知識が必要なカメラを用意する必要はなく、必要なのは流行に乗っていることや世界観がしっかりと形成されているかなどです。
現在のスマホカメラは一眼レフに勝るとも劣らない画質を持っているため、写真を撮りたいと思った瞬間、すぐに取り出して撮影、売買が可能です。
初期投資を最小限にできるところも、データ売買を気軽に始められるメリットです。
国内外でNFT写真を販売している有名人はいる?
日本からデータ売買の市場に参加している人は、一般人や芸能人共に多数います。
たとえば写真家の山岸伸さんが2022年行ったオークションでは、自身で制作した写真集を市場にて販売しました。
2021年に女優の広瀬すずさんがデータ市場にて写真集を限定発売したとして話題となり、一般人だけでなく芸能人にも芸能活動の一環として活用されています。
また、流れの早い市場では何が売れるのかが予想できないため、過去には一般人の方が毎日撮った真顔の自撮り写真に高い価値が付いた場合もあります。
NFT写真の販売方法や売るためのコツまとめ
この記事では、「NFT写真の始め方や販売手順、おすすめの販売方法」などを解説しました。
データ売買は始める際の初期投資はあまり必要なく、スマホや暗号資産の知識があれば誰であっても簡単に始めることができます。
大金を稼ぐには知識や情報発信能力といったものが必要となってきますが、継続していくことで得られる知識でもあります。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。