.SWOOSH(ドットスウッシュ)とは?できることや登録方法、将来性について解説

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この記事を読んでいるあなたは、

  • .SWOOSHとは何か知りたい
  • .SWOOSHは日本で利用できる?登録方法は?
  • .SWOOSHでは何ができるのか知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では「.SWOOSHの概要やできること、登録方法や将来性」などについてお伝えしていきます。

なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

.SWOOSH(ドットスウッシュ)とは

.SWOOSH

出典:https://www.swoosh.nike/location

.SWOOSHとは、2022年11月に立ち上げられたスポーツブランド・NIKEによるWeb3プラットフォームです。

.SWOOSHは、NIKEと関係のあるアスリートから一般消費者までが平等にスポーツの未来をデザインし、シューズやウェアなどの製品を購入・所有できるバーチャル空間となっています。

また、サイト上で発表されるウェア類は、登録メンバーがバーチャル空間で着用できる予定となっています。

実際の製品の予約購入、イベントへの参加権なども取得でき、アスリートやデザイナーと直接やりとりできるチャンスもあります。

2023年に発表された初のデジタルコレクションや、プラットフォーム内でのバーチャル製品の共同制作チャンスなど、今後も多様な活動が行われていく予定となっています。

スポーツメーカーNIKEによってリリースされている

ナイキ公式サイト

出典:https://www.nike.com/jp/

.SWOOSHは、スポーツメーカーNIKEによってリリースされています

NIKEはスポーツシューズ、アパレルをはじめ、スポーツ機器、サービスの設計や開発に至るまで、世界的なマーケティングと販売を行う企業で、スポーツ用品の大手メーカーです。

社名は、同社社員であるジェフ・ジョンソンが夢で見たギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー (Nike)」に由来しています。

また、.SWOOSHはナイキ・バーチャル・スタジオ(Nike Virtual Studios)傘下にあり、ナイキSNKRSアプリの元責任者であるロン・ファリスがトップを務めています。

Polygonのブロックチェーンを基盤に開発されている

Polygon

出典:https://polygon.technology/home

.SWOOSHは、Polygonのブロックチェーンを基盤に開発されています

Polygonはイーサリアムのブロックチェーンと一緒に動作するセカンドレイヤーとして機能する、ブロックチェーンネットワークプロジェクトです。

Polygon上のブロックチェーンはお互いに通信可能となっていて、それにより連携と受け渡しが簡単に行えます。

Polygonの特徴は取引スピードの速さと手数料の低さで幅広い経済活動の拠点となっており、市場で注目を集めているブロックチェーンのひとつです。

.SWOOSHはPolygonを利用することで、深刻になりつつある環境問題への配慮や、手数料の削減など利用者が使いやすいサービスを提供しています。

2023年5月現在日本では利用することができない

.SWOOSHは2023年5月現在、日本で利用することはできません

.SWOOSHはベータ版で欧米の一部の地域からアクセスを開始しており、以下の国々ではすでに利用することができます。

  • イギリス
  • デンマーク
  • ドイツ
  • フランス
  • イタリア
  • オランダ
  • ノルウェー
  • スペイン
  • スウェーデン

2023年5月現在もアクセスできる国や地域を広げている最中で、アメリカのアトランタ、ロサンゼルス、シャーロット、タラハシー、ルイビル、ニューヨークの6都市でアクセスコードを配布するイベントを行っており、今後もこのようなイベントが期待されます。

日本ではまだ利用はできず、利用開始日も不明ですが、利用できる地域や国を徐々に広げていることから日本での利用もそう遠くないかもしれません。

.SWOOSHでできること

グッドマーク

.SWOOSHの提供コンテンツについて解説していきます。

バーチャルで着用できるNIKEアイテムNFTの収集・売買

.SWOOSHでは、NIKEアイテムのウェアラブルNFTの収集や売買をすることができます

.SWOOSHではNIKEオリジナルのウェアラブルNFTが発表され、シューズ、ジャージ、アクセサリーといったラインナップが購入できるようになっています。

もちろんバーチャル製品となっており、メタバース空間やゲーム内でのみ使用可能となっています。

NIKEアイテムNFTは、自分のコレクションとして収集する他、NFTマーケットで売買することもできるため、他のユーザーとの交流にも役立てることができます。

実際の製品とは異なるデザインや形のアイテムがあるのも、バーチャルならではの楽しみでしょう。

製品のデザイナーとのチャット

.SWOOSHでは、製品のデザイナーとのチャットができます

.SWOOSHでは独自のコンテンツとしてコミュニティチャレンジが行われており、登録しているメンバーであれば誰でもNIKEとの共同制作できる権利に挑戦する機会があります。

また、こうしたコミュニティチャレンジやイベントを通じてNIKEのデザイナーやクリエイターとチャットで直接やりとりできるチャンスもあり、NIKEファンやコレクターにとっては貴重な体験となるでしょう。

現場で活躍するデザイナーやクリエイターと接する機会はなかなかないため、NIKE愛用者としての声を伝えたい人にとっては良い経験になります。

物理的な靴の先行予約

.SWOOSHでは、物理的な靴の先行予約ができます

物理的な靴とはバーチャルシューズではなく実際に販売されているシューズを指し、ウェアラブルNFTを所有しているユーザー限定のコンテンツとして、現実世界の靴の先行予約が可能となります。

予約方法について詳しい内容は明確になっていませんが、例えばOF1の初回販売のように、購入権となるデジタルポスターがエアドロップで配布されることも考えられます。

いずれにせよ.SWOOSHへメンバー登録し、さらにNFTを購入しなければ予約特典は得られないことを頭に入れておきましょう。

NIKEのNFTアイテム作成

.SWOOSHでは、NIKEのNFTアイテムの作成ができます

.SWOOSHでは、コミュニティチャレンジと呼ばれる、NFT作成イベントがあります。

コミュニティチャレンジで優勝すると、NIKEと共にNFT商品の作成ができる上、開発した商品ごとにロイヤリティを受け取ることもできます。

イベントに参加することでNIKEのクリエイターと交流できたり、自身の意見やアイディアをNIKEの商品へ活かしたりと、クリエイターにとっては大きな経験となるはずです。

現役クリエイターはもちろん、クリエイター志望者、未経験者など登録メンバーであれば誰でも参加することができます。

限定イベントへの参加

.SWOOSHでは、限定イベントへの参加ができます

限定イベントはバーチャル上での各種イベント、アスリートやNIKEのデザイナーと会話ができるイベントなどが予定されています。

その他、NFTについて学べるサービスや.SWOOSHで成功する方法についての講習会などもあります。

2023年現在、.SWOOSHは全ての地域や国で利用できるわけではありませんが、将来的に全ての人に対して.SWOOSHでの新しい体験を広めることを視野に入れて動いています。

ここ数年で急速に進歩し注目を集めているメタバースや仮想通貨、NFTなどを敬遠している人も、.SWOOSHをきっかけに始めてみるのも良さそうです。

.SWOOSHで購入できるアイテム

.SWOOSHで購入できるアイテム

出典:https://twitter.com/dotSWOOSH/status/1648011454090706944?s=20

2023年4月、.SWOOSH初のNFTコレクションである「Our Force1」が発表されました

NIKEの人気スニーカー「エアフォース1」をオマージュし「OF1 BOX」という名前になっています。

OF1 BOXの所有者には、「Classic Remix」または「New Wave」のどちらかのボックスが提供されます。

各ボックスの価格は、日本円で約2,800円となっています。

どちらにも「AF1(エアフォース1)」コレクションにインスパイアされたNFTスニーカーが含まれており、NIKEコレクターやファンにとっては購入しておきたいコレクションとなっています。

発売初日で3,000人以上が購入した

2023年5月に「OF1 BOX」の販売し、初日販売で3,000人以上のユーザーが購入したと報告されています。

購入できたのはメンバー登録した人のうち、デジタルポスターを受け取った人のみとなっており、5月8日が発売初日でしたがシステム不具合から14日にずれ込み、一般販売も10日の予定が24日にずれることとなりました。

アクシデントはあったものの今後もこのようなNFTコレクションは増えていく予定です。

今回日本では利用、購入できませんでしたが、次回に期待しましょう。

.SWOOSHの登録方法

方法

.SWOOSHは日本ではまだ利用できず、また利用開始がいつになるかも不明ですが、サービス開始時にスムーズに始められるように登録方法について知っておきましょう。

日本で利用できるようになった際には、.SWOOSH公式サイトにアクセスし、NIKEアカウントでログインします。

欧米など一部の先行地域ではアクセスコードを先着順で配布しており、アクセスコードがもらえなかった場合は待機リストに名前が追加され、順次登録できるようになっています。

しかし、NIKE側でもシステム改善に注力しているため、早い段階で先着順によるコード配布は廃止になる可能性もあります。

そのため、日本での利用開始時には、誰でも登録できるようになっていることも視野に入れておきましょう。

.SWOOSHの将来性について

将来

.SWOOSHの将来性について解説していきます。

NIKEバーチャルクリエイションのメインサービスになる予定

.SWOOSHは、NIKEのWeb3プロジェクトのメインサービスになる予定です

.SWOOSHは上記のようなバーチャル体験の他、新しいデジタルコレクションの発表やイベントの開催場所として活用されるでしょう。

NIKEは.SWOOSHの開発を短期間で完成させるのではなく、長期的に開発・運用していくものだと考えているようです。

また.SWOOSHはNIKEのWeb3プロジェクトのスタートラインにすぎず、今後NIKEのWeb3ロジェクトに参入するには.SWOOSHへの登録が前提になります。

そのため、Web3プロジェクトが注目されるほど、.SWOOSHの登録者数も増えていくと考えられます。

今までにないデザインの製品が登場する可能性がある

.SWOOSHは、今までにないデザインの製品が登場する可能性があります

.SWOOSHではNIKEのクリエイターだけでなく一般ユーザーやクリエイター、NIKEファンなど多種多様な人たちのコミュニティがあります。

そのため、万人向けの商業的なものではなく、コアなデザインの製品、個人の好みをより反映した製品を作成できることから、コミュニティチャレンジではこれまでにない画期的なデザインの製品が生まれる可能性があります。

また、.SWOOSHによって新たなデザイナーやクリエイターが現れて成長することで、.SWOOSHユーザーやNIKEファンにとって新しい体験ができることが期待されます。

仮想通貨に詳しくなくても参入できる

.SWOOSHは、仮想通貨に詳しくなくても参入できます

.SWOOSHでは、全てのNIKEファンのためにメタバースや仮想通貨の知識がないユーザー向けのサポートがあります。

.SWOOSHに登録していれば、自身のIDを伝えるだけで登録しなくてもデジタル資産信託会社のBitGoが管理・作成するウォレットを提供してもらえます。

ウォレットは.SWOOSHの製品にしか利用できませんが、仮想通貨の知識がないユーザーでも購入・所有しやすいサービスとなっているため、.SWOOSHの利用者は世界中で増加するでしょう。

日本ではまだ利用できませんが、.SWOOSHによってNFTや仮想通貨なども益々盛り上がることも考えられます。

.SWOOSHの概要や登録方法まとめ

まとめ

この記事では、「.SWOOSHの概要やできること、登録方法や将来性」などについてお伝えしてきました。

.SWOOSHとは2022年11月にスポーツメーカー大手NIKEが立ち上げたWeb3プラットフォームで、全ての人が平等に利用できることを目指しています。

.SWOOSHに登録したユーザーはNIKEのバーチャルシューズやジャージなどのウェア類を購入・所有・売買することができたり、コミュニティチャレンジによりNIKEとの製品共同制作の権利を獲得できたりするチャンスもあります。

またアスリートやNIKEのデザイナーと直接やりとりもできるなど、NIKEファンでなくても楽しめる仕様になっています。

今後、日本でも利用できるようになった時に向けて、この記事で紹介したできることや登録方法を知っておき、バーチャルでの取引やイベントを楽しみましょう。

なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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