この記事を読んでいるあなたは、
- 審査に通りやすいクレジットカードは?
- 審査に不安だが、クレジットカードを持ちたい
- 審査に通りやすいクレジットカードは誰でも持てる?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「審査に通りやすいおすすめのクレジットカードや審査の実態」などについてお伝えしていきます。
審査に通りやすいクレジットカード比較表
審査に通りやすいクレジットカードの比較は、以下の表の通りです。
カード名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
| 三井住友カード公式 | |
| 楽天カード公式 | |
| PayPayカード公式 | |
| ライフカード公式 | |
| セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード公式 |
【大前提】クレジットカードには必ず審査が存在する
クレジットカードの申し込みをすると、必ず審査が行われます。
クレジットカードとは、利用者が買い物をした際にカード会社が買い物金額を立て替えるサービスです。
そのため、カード会社は貸し倒れなどのリスクを回避するために申込者に対して審査が必要になります。
申込者の収入や職業、返済能力など様々な情報を総合的に判断してカード発行の可否を判断しています。
審査に通りやすいクレジットカード7選
審査に通りやすいとされているクレジットカードを7つ紹介していきます。
- 三井住友カード
- プロミスVisaカード
- 楽天カード
- PayPayカード
- ACマスターカード
- ライフカード
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
三井住友カード
出典:https://www.smbc-card.com/index.jsp
三井住友カードとは、三井住友銀行が運営する銀行系のクレジットカードです。
メガバンクが運営しているため、セキュリティ体制も充実しており、安心して利用できます。
汎用性の高いVポイント(24年4月にTポイントと統合)がたまるカードで、諸条件を満たすと最大7%の高還元率を実現できます。
また、SBI証券で資産運用を行う際にもVポイントをためられるため、ポイントをためてお得に日常生活を送りたい人におすすめのカードです。
■特徴
三井住友カードの特徴は、以下の通りです。
- ポイント還元率が良く汎用性の高いVポイントがどんどんたまる
- メガバンクの運営でセキュリティ体制も充実
- SBI証券での資産運用をする際のカード決済でポイントがたまる
■概要
三井住友カードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短即日(カードレスで即日利用可能) |
---|---|
申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
還元率 | カード利用金額200円で1ポイント(Vポイント)(※各種条件達成で最大7%ポイント還元) |
年会費 | 永年無料(ゴールドカードなどは除く通常カードの場合) |
ブランド | Visa、Mastercard |
締め日・支払い日 | 毎月15日締めの場合、翌月10日支払い/毎月月末締めの場合、翌月26日支払い(※選択可能) |
付帯保険 | 旅行代金を三井住友カードで決済すると、最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(※申し込み時に複数保険から選択可能) |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
公式サイト | 三井住友カード公式サイト |
プロミスVisaカード
出典:https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/promise/index.jsp
プロミスVisaカードとは、消費者金融であるプロミスのカードローンと一体型になったクレジットカードです。
三井住友カードの派生サービスなため、三井住友カードのポイント還元と、プロミスのカードローン機能を同時に利用できます。
また、プロミスのカードローン返済時の利息をカードで支払った場合も、ポイント還元の対象になります。
年会費も無料で、審査の難易度もそこまで高くないのもメリットです。
■特徴
プロミスVisaカードの特徴は、以下の通りです。
- プロミスのカードローン機能とクレジットカード機能が同時に利用可能
- 三井住友カード系列サービスのため、ポイント還元率が良い
- カードローンの利息支払いでもVポイントがたまる
■概要
プロミスVisaカードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短即日 |
---|---|
申込条件 | 満18歳以上のプロミス会員の人 |
還元率 | カード利用金額200円で1ポイント(Vポイント)(※対象のコンビニ、飲食店で最大20%ポイント還元) |
年会費 | 永年無料 |
ブランド | Visa |
締め日・支払い日 | 毎月15日締めの場合、翌月10日支払い/毎月月末締めの場合、翌月26日支払い |
付帯保険 | 旅行代金を三井住友カードで決済すると、最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(※申し込み時に複数保険から選択可能) |
国際ブランド | Visa |
公式サイト | プロミスVisaカード公式サイト |
楽天カード
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/
楽天カードは、顧客満足度でクレカ業種14年連続1位(外部機関調べ)に選ばれたクレジットカードです。
様々な店舗や飲食店、楽天市場での買い物でポイントが貯まりやすいため、多くの人に選ばれています。
学生や専業主婦でも保有している人が多く、比較的審査が厳しくないカードです。
新規入会で5,000ポイントをもらえるキャンペーンも頻繁に行っています。
不正利用への対処やセキュリティ体制も充実しているため、初めてカードを作る人にもおすすめです。
■特徴
楽天カードの特徴は、以下の通りです。
- 顧客満足度でクレカ部門14年連続1位
- 多くの店舗、飲食店でたまる楽天ポイントが人気
- 学生や専業主婦の人でもカード発行がしやすい
■概要
楽天カードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短即日 |
---|---|
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
還元率 | 100円の利用につき1ポイント(楽天ポイント還元) ※楽天市場での買い物で追加還元 |
年会費 | 永年無料(通常カードの場合) |
ブランド | Visa、Master、JCB、AmericanExpress |
締め日・支払い日 | 毎月月末締め、翌月27日支払い |
付帯保険 | 旅行代金の楽天カード決済で海外旅行死亡障害保険最高2000万円 |
国際ブランド | Visa、Master、JCB、AmericanExpress |
公式サイト | 楽天カード公式サイト |
PayPayカード
出典:https://www.paypay-card.co.jp/
PayPayカードは、バーコード決済サービスPayPayとの親和性が高いクレジットカードです。
年会費無料で、学生でも作りやすいカードのため、審査のハードルも低いです。
PayPayアプリの利用金額支払いカードに設定すると、最大1.5%のPayPayポイント還元が受けられます。
また、Yahooショッピングの利用では最大5%のポイント還元が受けられ、貯まったポイントは、PayPay残高として活用できます。
日常使いでポイントがたまりやすいカードなためおすすめです。
■特徴
PayPayカードの特徴は、以下の通りです。
- 年会費無料で学生でも審査に通りやすい
- PayPayアプリ利用金額の支払いカードに設定すると最大1.5%還元
- 貯まったPayPayポイントはPayPayアプリの残高として活用できる
■概要
PayPayカードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短7分 |
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申込条件 | 満18歳以上で本人もしくは配偶者に安定した収入がある人、学生(高校生を除く) |
還元率 | 利用金額200円ごとに1%※のPayPayポイント(※PayPayの支払い利用で最大1.5%還元) ※ご利用金額200円(税込)ごとに1%のPayPayポイントがもらえます。 ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。 ※ポイント付与の対象外となる場合があります。 例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」 |
年会費 | 永年無料(ゴールドカードは除く) |
ブランド | JCB、Visa、Mastercard |
締め日・支払い日 | 毎月月末締め、翌月27日支払い |
付帯保険 | 基本カードに付帯保険無し(※ゴールドカードのみ) |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard |
公式サイト | PayPayカード公式サイト |
ACマスターカード
出典:https://www.acom.co.jp/lineup/credit/
ACマスターカードは、消費者金融アコムの運営するカードローン一体型のクレジットカードです。
年会費無料で、アコムの自動契約機「むじんくんコーナー」にて最短即日カード発行できます。
消費者金融系のクレジットカードのため、審査の基準が厳しくありません。
また、他のカードのような汎用ポイントの還元はありませんが、毎月の利用金額のうち0.25%が自動的にキャッシュバックされる仕組みが存在します。
カード利用金額の支払いは、自動的にリボ払いになるため月々の支払金額を抑えたい人におすすめです。
■特徴
ACマスターカードの特徴は、以下の通りです。
- 年会費無料で即日カード発行可能
- 毎月の利用金額のうち0.25%が自動キャッシュバック
- カード利用金額が自動的にリボ払いとなる
■概要
ACマスターカードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短即日審査完了、カード発行可能 |
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申込条件 | 安定した収入がある人、アコムの審査基準を満たしている人 |
還元率 | 毎月の利用金額から0.25%自動キャッシュバック |
年会費 | 年会費無料 |
ブランド | Mastercard |
締め日・支払い日 | 毎月20日締め、翌月5日までの支払いで手数料無料。それ移行の支払いは自動的にリボ払いに移行。 |
付帯保険 | 特になし |
国際ブランド | Mastercard |
公式サイト | ACマスターカード公式サイト |
ライフカード
出典:https://www.lifecard.co.jp/
ライフカードは、年会費無料で作れるクレジットカードです。
学生専用カード等も用意しており、全体的に審査のハードルが低いとされています。
ポイント還元率も良く、入会後1年間は1.5倍、誕生日月には3倍のポイントが付与されます。
貯まったポイントは楽天ポイントや電子マネーなど、様々な特典に交換可能(1ポイント5円相当のレート)です。
お得にポイントをためたい人におすすめのクレジットカードです。
■特徴
ライフカードの特徴は、以下の通りです。
- 年会費無料で審査のハードルが低い
- 入会後1年間は1.5倍、誕生日月は3倍の高いポイント還元率
- ライフカードのポイントは1ポイント5円相当のレートで交換可能
■概要
ライフカードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短1営業日で審査完了、2営業日でカード発行 |
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申込条件 | 日本国内在住の18歳以上(高校生不可)で、電話連絡可能な人 |
還元率 | 利用金額1000円で1ポイント(入会後は1.5倍) |
年会費 | 永年無料 |
ブランド | JCB、Visa、Mastercard |
締め日・支払い日 | 毎月5日締め、当月27日または翌月3日に支払い |
付帯保険 | 最高2,000万円の海外旅行傷害保険、最大1,000万円の国内旅行傷害保険 |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard |
公式サイト | ライフカード公式サイト |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
出典:https://www.saisoncard.co.jp/amextop/pearl-pro/
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、年1回以上の利用で年会費が無料になるクレジットカードです。
カードを利用すると、セゾンポイントモールで様々な特典に交換できる永久不滅ポイントが貯まります。
通常のポイント還元率は0.1%ですが、QUICPay利用の場合還元率が2%と高水準です。
高年収の人向けのカードと思われがちですが、審査はクレディセゾンが行うため、ハードルは高くありません。
気軽に申し込んでも審査に通りやすい、おすすめクレジットカードです。
■特徴
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴は、以下の通りです。
- 年1回以上の利用で年会費が無料に割引
- カードの利用で永久不滅ポイントが貯まり、様々な特典に交換可能
- 審査のハードルが低く学生や主婦でも申し込みやすい
■概要
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの概要は、以下の表の通りです。
審査スピード | 最短即日審査完了、デジタルカードの場合即日発行(通常カードの場合、最短3営業日で発行) |
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申込条件 | 18歳以上の連絡可能な人 |
還元率 | 通常1000円利用で1ポイント、QUICPayの利用の場合2%還元 |
年会費 | 1,000円(初年度無料、前年に1円以上のカード利用で翌年も無料) |
ブランド | AmericanExpress |
締め日・支払い日 | 毎月10日締め、翌月4日支払い |
付帯保険 | 自動付帯保険は無し |
国際ブランド | AmericanExpress |
公式サイト | セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード公式サイト |
審査に通りやすいクレジットカードの選び方
審査に通りやすいクレジットカードを選ぶ方法を解説していきます。
以下で紹介する4つのポイントを参考に、申し込むクレジットカードを選ぶようにしましょう。
- 年会費が無料か
- 申込条件が甘いか
- 流通系・消費者金融系のカードか
- キャンペーンが開催されているか
それぞれ解説していきます。
年会費が無料か
年会費が無料のカードは、比較的審査基準が厳しくない傾向にあります。
一般的にクレジットカードの年会費は高ければ高いほど、高ステータスの証明となり、高年収の人向けのサービスで、審査も厳しいです。
高い年会費の代わりに、高額な限度額や特典が充実しています。
反対に、年会費が無料のカードは限度額が低い代わりに誰でも作りやすく、入会のハードルを低く設定しているため審査基準は厳しくありません。
申込条件が甘いか
申込条件が甘いカードに優先して申し込むようにしましょう。
基本的に、申込条件が甘いカードの特徴として、学生や専業主婦の人でも申し込めるようなカードが挙げられます。
反対に、カードによっては高年収のビジネスマン向けのものや社長、個人事業主向けの年会費が高いカードも存在します。
公式サイトの申込条件を確認したり年会費を考慮したりして、申込条件が厳しくないカードを優先的に選ぶようにしましょう。
流通系・消費者金融系のカードか
流通系・消費者金融系のカードは、審査に通りやすい傾向にあります。
クレジットカードには、メガバンクなどの銀行が運営している銀行系カード、外資系金融機関が運営している外資系カードなど様々な系統に分かれています。
中でも、小売業が運営している流通系カード(エポス、イオンなど)や消費者金融が運営しているカード(プロミス、SMBCモビット)は銀行系などと比較し審査が厳しくありません。
そのため、流通系・消費者金融系のカードに狙いを定めて申し込むのもおすすめです。
キャンペーンが開催されているか
新規申込キャンペーンが頻繁に開催されているカードは、比較的審査に通りやすいです。
カード会社の中には、新規の会員を獲得する目的で「初年度年会費無料」、「ポイントキャッシュバック」のようなキャンペーンを行っている会社も存在します。
通常よりも少し審査基準を緩くして、門戸広く受け付けている可能性があるためおすすめです。
クレジットカードの審査基準
クレジットカードの審査を行う際に、指標となる基準について紹介していきます。
カード審査の基準は主に以下の3点です。
- 個人情報
- 信用情報
- 収入・借入状況
それぞれ解説していきます。
個人情報
1つ目の情報は、年齢や勤務先、勤続年数といった個人情報です。
個人情報をもとに、申込者本人にどの程度の支払い能力があるのかを推定します。
家族構成や居住系態などもこの情報に含まれ、属性情報とも呼ばれています。
信用情報
他のクレジットカード利用履歴や各種ローンの利用状況など、個人の金融情報を取りまとめた信用情報を参考にしています。
この情報は信用情報機関に集積されており、どのカード会社もアクセス可能です。
信用情報から支払いの遅延や滞納がないかなどをチェックし、クレジットカードを作成するに値する人物かどうかをジャッジされます。
収入・借入状況
年収や他社からのカードローン、キャッシングなどの借入状況も重要な情報です。
これらの情報から、本人に返済能力が本当にあるのか否かを判断します。
本人の収入と現在の借入返済を計算し、新たにクレジットカードを発行しても問題なく使用額の支払いができるのかを確認し、カード審査を進めています。
クレジットカードの審査から利用までの流れ
クレジットカードの審査から、実際に利用できるようになるまでの流れについて紹介していきます。
主な手順は以下の4つです。
- 審査に必要な書類確認
- 在籍確認
- 信用情報の確認
- 審査結果の通知
それぞれ解説していきます。
審査に必要な書類確認
最初のステップは、審査に必要な書類の確認です。
必要な書類は主に「運転免許証などの本人確認書類」、「カード利用金額の引き落とし口座情報」、「源泉徴収や給与明細などの所得が確認できるもの」の3点です。
提出が求められる具体的な書類はクレジットカードによっても異なるため、申し込みの際に必要な書類をしっかりと確認しましょう。
在籍確認
次に、在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申し込み情報に虚偽の申告がないか確認するための作業です。
申し込みフォームに入力された職場に対し、実際に本人が在籍しているかの電話確認を入れる方法が一般的です。
最近では、電話を省略するケースや書類確認の際に提出した源泉徴収票、給与明細の社名で在籍確認を完了するケースも増えてきています。
信用情報の確認
続いて、信用情報の確認に入ります。
カード申込者が、カードを発行後に使用料を払えるのか、貸し倒れリスクがない信用に値する人物なのかをジャッジするために活用されます。
カード審査において最も重要なステップの1つです。
審査結果の通知
最後に審査結果が通知され、カードを利用できるようになります。
連絡は申し込み時のメールアドレスに届くのが一般的で、その後簡易書留などで実際のカードが送付されてきます。
カードの審査、発行までのスピードが早い傾向にあり1週間程度で発行できるのが一般的です。
また、プラスチックカード発行の前に事前にカード番号だけ教えてくれるサービスも多いです。
クレジットカードの審査に落ちる要因
審査に落ちてしまった際に考えられる原因について解説していきます。
主に以下の6つのポイントが挙げられます。
- 初めてクレジットカードを作る
- 収入が安定していない
- 申込条件を満たしていない
- 審査が厳しいクレジットカードに申し込んでいる
- 信用情報に傷がある
- 複数のクレジットカードに申し込んでいる
それぞれ解説します。
初めてクレジットカードを作る
初めてクレジットカードを作る際には、審査に通らないリスクがあります。
過去にカードの作成実績や取引実績がないと、支払い能力を判断する材料が少ないとされてしまうためです。
初めてのカード作成の際は、学生や主婦でも作りやすいカードに優先的に申し込めばカード審査に通りやすくなります。
収入が安定していない
安定的な収入が無い人は、審査に落ちる可能性が高いです。
クレジットカードの公式サイトではほとんどの場合、「本人または配偶者に安定的な収入がある人」を申し込みの対象としています。
正社員でなくても、毎月安定的に収入があればカードは作りやすいです。
例外として、配偶者に安定的な収入のある専業主婦の人や、まだ身分が学生の人は本人に安定的な収入がなくてもカードは作成できます。
申込条件を満たしていない
カード会社によって定められている申込条件を満たしていない際も、審査に落ちてしまいます。
基本的に18歳以上の人なら申し込めますが、カードによって、年齢や収入のライン、高校生不可、学生不可など様々な申込条件が存在します。
少なくとも、公式サイトに記載させれている条件はしっかりと確認してから申し込むのが重要です。
審査が厳しいクレジットカードに申し込んでいる
審査が厳しいクレジットカードに申し込んでいる場合も、審査落ちの原因となります。
審査が厳しいカードの特徴として、「ゴールド」や「プラチナ」のような上級カードや、年会費が数万円以上のカードが挙げられます。
このようなカードは、高年収の人や医者や弁護士などステータスがある人を対象にしているケースが多いため、審査の基準が高く、通過するのが難しいです。
信用情報に傷がある
信用情報に傷があると、審査に落ちやすいです。
信用情報は個人の金融情報であり、過去のカード利用実績やローンの申し込み状況が記録されています。
過去にカード利用金額を支払えなかった事例があると、ローンの返済を滞納した実績は「傷」として信用情報に残ります。
この傷は、遅延したローンを支払ってから5年程度は消えません。
スマホの機種代金の分割料金など、身近なものも信用情報の対象になるため延滞をしないように注意が必要です。
複数のクレジットカードに申し込んでいる
同時期に何種類ものクレジットカードに申し込むのも、審査に落ちる原因です。
カードの申し込み状況も信用情報に記録されており、審査の際に確認されています。
短期間に何枚ものカードに申し込んでいる実績があると、「本人の返済能力以上のカードを作ろうとしている」、「お金に困っている」と判断されてしまいます。
クレジットカードの審査に通るためのコツ
クレジットカードの審査に通りやすくするためのポイントを5つ紹介していきます。
- 間違った情報で申し込まない
- 1つのクレジットカードにのみ申し込む
- 不備がないように必要な書類を提出する
- 記入項目は全て記入する
- キャッシング枠を0にする
それぞれ解説していきます。
間違った情報で申し込まない
誤った情報でカードに申し込まないように注意してください。
意外に多い審査落ちの原因が、申込情報の不備です。
誤った情報を入力していると、故意ではなくても「虚偽の申告」とジャッジされてしまうリスクがあります。
そのため、正確な情報を入力するように細心の注意を払いましょう。
1つのクレジットカードにのみ申し込む
申し込みのし過ぎは避け、一度に申し込むカードは1種類に抑えるようにしてください。
クレジットカードの申し込み情報は、信用情報の一部としてカード審査の際にチェックの対象となります。
一度に2、3社のカードに申し込んでいると多重申込者と判断され、お金に困っている人と見られてしまいます。
不備がないように必要な書類を提出する
必要書類を不備なく揃えて申し込むのも大切です。
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、引き落とし口座情報、収入が確認できるもの(源泉徴収票、給与明細)などの書類が必要となります。
スマホの写真撮影のみで確認を済ませているカード会社が多いため、申し込みサイトの指示に従って必要な書類をきちんと揃えて申し込むようにしてください。
記入項目は全て記入する
申し込みの際に記入できる項目は、全て記入するようにしましょう。
ネット申し込みの際には必要情報が入力されていないとエラーになるため、必要情報が入力できていないまま申し込みをするリスクは低いです。
しかし、紙の申込書などで申し込む場合には記入項目が全て記載されているかをしっかりと確認してから申込む必要があります。
また、固定電話の番号を持っている人は、入力した方が信用度が上昇する可能性があるため、必須情報以外でも入力できるものは全て入力しておくのがおすすめです。
キャッシング枠を0にする
クレジットカードに申し込む際に、キャッシングサービスに申し込まないようにしましょう。
キャッシングサービスは、クレジットカードを利用して現金を借入れられるサービスです。
キャッシングは、カード会社が利用者に対して貸し付ける金額が高額になりがちなため、審査も慎重になります。
そのため、キャッシングに申し込まない方が審査をスムーズに完結できる可能性が高いです。
クレジットカードの審査に落ちた際の対策
クレジットカードの審査に落ちてしまった際に取るべき対策を紹介していきます。
- 他のクレジットカードを検討する
- 安定した収入を作る
- 支払いの実績を積み重ねる
- リボ払いカードを検討する
それぞれ解説していきます。
他のクレジットカードを検討する
審査に通過できなかった際には、他のカードを検討するようにしましょう。
一度審査に落ちてしまった場合は、同じカードに連続して何度も申し込んでも審査には通りません。
最低でも、数か月は期間を空けなければなりません。
安定した収入を作る
現在、定職に就いていない場合や安定収入がない場合は、安定した収入源を作ってからカード審査に再チャレンジしましょう。
必ずしも正社員である必要はありません。
カードによっては、アルバイトやパートなどであっても安定して収入を得ている際にはカードの審査に通過できる可能性があります。
支払いの実績を積み重ねる
クレジットカードでの支払い実績を積み重ねるのも重要です。
過去にカードを利用した実績が少なすぎると、支払い能力を測るための材料が不足し判断基準を満たさず、審査落ちの原因にもなり得ます。
反対に、カードを利用して問題なく支払いをした実績が積み重なっていれば、審査に通過しやすくなる可能性が高いです。
リボ払いカードを検討する
リボ払いとは、毎月のカード利用金額の支払いを一定にする支払い方法です。
リボ払い専用のクレジットカードは比較的審査が甘い傾向にあるため、審査に通過したい際にはリボ払い専用カードを検討するのもおすすめです。
しかし、リボ払いはカード会社に支払う手数料が高額になりやすく、返済期間も長期化しやすいというデメリットもあります。
リボ払い独特のデメリットを理解した上で、計画的な返済ができる人はリボ払いカードも検討してみてください。
審査に通りやすいクレジットカードのメリット
審査に通りやすいクレジットカードを利用する場合のメリットを解説していきます。
- 主婦や学生でもカードを持てる
- 年会費が無料のケースが多い
それぞれ上記2点のメリットについて解説していきます。
主婦や学生でもカードを持てる
審査に通過しやすいカードの場合、審査基準を緩くして様々な人を広く受け入れています。
そのため、一般的にカードを作るハードルが高いといわれている専業主婦や学生、フリーターの人であっても審査に通る可能性が高いです。
年会費が無料のケースが多い
審査のハードルが低いカードの場合、年会費が無料のケースが多くなっています。
主婦や学生などが対象のカードが多く、経済的負担をできるだけ少なくして申し込みハードルを低く設定しているためです。
そのため、初めてカードを作る人や、収入が不安定でコストを最小限に抑えたい人におすすめです。
審査に通りやすいクレジットカードのデメリット
審査に通りやすいクレジットカードを利用する場合には、デメリットも存在します。
主なデメリットは下記の2点です。
- 特典が充実していない
- 限度額が少ない
それぞれ解説していきます。
特典が充実していない
審査に通りやすいカードは、特典が充実していない傾向にあります。
カードの中には、「飛行機のマイルがたまる」「空港のラウンジが無料で使える」「高級ホテルの宿泊チケットがもらえる」などの豪華な特典があるものも存在します。
しかし、特典が充実しているカードは、最低でも数千円~数万円程の年会費がかかり、それなりに年収のある人が対象のケースが多いです。
審査に通過しやすいカードはハードルが低く設定され、年会費も無料のものが多いためこのような豪華な特典は期待できません。
限度額が少ない
審査基準が緩いと、限度額が少ないというデメリットもあります。
高額な限度額を設定しすぎると、支払い能力以上にカードを使いすぎてしまうリスクがあります。
リスクヘッジのために、限度額を低額に設定しておくケースが多いです。
クレジットカードの審査についてよくある質問
クレジットカードの審査についてよくある質問に回答していきます。
質問は以下の2点です。
- 楽天カードの審査は厳しい?
- ブラックリストは審査に通れない?
それぞれ回答していきます。
楽天カードの審査は厳しい?
楽天カードの審査は、一般的にそこまで厳しくないと考えられます。
年会費も無料で、学生や専業主婦の会員もたくさんいるため、カード作成のハードルは低いです。
そのため、申込情報に不備がなく、ブラックリストに名前が載っていなければ問題なく作成できるでしょう。
ただ、楽天カードにもゴールドやプラチナなど、年会費が発生して発行のハードルが高いカードも存在します。
ブラックリストは審査に通れない?
ブラックリストに載ると、新しいカードの審査に通るのは基本的に不可能です。
過去に他のカードの支払いを滞納した履歴や、ローンの返済が遅延してしまった記録などは「金融事故」としてブラックリストに名前が載ってしまいます。
ブラックリストは様々なカード会社に共有されているため、ブラックリストが原因でカード審査に通過できなくなってしまいます。
滞納してしまった料金の支払いが完了してから5年間掲載されるため、直近で支払い滞納実績のある人は注意が必要です。
審査に通りやすいクレジットカードの実態まとめ
審査に通りやすいクレジットカードは、一般的に審査に通りにくいと考えられている学生や主婦の人、収入が少なめな人におすすめです。
また、審査に通りやすいカードは年会費が無料になっているケースも多く、無駄な出費も抑えられます。
クレジットカードの審査の基準は、カード会社によって異なります。
そのため、自身の収入の状況やライフスタイルにマッチしたクレジットカードを選ぶようにしてください。