リップル(XRP)は100万円になる?リップル社が裁判に勝った際の影響を解説

XRP 100万円になる アイキャッチ

リップル(XRP)とは、2012年より発行が開始されている仮想通貨です。

リップルは、送金スピードが早いことや取引コストを抑えられるのが特徴で、時価総額ランキングでは、常に上位につけていることから、人気の高い銘柄といえます。

またリップルは、リップル裁判と呼ばれるSEC(証券取引委員会)との裁判に一部勝訴しており、さらなる価格の上昇が期待されています。

この記事では、リップルの今後の価格動向、リップル裁判の詳細やその影響を詳しく解説します。

この記事を最後まで読むことで、今後の裁判の行方や価格動向を踏まえたうえで、リップルを購入するべきか、売却するべきかを判断できるようになります。

「リップルは今後本当に100万円になるのか知りたい」「リップルを購入する前に将来性を知っておきたい」という方はこの記事を参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • リップルが1枚100万円になる可能性は低いが、将来価格が上昇する可能性は高い
  • リップル裁判は、リップル側が一部勝訴している状況だが、今後判断が覆る可能性もある
  • リップルは次の大きな上昇トレンドまでガチホ(長期保有)するのがおすすめ
  • リップルの購入におすすめの仮想通貨取引所はCoinTrade
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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目次

リップル(XRP)は100万円になる?

リップル公式サイト

出典:https://xrpl.org/ja/index.html

リップル(XRP)1枚が100万円になる可能性は低いです。

2024年3月現在、リップル(XRP)1枚の価格は80円台を推移しており、リップル(XRP)1枚の価格が100万円に到達するためには、大幅な価格上昇が必要といえます。

しかし、リップル(XRP)が果たす役割に対して大きな期待が寄せられているため、価格は、将来的に上昇していくことが予想されています。

従来の国際送金システムでは、為替手数料や送金手数料が高く、送金完了まで数日かかることが問題となっていました。

しかし、リップル社が新たな国際送金ネットワークシステムである「リップルネット」を開発し、従来の国際送金システムの課題を解決したことで、リップル(XRP)への期待値が高まっています。

また、リップル社が上場を計画していることも、価格上昇の要因になるといわれています。

リップル社は、上場によって更に多くの資金調達が可能になり、新たなサービス開発などに力を注ぐことができます。

リップル社の経営力強化に加えて、リップル社の社会的信用度も向上するため、リップル(XRP)自体の価値も相乗効果で上昇していくと期待されています

なお、リップル(XRP)についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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リップル社とSECの裁判・訴訟問題

裁判の様子

リップル(XRP)1枚が100万円になるといわれている大きな理由として、リップル社とSEC(アメリカ証券取引委員会)の裁判・訴訟問題において、リップル社が有意な立場にいるというものがあります。

実際、2023年7月13日にリップル社の一部勝訴が認められた際には、リップル(XRP)1枚の価格が65円から112円まで上昇しました。

XRP 価格上昇

リップル社とSECの裁判は未決着のため、リップル社に対して勝訴判決が下った場合、リップル(XRP)の価格が高騰するという期待が高まっています。

裁判の経緯

本裁判は、2020年12月23日にSEC(アメリカ証券取引委員会)が、リップル社のリップル(XRP)販売について「有価証券登録を行わず、資金調達を実施したことが違法である」と主張し、リップル社を提訴したことがきっかけで始まりました。

SECの提訴に対して、リップル社は、「ビットコインやイーサ(ETH)は、有価証券に該当しない」と真っ向から反論したため、裁判は長引くことになります。

以下、両者の主張をまとめました。

リップル社の主張
  • リップル(XRP)は有価証券に該当しない
  • リップル(XRP)は、ビットコインやイーサ(ETH)と同様、仮想通貨である
SECの主張
  • リップル(XRP)は有価証券に該当する
  • リップル(XRP)の販売方法は有価証券法に違反する
その後、SECとリップル社は、それぞれの主張に対して反論や要求を繰り返し、2022年12月2日に裁判所へ最終書類を提出しました。

結果として、2023年7月13日にアメリカ地方裁判所のアナリサ・トーレス判事が、「仮想通貨であるリップル(XRP)自体は有価証券に該当しない」と判決を下したことで、リップル社の一部勝訴が決まりました。

一方で、アメリカ地方裁判所は、機関投資家へのリップル(XRP)販売方法については有価証券法に違反していることを認めたため、裁判は2024年現在でも続いており、動向が注目されています。

これまでの裁判の経緯を以下の表に簡単にまとめました。

日付起こったこと
2020年12月23日SECが、リップル社を提訴
2021年1月29日リップル社が、SECの提訴に対して、反論(イニシャルレスポンス)を提出
2021年4月2日リップル社とSECが、証拠書類の開示に関する議論のため、会談を実施
2022年12月2日リップル社とSECが、裁判所に最終書類を提出
2023年7月13日アメリカ地方裁判所が、「仮想通貨であるリップル(XRP)自体は有価証券に該当しない」と判決
2023年10月19日SECが、リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏と会長のクリス・ラーセン氏に対する提訴を取り下げ

今後の見通し

今後の見通しとして、SEC(アメリカ証券取引委員会)とリップル社の裁判では、リップル社の勝率が高いと予想されています。

アメリカ地方裁判所が2023年7月13日の判決において、リップル(XRP)自体は有価証券に該当しないことや、個人投資家へのリップル(XRP)の販売方法に関しては違反していないことを以下のように明言しているためです。

2023年7月13日の判決の要旨
  • 仮想通貨であるリップル(XRP)自体は、有価証券に該当しない
  • 個人投資家向けのリップル(XRP)販売方法は、有価証券法に違反することはない
  • 機関投資家向けのリップル(XRP)販売方法は、有価証券法に違反する

また、そもそもSECはリップル社を提訴する前に、リップル(XRP)自体が有価証券に該当しないことを認識していたということが明らかになったため、SEC側はさらに劣勢に立たされています。

このままリップル社が完全に勝訴した場合には、リップル(XRP)の価格が高騰し、リップル(XRP)を所持しているユーザーが大きな利益を得られる可能性があります。

ただし、裁判の判定は覆る可能性もあるため、リップル社が裁判に負けた場合、リップル(XRP)の価格が大暴落するリスクがあることも念頭に置いておく必要があります。

リップル(XRP)の価格動向

価格動向

リップル(XRP)1枚の価格は、平均30〜60円程度を推移しており、価格変動が激しいといえます。

リップル価格

出典:https://jp.tradingview.com/chart/QbMphCc4/

リップル(XRP)1枚の過去最高値は2018年1月に記録した372円で、次いで2021年4月には195円を記録しています。

2023年7月13日にリップル社の一部勝訴が認められた際には、リップル(XRP)1枚の価格が65円から112円まで一気に上昇しました。

以降、リップル(XRP)1枚の価格は徐々に落ち着いていき、2024年3月現在のリップル(XRP)1枚の価格は約80円となっています。

10年後の2034年には、リップル(XRP)1枚の価格が、1ドル150円で計算すると3,500円以上になるとも予想されているため、リップル(XRP)の価格動向からは目が離せません。

リップル(XRP)の購入におすすめの仮想通貨取引所

以下、リップル(XRP)の購入におすすめの仮想通貨取引所をまとめました。

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リップル(XRP)についてよくある質問

Question とパズルのピース

リップル(XRP)についてよくある質問を紹介します。

リップル(XRP)が1万円になる可能性はある?

リップル(XRP)1枚が1万円になる可能性はあります。

リップル社は、日本や海外の大手金融機関と提携し、新たな国際送金ネットワークシステムの普及に取り組んでいます。

今後、リップルネットの利用が定着し、世界中での利用者が更に増加した場合、リップル(XRP)自体の価値も上がっていきます

2030年にはリップル(XRP)1枚が1,000円を超えるという予想もあるため、今後も継続して値上がりしていくことで、リップル(XRP)1枚が1万円になる可能性はあるといえます。

リップル(XRP)はいつまで長期保有(ガチホ)すれば良い?

リップル(XRP)は、2030年頃から急激に価格が上昇していくことが予想されているため、まずは2030年頃まで長期保有(ガチホ)するとよいでしょう。

ただし、リップル社とSEC(アメリカ証券取引委員会)の裁判はまだ決着がついておらず、結果次第では大きな価格変動が発生するため、長期保有する際には、裁判の動向に注目しておくようにしましょう。

リップル(XRP)のGoogle撤退は本当?

Googleがリップル(XRP)から撤退したという事実はありません。

Googleの子会社であるGoogle Venturesが、リップル(XRP)への出資を継続しています。

リップル(XRP)はGoogleが資本を投入している唯一の仮想通貨であるため、Googleがリップル(XRP)の将来性を高く評価していることが分かります。

リップル裁判による影響まとめ

SUMMARY とブロック

この記事では「リップル(XRP)の将来性や価格動向、購入する際の手順や注意点」などについてお伝えしてきました。

リップル(XRP)1枚の価格は、2024年11月現在で約220円と、他の仮想通貨と比べて高くはありません。

しかし、リップル社とSECの裁判結果や、新たな国際送金ネットワークシステムへの期待感を考慮すると、リップル(XRP)は将来性が高い仮想通貨であるといえます。

リップル(XRP)に関する最新の情報を収集し、リップル(XRP)の購入や売却を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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