銀行カードローンのメリット・デメリットは?上手に利用するコツや返済が遅れた場合のリスクについて解説

銀行カードローンメリットデメリットアイキャッチ

「銀行カードローンを使いたいけど、メリットやデメリットが気になる…」

そんな悩みを抱えていませんか?

確かに銀行カードローンは、急な出費で現金が必要な際に役立ちますが、デメリットも少なくありません。

当記事では、銀行カードローンのメリットやデメリットについて詳しく解説します。

さらに、銀行カードローンを上手に利用するコツや返済が遅れた場合のリスクについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

さっそく、銀行カードローンのメリットデメリットを把握してうまく活用しましょう。

「今すぐお金が必要…」そんなあなたにおすすめの消費者金融は以下の3社なので、ぜひ参考にしてみてください。

サービス名特徴公式サイト
セントラルロゴ

セントラル

  • 誰にも見つからずすぐに借入可能
  • 1,000円単位での借入が可能
公式サイト
フタバロゴ

フタバ

  • 初めて利用する方限定で利息が30日間0円
  • 他社からの借入が4社以内まで認められる
公式サイト
フクホーロゴ

フクホー

  • 50年以上運営している実績と信頼あり
  • 顧客の要望に対して柔軟に対応
公式サイト
目次

そもそも銀行カードローンとは?

カードとスマホ

まずは、そもそも銀行カードローンとはどのようなカードローンなのか解説します。

銀行カードローンはその名の通り、銀行が発行しているカードローンのことです。

消費者金融やキャッシングとは、金利や目的、利用限度額に違いがあります。

銀行カードローンの詳細と、キャッシングとの違いについて詳しく見ていきましょう。

都市銀行や地方銀行・ネット銀行が発行するカードローンのこと

銀行カードローンは、都市銀行や地方銀行、ネット銀行などの金融機関が提供しているカードローンです。

消費者金融と比べて金利が低く、利用限度額の範囲で自由に借り入れできるメリットがあります。

ただし、即日の借入には対応していないケースがほとんどです。

なかには、口座開設などを含めて1週間以上要する場合があるため、すぐにお金が必要な場面ではおすすめできません。

キャッシングとの違い

キャッシングとの違いは、運営会社や金利にあります。

キャッシングはクレジットカード会社などが提供しているサービスであり、クレジットカードに付随する機能です。

つまり、カードローンは借入専用のサービスですが、キャッシングはクレジット機能の一つといえます。

また、キャッシングは銀行カードローンと比べて金利が高めで、借入限度額が低く設定されている点が特徴です。

サービス銀行カードローンキャッシング
借入限度額10万円〜800万円程度10万円〜100万円程度
金利1.0%〜14.5%程度15.0%〜

銀行カードローンを利用するメリットをおさらい

カード

銀行カードローンを利用するメリットは主に以下の6つがあります。

  • 消費者金融よりも安心して借り入れできる
  • 消費者金融カードローンと比べて上限金利が低め
  • 消費者金融よりも多く借り入れできる可能性がある
  • 担保・保証人なしで借り入れできる
  • 使いみちが決められていない
  • 銀行によっては口座を持っていると利便性が上がる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

消費者金融よりも安心して借り入れできる

まず銀行カードローンのメリットとして、消費者金融よりも安心して借り入れできることが挙げられます。

銀行はお金を預けるために使っている人が多く、普段から慣れ親しんだ施設です。

中には政府系銀行のサービスもあり、信頼度が高いと感じる人は多いでしょう。

一方、消費者金融に対してなんとなく怪しいイメージや不安な印象を抱いている人は少なくありません。

特に消費者金融で借り入れしたことがない人は、銀行の方が安心して借り入れできるでしょう。

消費者金融カードローンと比べて上限金利が低め

銀行カードローンは、消費者金融カードローンと比べて上限金利が低めであることもメリットです。

それぞれの上限金利を以下の表にまとめました。

カードローンの種類銀行カードローン消費者金融カードローン
上限金利14.0〜15.0%程度/年18.0%程度/年

「年に数%しか変わらない」と感じるかもしれませんが、借り入れ金額が大きければ大きいほど金利の負担が大きくなります。

つまり大きな額を借りたい場合は、銀行カードローンの方がお得となります。

消費者金融よりも多く借り入れできる可能性がある

銀行カードローンのメリットとして、消費者金融よりも多く借り入れられる可能性があることが挙げられます。

銀行カードローンは総量規制の対象ではないため、収入が少ない専業主婦や年収の1/3以上の額を借りたい人でも借り入れ可能です。

総量規制…貸しすぎや借りすぎを防ぐために、利用者の年収1/3を超える貸付を禁止する貸金業法上のルール

しかし、銀行カードローン独自の規制を敷いているケースもあり、借り入れ時点の状況や審査内容によっては、希望額に満たない金額しか借りられないことがあります。

担保・保証人なしで借り入れできる

担保や保証人なしで借り入れできるプランがあるのも、銀行カードローンのメリットです。

ローンを利用する際、担保として不動産や預貯金、現金や価値のある動産などが充てられる場合が多いです。

しかし、銀行カードローンには担保なしで利用できるローン商品「無担保ローン」があり、返済が困難になった場合に備えて債務者が差し出すものを設定せずに利用できます。

また、銀行カードローンのプランによっては、保証人なしをOKとしていることもあります。

そのため、カードローン利用を他人に知られにくく、申し込みの手間や審査時間を短縮できるメリットがあります。

ただし高額融資や審査の結果によっては、担保や保証人を立てるよう命じられるかもしれません。

使いみちが決められていない

使いみちが決められていないのも、銀行カードローンにおけるメリットの一つです。

自動車ローンや住宅ローンなどのように、あらかじめ目的が決められているローンは決まった使い方をしなくてはなりません。

しかし、カードローンは原則資金の使いみちが決められていないため、自由度が高いのです。

そのためお金を借りて自由に使いたい人に、おすすめのサービスといえます。

ただし、個人向けのカードローンは事業性資金に利用できない場合がほとんどであるため、注意が必要です。

銀行によっては口座を持っていると利便性が上がる

銀行カードローンのメリットとして、借り入れる銀行の口座を持っていると利便性が上がることが考えられます。

借り入れる銀行の口座を持っていることによって、ATM手数料や振込手数料の優遇措置が取られたり、返済日を指定できたりする場合が多いです。

また、毎月一定額を返済するプランを選べるようにしている銀行もあります。

より便利に銀行カードローンを利用したいのであれば、すでに口座を作ってある銀行がおすすめです。

なお、銀行によって優遇措置は異なるため、事前に調べておきましょう。

銀行カードローンを利用するデメリットは?借りない方がいい?

女性頭抱える

銀行カードローンには主に以下の4つのデメリットがあります。

  • 貸し倒れが起きないよう、厳しめに審査が行われる
  • 融資までに時間がかかる傾向がある
  • 返済方法の自由度が低い
  • 在籍確認の電話連絡は必須

それぞれ詳しく見ていきましょう。

貸し倒れが起きないよう、厳しめに審査が行われる

貸し倒れ防止のために厳しめの審査が行われる点は、銀行カードローンのデメリットといえます。

貸し倒れとは、貸し倒れとは、貸したお金を回収できなくなることです。

銀行カードローンにとっては最も避けたいリスクであるため、審査が厳しくなります。

カードローンの審査でチェックされるのは、主に以下のような項目です。

  • 収入状況
  • 他社からの借入状況
  • クレジットカードやローンの利用状況
  • 信用情報

「銀行カードローンの審査は落ちたが、消費者金融の審査には通った」という例も少なくありません。

短期間に複数のカードローンに申し込んでいたり、長期の返済延滞をしていたりすると審査に落ちる可能性が高まります

また、借入希望金額が高ければ高いほど、審査も厳しくなることにも注意が必要です。

融資までに時間がかかる傾向がある

銀行カードローンのデメリットとして、融資に時間がかかる点が挙げられます。

消費者金融の場合は「最短◯分」などスピード審査を売りにしているケースがありますが、銀行カードローンは即日の借り入れに対応していません。

中には口座開設が必須であり、開設するのに時間がかかる場合もあります。

銀行カードローンの審査が当日に完了するケースは少なく、借り入れできるのは最短で翌営業日以降となるため、すぐに借り入れたい人は消費者金融の利用をおすすめします。

返済方法の自由度が低い

返済方法の自由度が低いことも、銀行カードローンにおけるデメリットの一つといえます。

銀行口座から自動引き落としを行うのが、カードローンの返済方法として一般的です。

他にも、コンビニなどのATMを利用して返済する方法もあります。

消費者金融の場合は、返済日を選択できたり臨時返済に対応していたりと、自由度が高い点がメリットの一つです。

一方銀行カードローンでは、返済日が決められていることが多く、返済方法の自由度はあまり高くありません。

在籍確認の電話連絡は必須

銀行カードローンのデメリットとして、電話で在籍確認が行われる点が挙げられます。

在籍確認とは申込者が勤務先に在籍しているかを確認する目的で行われるもので、審査の一環です。

電話で在籍確認されると、勤務先に借金をしていることがバレてしまうためなるべく避けたいと考える人は多いでしょう。

しかし銀行カードローンは電話での在籍確認が原則必須となっています。

消費者金融の場合、以下のような書類を提出すると在籍確認とみなされるケースがあります。

  • 健康保険証
  • 給与明細
  • 源泉徴収
  • 社員証 など

会社にバレたくない場合は、電話以外の方法で在籍確認してくれるサービスがおすすめです。

銀行カードローンおすすめ5選

おすすめの銀行カードローンを5つ紹介します。

金利や借入限度額はもちろん、毎月の返済額や借入開始までの日数について表で簡単にまとめました。

また、気になる在籍確認の方法や郵送物についても紹介します。

それぞれの特徴や借り入れに関する項目をチェックして、あなたに合った銀行カードローンを見つけてください。

以下の表では、紹介する5つの銀行カードローンを一括比較できます。

銀行カードローン選びに役立ててください。

銀行カードローン三井住友銀行カードローンロゴ三井住友銀行カードローン楽天銀行スーパーローンロゴ
楽天銀行スーパーローン
東京スター銀行カードローンロゴ
東京スター銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンロゴ
auじぶん銀行カードローン
三菱UFL銀行カードローンロゴ
三菱UFL銀行カードローン
金利年率:1.50%〜14.5%年率:1.90%〜14.5%年率:1.50%〜14.6%年率:0.980%〜17.50%年率:1.80%〜14.6%
借入限度額10万円〜800万円10万円〜800万円〜1,000万円10万円〜800万円10万円〜500万円
毎月の返済額2,000円〜2,000円〜2,000円〜1,000円〜1,000円〜
口座開設の必要普通預金口座の開設は不要不要必要不要不要

※本人名義の普通預金口座は必須

※他銀行でもOK

審査完了までの日数最短当日最短当日3営業日〜4営業日程度最短当日最短当日
融資が始まるまでの日数申し込みから1週間以内申し込みから3日以内2週間〜3週間程度最短当日申し込みから3日以内
在籍確認あり
※職場に電話
あり

※職場

あり

※個人名で職場に電話

あり

※銀行名で職場に電話

あり

※銀行名で職場に電話

郵送物あり

※ローン契約機利用orカードレスを選択すればなし

あり

※カードなど

ありなし

※利用明細郵送はなし

あり
web完結

※融資まで

※申し込みまで

※契約まで

※契約まで


※申し込みまで
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

三井住友銀行カードローン

三井住友カードローン公式画像

出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/

金利年率:1.50%〜14.5%
借入限度額10万円〜800万円
毎月の返済額2,000円〜
口座開設の必要必要

※普通預金口座の開設は不要

審査完了までの日数最短当日
融資が始まるまでの日数申し込みから1週間以内
在籍確認あり
※電話
郵送物あり

※ローン契約機利用orカードレスを選択すればなし

web完結

※融資まで

公式サイト公式サイト

三井住友銀行カードローンは、消費者金融よりも低い金利で借り入れできるサービスです。

使いやすい金利が設定されているため、初めて利用する人にもおすすめできます。

三井住友銀行の普通預金口座の開設が不要であるため、自由に活用しやすいでしょう。

また、全国にある三井住友銀行ATMや提携コンビニATMでの借入・返済の手数料はかかりません。

さらに、三井住友銀行の普通預金口座を持っている場合は、キャッシュカードでも借入可能です。

Web完結や郵送物なしを希望している人は、公式サイトを覗いてみてください。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行カードローン公式サイト画像

出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/

金利年率:1.90%〜14.5%
借入限度額10万円〜800万円
毎月の返済額2,000円〜
口座開設の必要不要
審査完了までの日数最短当日
融資が始まるまでの日数申し込みから3日以内
在籍確認あり

※職場

郵送物あり

※カードなど

web完結

※申し込みまで

公式サイト公式サイト

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行口座がなくても低金利で利用できるサービスです。

口座開設不要で借り入れできますが、楽天銀行の口座を持っていれば24時間即時振り込みによる融資も可能です。

また多数の提携ATMを抱えており、イーネットATMやローソン銀行、イオン銀行などを利用すれば手数料がかかりません。

さらに楽天会員ランクに応じて、審査優遇があるのもメリットです。

新規入会で楽天ポイント付与などのキャンペーンも行っているため、お得に借り入れできます。

東京スター銀行カードローンα

東京スター銀行カードローンα公式サイト画像

出典:https://www.tokyostarbank.co.jp/lp/cardloan/

金利年率:1.50%〜14.6%
借入限度額〜1,000万円
毎月の返済額2,000円〜
口座開設の必要必要
審査完了までの日数3営業日〜4営業日程度
融資が始まるまでの日数2週間〜3週間程度
在籍確認あり

※個人名で職場に電話

郵送物あり
web完結

※契約まで

公式サイト公式サイト

東京スター銀行 カードローンαは、契約日から30日間無利息で利用できるサービスです。

無利息期間を設けている銀行カードローンは珍しく、30日間で返済できれば利息なしで借り入れできます。

また10万円以下の借入の場合は、月々2,000円から返済できるため、経済的に苦しい時期の借り入れにもおすすめです。

さらに、口座が残高不足の場合は自動融資に対応しています。

クレジットカードや家賃の引き落としが心配でも、柔軟に対応してくれるのは嬉しいポイントです。

お得に借り入れたい人は、公式サイトから申し込みましょう。

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローン公式サイト画像

出典:https://www.jibunbank.co.jp/products/loan/

金利年率:0.980%〜17.50%
借入限度額10万円〜800万円
毎月の返済額1,000円〜
口座開設の必要不要
審査完了までの日数最短当日
融資が始まるまでの日数最短当日
在籍確認あり

※銀行名で職場に電話

郵送物なし

※利用明細郵送はなし

web完結

※契約まで

公式サイト公式サイト

auじぶん銀行カードローンは、月1,000円の返済から契約できるサービスです。

借入金額にもよるものの、毎月の返済額を抑えて融資してもらえるため、経済的に厳しい人に向いています。

また、auIDを持っている人であれば、低金利で利用できるプランが用意されているのもメリットです。

郵送物は基本的にないため、家族にもバレにくいでしょう。

経済的にあまり余裕がない人やauユーザーの人は、公式サイトを覗いてみてください。

三菱UFJ銀行カードローン

三菱UFJ銀行カードローン公式サイト画像

出典:https://www.bk.mufg.jp/kariru/banquic/index.html

金利年率:1.80%〜14.6%
借入限度額10万円〜500万円
毎月の返済額1,000円〜
口座開設の必要不要

※本人名義の普通預金口座は必須

※他銀行でもOK

審査完了までの日数最短当日
融資が始まるまでの日数申し込みから3日以内
在籍確認あり

※銀行名で職場に電話

郵送物あり
web完結
※申し込みまで
公式サイト公式サイト

三菱UFJ銀行カードローンは、本人名義の普通預金口座があれば口座開設せずに利用できるサービスです。

他銀行の普通預金口座で問題ないため、新しく口座を開設する必要はありません。

また三菱UFJ銀行のATMだけでなく、セブン銀行やローソン銀行などのATMはほぼ24時間利用可能です。

さらに手数料がかからないため、お得に借入・返済できます。

メガバンクならではの手厚いサービスや保証を受けたい人は、公式サイトを覗いてみましょう。

銀行カードローンを上手に利用するためのコツ

Tipsと豆電球

銀行カードローンを上手に利用するために、押さえておきたいコツを2つ解説します。

金利が低く借入上限額が高いからといって、好き勝手使っていたら破産してしまうかもしれません。

銀行カードローンは利用限度額の範囲内で借り入れができ、毎月の返済日に元金と利息を合わせて支払います。

この仕組みを理解して、賢く活用することが無駄なく利用するコツです。

これから紹介する2つのコツを把握し、上手に利用していきましょう。

借り入れ前に余裕をもった返済計画を立てておく

銀行カードローンに限らず、カードローンは返済計画を立てて利用することが大事です。

カードローンは借入期間が長くなればなるほど、利息の負担が大きくなります。

返済期間が長ければその分支払う利息も増え、総返済額が多くなるからです。

そのため、短期間で返済することがお得に借り入れるコツです。

各HPでは、返済計画が立てられる返済シミュレーションや返済予定表などを公開しているため、積極的に活用しましょう。

また、カードローンの借入額が増えれば返済額も増えていく傾向があります。

毎月の返済額は無理のない範囲かどうかも、確認してから借りましょう。

資金に余裕が出てきたら繰上返済で利息の支払いを抑える

銀行カードローンをうまく活用するには、毎月決められた額の返済を行うだけでなく、繰上返済の利用がおすすめです。

利用残高や利息残高などを確認し、経済的に余裕が生まれたら繰上返済を利用しましょう。

繰上返済とは、毎月の決められた額に加えて、任意の金額を返済することです。

通常より多く返済することで返済期間が短くなり、結果として支払うべき利息を抑えられます。

定期的に利用状況に目を通し、経済状況を見極めながら賢く返済しましょう。

銀行カードローンを利用する流れ

チャート

銀行カードローンを利用する流れは主に以下の6ステップとなっています。

  1. 店舗またはwebサイトで申し込みをする
  2. 必要書類を提出する
  3. 審査結果を確認する
  4. 在籍確認の実施(職場への電話連絡)
  5. 審査に通ればカードが発行される
  6. コンビニ等の提携ATMから借り入れする

これから紹介する6つのステップを把握し、銀行カードローンによる融資をスムーズに受けましょう。

ステップ1:店舗またはwebサイトで申し込みをする

まずは、店舗やwebサイトから申し込みを行いましょう。

申し込み方法はカードローンによって異なりますが、以下の方法が一般的です。

  • 店舗
  • インターネット
  • 郵送
  • 電話 など

最もおすすめの申し込み方法は、インターネットからの申し込みです。

24時間申し込みできる点に加え、周囲にバレにくいメリットがあります。

また、郵送や店舗申し込みに比べて、スムーズに利用できるのもおすすめポイントです。

「なるべく早く借り入れたい」という場合は、インターネットから申し込みましょう。

ステップ2:必要書類を提出する

申し込みが完了したら、必要書類を提出しましょう。

カードローンの申し込みでは、主に本人確認書類と収入証明書類の提出が求められます。

事前に以下の書類を揃えておきましょう。

  • 本人確認書類…運転免許証・パスポート・各種健康保険証 など
  • 収入証明書類…源泉徴収票・住民税決定通知書 など

なお、利用限度額が50万円以下の場合、収入証明書類の提出を要しないケースもあります。

ただし、在籍確認の代わりとして提出を求められる場合もあるため、必要書類の種類についてはあらかじめ確認しておきましょう。

ステップ3:審査結果を確認する

必要書類の提出が完了したら、銀行による審査スタートです。

主に以下の項目を照合し、融資をしても問題ないか・いくらまで融資できるかについて審査されます。

  • 申し込み内容
  • 提出された書類
  • 本人の信用情報
  • 他社の借入状況 など

信用情報はクレジットやカードなどの取引に関する情報で、信用情報機関という組織が管理しています。

他社の借入状況や返済の延滞状況などを調べられるため、「信用に値しない」と判断された場合、借り入れはできません。

ステップ4:在籍確認の実施(職場への電話連絡)

審査の一環として、在籍確認が行われます。

支払い能力があるかを判断するために行われ、職場へ電話連絡が入るのが一般的です。

どの名義で職場へ電話するかは銀行によって異なり、個人名義や銀行名義などがあります。

できる限り会社にバレたくないのであれば、個人名義で電話をかけてくれる銀行を選びましょう。

なお、消費者金融カードローンの場合は、電話連絡が不要な場合もあります。

収入証明書の提出でOKとするサービスもあるため、絶対にバレたくない人は在籍確認の方法について確認しましょう。

ステップ5:審査に通ればカードが発行される

無事審査に通れば、カードが発行されます。

カードは借入や返済に必要なもので、ローン契約機での受け渡しや郵送などで本人の手元に届くのが一般的です。

カードの発行時期は銀行によって異なり、数週間かかる場合もあります。

「早く借り入れしたい」という場合は、カード発行までの期間が短い銀行を選びましょう。

また、中にはカードを利用せずアプリで取引する場合もあり、郵送物の有無は銀行によって異なります。

家族や会社にバレたくないのであれば、郵送物のやりとりなしで利用できる銀行がおすすめです。

ステップ6:コンビニ等の提携ATMから借り入れする

カードやアプリによって準備が整ったら、銀行やコンビニなどのATMから借り入れしましょう。

その際、提携ATMを利用すると手数料がかかりません。

なるべくお得に借り入れしたいなら、近くに提携ATMがあるサービスを選ぶのがおすすめです。

また、最近ではカードを受け取る前に、登録口座まで借入金を振り込んでくれる場合もあります。

スムーズに借り入れたい場合は、借入金振込サービスがあるかどうかも大事なポイントです。

銀行カードローンの返済が万が一遅れるとどうなる?

warning

銀行カードローンの返済が遅れた場合、どうなるのか不安に感じる人は多いでしょう。

ここからは銀行カードローンの返済が遅れた場合に、想定されることについて解説します。

「返済できない=返済能力なし」と認められることになるため、最悪の場合利用停止になるかもしれません。

追加融資を受けたい人や周囲にバレたくない人は、毎月コツコツ返済できるようにやりくりしましょう。

銀行カードローンの返済が遅れた際に起こりうることについて、5つに分けて見ていきましょう。

自宅や勤務先に督促状が届く

返済が滞っている場合は、メールやショートメッセージによる確認の連絡が入ります。

その時点で速やかに対応すれば、督促状が届くことはほぼありません。

しかし、メールやショートメッセージを無視したり、いつまでも返済を行わなかったりすると、自宅や勤務先に督促状が届きます。

電話連絡や書面による督促の手段が取られるため、周囲にバレてしまうかもしれません。

とはいえ、職場に連絡が入る場合は、個人名での連絡に切り替えるなど配慮はされているようです。

カードローンが利用停止になる

返済しないと、カードローンが利用停止になる可能性もあります。

銀行カードローンは、利用限度額以内であれば何度も借入・返済できますが、返済遅延を起こした場合は利用停止になるかもしれません。

停止のタイミングや条件は銀行によって異なるものの、早い場合は期日の翌日に停止されることもあります。

一度停止されてしまうと、返済しない限り利用できません。

基本的に返済すれば利用開始できますが、銀行側の確認も必要であるため、開始まで数日かかることもあります。

信用情報に傷がつく

信用情報に傷がつき、その後のクレジット利用に影響を及ぼすかもしれません。

信用情報とは、クレジットやローンの申し込み契約の情報であり、銀行融資の申込み時に審査される内容です。

返済しないと「事故情報」として登録され、信用情報に傷がついてしまいます。

他の金融機関でもチェックされる内容であるため、審査に落ちる原因になりかねません。

なお、クレジットの利用情報や車のローン情報は、延滞解消後5年間保存されるのが一般的です。

借入残高と遅延損害金の返済を求められる

期日までに返済できないと、遅延損害金が発生します。

遅延損害金…本来の期日の翌日から発生する延滞利息のこと

期日を1日でも過ぎると遅延損害金を上乗せして払うことになるため、返済額が増えてしまいます。

例えば返済金額が5万円、遅延損害金の利率が14.0%の場合、5日返済が遅れた場合約95円の遅延損害金が発生する計算です。

返済が遅れれば遅れるほど上乗せされていくため、万が一返済が遅れた場合は1日でも早く支払いましょう。

怖い人が家に押しかけてくることはない

督促状や利用停止、信用情報に傷がつくことはあっても、銀行カードローンの場合、怖い人が家に押しかけてくることはありません。

もちろん、定期的に銀行から連絡が入ることはあるかもしれませんが、ドラマのような展開にはならないでしょう。

ただ、督促状や連絡を無視して延滞を続けた場合、一括返済を求められるかもしれません。

その場合、借入金の残高だけでなく遅延損害金も含めた金額になります。

延滞が長引けば長引くほど状況は悪化するため、期日を過ぎたら速やかに返済してください。

銀行カードローンに関するよくある質問

はてなマークと吹き出し

最後に、銀行カードローンに関するよくある質問に回答します。

銀行カードローンの利用や審査、信用情報などに不安を抱えている人は、ぜひ参考にしてください。

なお、質問と回答によって解消されない場合は、契約予定の銀行に問い合わせてみると良いでしょう。

審査の甘い銀行カードローンはありますか?

審査の甘い銀行カードローンは、基本的にありません。

「審査が甘いカードローン」「審査なしのカードローン」という表現は、貸金業法によって禁止されているためです。

また、消費者金融カードローンに比べて、銀行カードローンの審査は厳しい傾向にあります。

実際に「銀行カードローンの審査は落ちたけど、消費者金融のカードローンは契約できた」という人も少なくありません。

とはいえ、消費者金融カードローンの審査が甘いわけではなく、どのローン会社でも返済能力の審査が行われます。

カードを作るだけでもデメリットはありますか?

カードを作るだけのデメリットは、以下が考えられます。

  • 無利息期間を利用できなくなる
  • ローンカードの紛失や盗難の恐れがある
  • 無駄な借り入れをしてしまう可能性がある

中には「契約日から◯日間無利息」を掲げている銀行カードローンもあります。

カードを作って借り入れしなくても契約したことになってしまうため、無利息期間が利用できなくなるかもしれません。

また、カードを紛失や盗難した場合、勝手に借り入れされる恐れもあります。

さらに「カードがあるから」と、無駄な借り入れをしてしまう可能性も否定できません。

契約をするだけでも信用情報に履歴は残りますか?

カードローンやクレジットカードなどの契約情報も、信用情報として履歴が残ります。

具体的には、以下の内容が登録対象です。

  • 契約の種類
  • 契約日(申込日)
  • 利用状況
  • 貸付金額
  • 返済状況
  • ローン残高
  • 完済日 など

そのため、実際に借り入れをしていなくても、調査すれば登録したことがわかります。

また、契約中だけでなく契約終了から一定期間内の情報も登録対象です。

ただし、永遠に残り続けるわけではなく、基本的に契約が終了してから5年後に登録が削除されます。

銀行カードローンのメリット・デメリットまとめ

まとめ

銀行カードローンは金利が低く、借入金額が大きいなどのメリットがあります。

一方で審査が厳しめだったり、職場に電話で在籍確認が入ったりするデメリットもあることに留意しましょう。

もし上手に活用したいのであれば、なるべく早く返済することが大事です。

借入期間が長ければ長いほど金利もかかり、無駄なお金が発生します。

借り入れ前に返済計画を立てることはもちろん、余裕がある月は繰越返済を利用しましょう。

また、提携ATMを利用して手数料を抑えるのも賢い選択です。

無理のない返済計画で、お金の悩みを解消しましょう。

執筆者

「COIN TIMES」は、仮想通貨関連の基本情報やニュースについて発信するWebメディアです。

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