仮想通貨のディープコイン(DEP)とは、「Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA社)」が運営する、2020年に取引が始められた仮想通貨です。
ディープコインは、仮想通貨の250万人以上のユーザーがいるとされる「PlayMining」をはじめとした、ブロックチェーンの技術を利用したゲームに用いられています。
また、ディープコインは2022年1月に日本に上場してから自然な日本語表記が行われたり、日本のキャラクターがNFT化されたりと日本での人気も高まってきています。
この記事では、そんなディープコインの特徴や概要、将来性や今後の見通しについて解説しています。
「ディープコインとは何かを知りたい」「ディープコインを購入する前に詳細な情報を知っておきたい」という方はこの記事を参考にしてみてください。
この記事でわかること |
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
仮想通貨のディープコイン(DEP)とは
出典:https://dea.sg/jp/service-jp/#deapcoin
仮想通貨のディープコイン(DEP)は、シンガポールの企業である「Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA社)」が発行する仮想通貨です。
ディープコインは、ブロックチェーンゲームのプラットフォームである「PlayMining」やNFTプラットフォームである「PlayMiningNFT」で利用することができます。
2019年の8月に発行が開始され、2020年5月からPlayMiningのサービス開始と同時に流通が開始されました。
シンボル | DEP |
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2024年4月現在の1DEPあたりの価格 | 0.376円 |
時価総額 | 8,656,602,370円 |
発行上限 | 300億枚 |
公式サイト | ディープコイン 公式サイト |
ディープコイン(DEP)の特徴
ディープコイン(DEP)の特徴は、以下の通りです。
ディープコイン(DEP)の特徴 |
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それぞれ解説します。
ゲームで遊ぶことで獲得・利用ができる
ディープコインは、PlayMining上のNFTゲームで遊ぶことによって、仮想通貨を得ることができます。
PlayMiningでは、ゲーム上で課題をクリアしたり、ランキングの上位に入賞したりすることで報酬が得られる「Play To Earn」という仕組みを採用しています。
例えば、2021年にJobTribesというNFTトレーディングカードゲームが開催された大会では、優勝者に500万DEP(=4月現在のレートで約20万円相当)の報酬が与えられました。
PlayMining上でゲームをプレイすることにより得たディープコインは、日本円への換金に加えて、以下のように利用することも可能です。
ディープコインの利用方法 |
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ゲームで遊ぶだけで仮想通貨を獲得できるという手軽さから、ディープコインは現在人気の仮想通貨となっています。
なお、PlayMiningでは以下のゲームで獲得・利用することができます。
利用できるPlayMining | ゲームジャンル・内容 |
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JobTribes(ジョブトライブス) | NFTトレーディングカードゲーム |
Cookin’ Burger(クッキンバーガー) | マルチタスク料理ゲーム |
Lucky Farmer(ラッキー ファーマー) | メダルプッシャーゲーム |
Fujiwara Kamui Verse(フジワラ カムイ ヴァース) | メタバース |
麺屋 ドラゴンラーメン | RPG×ラーメン販売シミュレーションゲーム |
Graffiti Racer(グラフィティ レーサー) | ぬりえ×レースゲーム |
多数の日本人クリエイターが開発に携わっている
ディープコインの開発企業であるDEA社の中心メンバーの大半は、日本人で構成されています。
そのため、PlayMining内のゲームやNFTのグラフィックデザインには、多くの日本人クリエイターが起用されており、日本人ユーザーにとって馴染みやすい仕様になっています。
例えば、PlayMininngは海外発のブロックチェーンゲームにしては珍しく日本語表記の選択が可能であるため、翻訳を通した不自然な日本語が表示されることはありません。
上記のような日本人への馴染みやすさは、PlayMininngが国内でも人気を得ている理由の1つです。
なお、ディープコインを開発している主な日本人クリエイターとその代表作品は下記の通りです。
クリエイター名 | 代表作品 |
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真島 ヒロ | FAIRY TAIL |
月山 可也 | エリアの騎士 |
遠藤 海成 | まりあ†ほりっく、破天荒遊戯 |
小川 悦司 | 中華一番!シリーズ |
綾峰 欄人 | GetBackers-奪還屋- |
日本のIPを多数扱うマーケットプレイスを提供している
DEA社は、日本のIPを積極的に活用しています。
IPとは創造活動によって生み出されたもの全般を意味し、ここでは作品タイトルや作品シリーズ、キャラクターなどのことを指します。
DEA社は日本の有名IPを活用することによって、幅広い層へのアプローチを行い、ユーザーの増加を実現させています。
例えば、過去には以下のような作品がNFTマーケットプレイスで販売されました。
作者 | 作品 |
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岡野剛 | 地獄先生ぬ〜べ〜 |
福本伸行 | 賭博黙示録カイジ |
西位輝実 | 呪術廻戦、ジョジョの奇妙な冒険 |
美樹本晴彦 | 超時空要塞マクロス |
開田裕治 | ガンダムシリーズ |
今後もDEA社は日本のIPを積極的に活用する可能性が高く、国内外での知名度や利用者の増加を見込むことができます。
ディープコイン(DEP)の価格動向
出典:https://jp.tradingview.com/chart/QbMphCc4/?symbol=BITTREX%3ADEPUSDT
ディープコインは、2022年に一時1DEP=約8円と行った価格まで高騰したものの、上記のように日本初上場が予告された2022年1月を最後に価格が下落し続けていることが分かります。
下落の理由としては、「Play to Earn」の構造上の問題にある可能性が高いと考えられています。
例えば、Play to Earnでプレーヤーが稼ぐためには、まずアイテムNFTを購入する必要があります。
DEA社では、アイテムNFTの販売で得た売上の一部を、Play to Earnの報酬としてプレーヤーにディープコインを配布することで還元しています。
しかし、プレーヤーが定常的に増えるにつれて、プレーヤーによるNFTの新規購入額よりも、運営からプレーヤーに配布するコインの割合が多くなってしまっているのが現状です。
新規でディープコインを買う人よりも売る人の割合が増えるということは、ディープコインの需要が減って価値が下がるのと同義であるため、コインの価格が下がったものと考えることができます。
ディープコイン(DEP)の将来性
ディープコインは、現在の価格動向からすると慢性的な価格の上昇は見込めないものの、下記の条件によっては一時的に価格が高騰する可能性があります。
ディープコイン(DEP)の価格が一時的に高騰する可能性のある理由 |
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それぞれ解説します。
GameFiやNFT関連の市場拡大が期待されている
ディープコインは、GameFiやNFT関連の市場拡大の影響を受けて、価格が上昇する可能性があります。
現在、GameFiやNFTといった関連分野は世界中で注目されています。
ディープコインは、NFTゲーム内で利用される通貨として機能しているため、ゲームのプレイ人口が増えれば必然的にコインの購入量が増えます。
コインの購入量が増えると、ディープコインは現在よりも流動性が高くなり、価格が上昇する可能性があります。
日本企業との積極的な連携が行われている
ディープコインは、以下のような日本企業との提携が行われています。
提携企業名 |
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DEA社は日本人を中心に運営されていることもあり、日系企業との提携を進めています。
特に、テレビ東京やDMMのグループ企業など有名企業との提携も進んでおり、ディープコインの知名度や影響力は高まっています。
今後も積極的な提携によって知名度が上がれば、ディープコインの購入量も増え、価格が上昇していくことが予想されます。
今後さらに日本人ユーザーに浸透していく可能性がある
ディープコインは今後さらに日本人ユーザーに浸透していくことが予想されます。
中心メンバーが日本人で構成されているDEA社のサービスは、日本人にとって馴染みやすいサービス設計となっています。
例えば他社の仮想通貨関連のプロジェクトは、外国語を基準として設計されていることも多く、日本人にとってサービスを利用するハードルは高いです。
そのため、日本人と相性が良いディープコインは、今後より国内で浸透していく可能性が高く、将来性のある通貨であると言えます。
ディープコイン(DEP)を購入できるおすすめ取引所
ディープコインを購入できるおすすめの取引所は、以下の通りです。
ディープコインを購入できるおすすめの取引所 |
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それぞれ解説します。
BITPOINT
出典:https://www.bitpoint.co.jp/
BITPOINTは、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。
BITPOINTは、シンプルなアプリ設計となっていることもあり、仮想通貨の購入経験がない方でも簡単にディープコインを入手することができます。
また、各種手数料も無料で取引を行うことができ、セキュリティ強度も高いことも特徴です。
そのため、BITPOINTは、初心者の方でも安心して利用できる取引所であると言えます。
取引所名 | BITPOINT |
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取引手数料 |
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最小取引数量 |
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送金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨銘柄 |
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公式サイト | BITPOINT 公式サイト |
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Zaif
出典:https://zaif.jp/?lang=ja
Zaifは、株式会社Zaifが運営する仮想通貨取引所です。
Zaifは、口座の開設から取引の開始までが4ステップで完了するという利便性の高さが特徴です。
また、国内取引所ではZaifでしか購入できないような珍しいコインも取り扱っており、自動売買やコイン積立といった機能も活用することによって、より大きな収益を獲得することができます。
Zaifは、仮想通貨の取り扱いに慣れてきた中級者以上の方におすすめの取引所です。
取引所名 | Zaif |
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取引手数料 |
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最小取引数量 |
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送金手数料 | 0.01~0.05ETH |
対応仮想通貨銘柄 |
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公式サイト | Zaif 公式サイト |
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BitTrade
出典:https://www.bittrade.co.jp/ja-jp/
BitTradeは、ビットトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
BitTradeでは、最低2円という少額から仮想通貨の取引を行うことができます。
また、アプリ内で口座開設からチャート分析、入出金、ウォレットの管理までをワンストップで行うことができることも特徴です。
BitTradeは、まずは少額からディープコインの取引を始めてみたいという方におすすめの取引所です。
取引所名 | BitTrade |
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取引手数料 |
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最小取引数量 |
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送金手数料 | 500DEP |
対応仮想通貨銘柄 |
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公式サイト | BitTrade 公式サイト |
ディープコイン(DEP)の将来性・特徴まとめ
この記事では、「ディープコインの将来性や特徴」について解説してきました。
ディープコインは、ゲームをプレイしながら稼ぐことができる仮想通貨です。
加えて、日本人にとって扱いやすいディープコインは、今後も国内でのユーザーの増加が見込まれている注目の銘柄です。
ディープコインを購入する際は、自身の目的に合った取引所を選択して購入をするようにしましょう。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。