仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX)とは、2020年7月にローンチされた、高い安全性と処理速度の速さを両立する仮想通貨通貨です。
2022年以降、Web3.0やメタバース戦略を推し進めており、名称を「MultiversX」へと変更しています。
なお、エルロンドは最新の技術が取り入れられており、将来性のある銘柄であることから、投資家からの注目を集めている通貨の一つです。
この記事ではそんな仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX)の特徴や将来性、買い方などを解説します。
「エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX)を買ってみたい」という方や「エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX)の今後の動向が気になる」という方はこの記事を参考にしてみてください。
| この記事でわかること |
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| 取引所名 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
 Coincheck(コインチェック) |
| Coincheck公式 |
 GMOコイン |
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 BITPOINT |
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX)とは
出典：https://multiversx.com/
| 仮想通貨名 | Elrond |
|---|---|
| シンボル | EGLD |
| 2024年現在価格 | 約6,590円 |
| 発行上限枚数 | 20,000,000,000枚 |
| 時価総額(2024年現在) | 177,507,878,922円 |
| 時価総額ランキング | 79位 |
| 公式サイト | エルロンド(Elrond/EGLD/MultiversX) 公式サイト |
仮想通貨エルロンドとは、スケーラビリティ問題(容量不足による処理速度の低下)の解決を目的とした仮想通貨です。
2020年7月にローンチされ、世界最大の取引所Binanceから約32億円の資金調達を行ったことで大きく注目されました。
また、2022年11月以降、メタバース分野への取り組みを強化する方針で、「MultiversX」へと名称を変更しています。
仮想通貨エルロンドは、イーサリアムのアップデートのさらに先を行くことを目標にしているため、将来的に伸びる可能性のある銘柄であると言えます。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の特徴
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の特徴は下記の通りです。
| エルロンド(Elrond/EGLD)の特徴 |
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それぞれ解説します。
処理能力・安全性が高いコンセンサスアルゴリズムを導入している
エルロンドはSecure Proof of Stake(SPoS)という処理能力と安全性に優れたコンセンサスアルゴリズムを導入しています。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンに取引情報などを記録する際に、取引の正当性を検証する承認者を選出し合意形成を行う仕組みです。
イーサリアムをはじめとする一部の仮想通貨が採用するPoSアルゴリズムでは、通貨を保有している量に応じて承認者を選出します。
一方、エルロンドのSPoSアルゴリズムではランダムに承認者を選出するため、選出にかかる時間を短縮できます。
そのため、エルロンドは1秒間に大量の取引処理が可能です。
以下にエルロンドと他の仮想通貨の処理速度をまとめました。
| 仮想通貨名 | 処理速度 | TPS(1秒あたり処理できる取引件数) |
|---|---|---|
| エルロンド(EGLD) | 約15,000TPS | 15,000件 |
| ビットコイン(BTC) | 約5TPS | 5件 |
| イーサリアム(ETH) | 約15TPS | 15件 |
また、エルロンドではランダムに承認者を選出するため、通貨を多く保有する人が利益を独占することはありません。
毎回異なる人物が取引を承認することで、自身の利益のために取引を正当に評価しない人が参加する可能性を低められるため、安全な取引が可能です。
エルロンドでは、ランダムに承認者を選出するSPoSアルゴリズムによって、取引の処理速度と安全性を高めています。
他の通貨との互換性が高い
エルロンドは、他の通貨との相互運用性が高いという特徴があります。
エルロンドは取引の処理能力と安全性が高く、他のブロックチェーンサービスとの接続も可能です。
例えば、イーサリアムなどのスマートコントラクト機能を持つ仮想通貨と連携させることで、管理者が存在せずとも商品やサービスの取引ができます。
他の通貨と同時に運用することで、ブロックチェーン上で不具合が生じた際のリスクを分散させることが可能です。
また、エルロンドはビットコインとイーサリアムのような仕様の異なるブロックチェーンを相互運用するための通貨としても期待されています。
ステーキングに対応している
エルロンドはステーキングに対応しているため、通貨を保有しているだけで利益が獲得できます。
ステーキングとは、仮想通貨をブロックチェーンのネットワークに預け入れることで、価格安定の対価として報酬を得る仕組みです。
ステーキングの報酬は預けた通貨の3~6%ほどと言われており、現金を銀行に預けて利息を得る仕組みに例えられます。
長期的に保有するだけで報酬がもらえるため、価格の動きを細かく分析せずに利益を得られます。
また、エルロンドは急激に価格が上昇した経緯があるため、長期的な保有に適した銘柄であるとも言えます。
堅実に利益を獲得したい場合には、ステーキングを利用するのがおすすめです。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の価格動向・チャート
出典：https://www.tradingview.com/chart/VexzHFGO/?symbol=COINBASE%3AEGLDUSD
仮想通貨エルロンドは2021年の8月頃から大きく価格が高騰し、11月には最高額となる約488ドル(約73,200円)まで上昇しました。
2021年の価格高騰は、ビットコインなどのメジャーな仮想通貨の高騰に引きずられたことが原因だと言われています。
しかし、2021年11月下旬からビットコインの価格が下落した影響により、大きく価格を落とし、2022年6月には約41ドル(約6,150円)まで下がりました。
2023年以降、エルロンドの価格は約30ドル(約4,500円)から約70ドル(約10,500円)の間で増減しています。
明確な値動きの方向性は見えませんが、30ドル以下になったタイミングが買い時と考えられます。
※1ドル150円で計算
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の将来性・今後の見通し
エルロンドは将来に期待を持てる通貨であると言えます。
ただ、エルロンドが絶対的に価格を伸ばすことのできる通貨であるとは言い切れません。
エルロンドが将来価格を伸ばすことができるかは、以下のポイントによるところが大きいと言われています。
| エルロンド(Elrond/EGLD)の将来性を見据えるポイント |
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それぞれのポイントについて解説します。
イーサリアム2.0との差別化を図れるか
エルロンドは、「イーサリアム2.0」が開発されることで需要が減ると危惧されています。
そもそもエルロンドは、容量不足により処理速度が低下するイーサリアムに対抗して開発されました。
しかし、イーサリアムは処理速度の低下から脱却するために、イーサリアム2.0へアップデートさせると宣言しています。
イーサリアム2.0にアップデートすると、大量のデータでも処理速度が低下せず高速で処理できるようになると言われています。
イーサリアム2.0にアップデートして容量不足が大幅に解消されてしまうと、イーサリアムの容量不足を目的の一つとして開発されたエルロンドの需要は大きく低下してしまいます。
ただ、2024年上旬でも、イーサリアム2.0は完全な状態ではなく、段階的にアップデートしている状況です。
エルロンドが存続するには、より処理速度を速くするか、独自の特徴やサービスを作れるかがポイントの一つと言われています。
他のライバル通貨と差別化を図れるか
エルロンドが将来的に価格を大きく上昇させるためには、他のライバル通貨と差別化ができるかが重要です。
エルロンドのように処理速度と安全性に優れた仮想通貨は、ファントム(FTM)やホロ(HOLO)のようにすでに多数存在します。
エルロンドを魅力的な通貨とさせるためには、独自の特色や差別化を図れるような特徴が必要です。
また、処理速度と安全性の面から、他の通貨との競争で優位に立つには最先端の技術に対応する必要があると言えます。
エルロンドが機能面でアップデートできるか、また通貨として独自の強みを作り出すことができるかに注目しましょう。
Web3.0やメタバース戦略を推し進められるか
エルロンドの今後の動向について、Web3.0やメタバース戦略を推し進められるかが注目されています。
エルロンドはWeb3.0の決済技術を持つ「Utrust」の買収や、メタバースを開発する「Improbable社」との提携を発表しています。
買収や提携により新たな決済方法やサービスが開発できれば、エルロンドの需要が高くなることが期待できます。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の買い方・購入方法
エルロンドは、国内で購入したビットコインをはじめとした仮想通貨を海外取引所に送金することで購入できます。
エルロンドを購入するには以下の手順が必要です。
| エルロンド(Elrond/EGLD)の買い方・購入方法 |
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それぞれ手順ごとに紹介していきます。
国内取引所で口座を開設する
はじめに、国内の仮想通貨取引所で口座を開設しましょう。
口座開設には以下のような本人確認できる書類が必要であるため、あらかじめ用意しておきましょう。
| 口座開設に利用できることが多い本人確認書類 |
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本人確認は数時間~数日かかることがあるため、取引したいタイミングで口座開設ができていないということがないように早めに行っておきましょう。
なお、国内取引所の口座開設にはCoinTradeがおすすめです。
出典：https://coin-trade.cc/
CoinTradeはスマホのアプリから利用できます。
取引手数料は無料で、操作方法もシンプルで誰でも簡単に始められます。
なお、約10円から運用を始めることができるため、仮想通貨の投資を始めるか悩んでいる方にもおすすめです。
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※公式サイトに遷移します。
国内取引所で仮想通貨を購入する
次に、国内取引所で仮想通貨を購入しましょう。
仮想通貨を購入するためには、まず取引所に日本円を入金する必要があります。
各取引所の入金方法に従って口座に日本円を入金しましょう。
なお、CoinTradeでは、以下の簡単な操作により仮想通貨を購入できます。
| CoinTradeで口座に入金する方法 |
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CoinTradeは以上のような簡単な操作により、口座への入金が可能です。
また、取引用の仮想通貨にはビットコインやイーサリアムがおすすめです。
ビットコインやイーサリアムは取り扱いのある海外取引所が多く、購入した通貨が取引所で使えないという可能性が低いためです。
各取引所の手順に従って、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入しましょう。
なお、CoinTradeで仮想通貨を購入する流れは以下の通りです。
| CoinTradeで仮想通貨を購入する手順 |
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海外取引所に仮想通貨を送金する
次に、海外取引所に口座を開設し、仮想通貨を送金しましょう。
仮想通貨の送金には送金手数料がかかります。
送金手数料をできるだけ抑えたい場合、海外取引所でエルロンドと交換できる仮想通貨とその通貨のレートを調べ、最も手数料が少ない通貨を選びましょう。
また、送信先のアドレスを間違えるなどの送金ミスが起こる可能性もあります。
一度テストとして少額を送金して、ミスにより大きな損失を被らないよう対策しましょう。
なお、CoinTradeでは以下の操作から、簡単に仮想通貨を送金できます。
| CoinTradeで仮想通貨を購入する手順 |
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CoinTradeでは、「入出金」の画面から、日本円の入金、仮想通貨の購入、送金が可能です。
入金から送金までが一つの画面で完結するため、初心者でも簡単に操作ができます。
エルロンドを購入する
最後に、海外取引所でエルロンドを購入しましょう。
バイナンスをはじめとした海外取引所ではイーサリアムとエルロンドが取引できます。
送金した仮想通貨とのトレードで、エルロンドを購入しましょう。
以上で、エルロンドの購入が完了です。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)についてよくある質問
エルロンド(Elrond/EGLD)についてよくある質問を紹介します。
エルロンドは国内取引所で購入できる？
現在、国内にはエルロンドを購入できる取引所はありません。
海外取引所でのみ、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨との交換でエルロンドを購入できます。
エルロンドを購入する場合、CoinTradeなどの国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入し、購入した仮想通貨を海外取引所に送金してエルロンドを購入しましょう。
ただし、仮想通貨の送金に手数料がかかるため、注意が必要です。
エルロンドの10年後の予想価格は？
DigitalCoinPriceの予想では、エルロンドの10年後の価格は約789ドル(約118,350円)であると言われています。
2024年現在、エルロンドの価格は約41ドル(約6,150円)であるため、今後約20倍の上昇が予想されています。
ただし、仮想通貨の予想価格はあくまでもAIによる予想であり、実際に10年後いくらになっているかは断言できません。
エルロンドの価格は、仮想通貨市場の動向や、エルロンド自身の需要や付加価値が増すかなどといった多くのポイントによって変動します。
エルロンドの価格が下がる可能性もあることを把握した上で、常に価格動向には注視するようにしましょう。
仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の特徴・将来性まとめ
この記事では「仮想通貨エルロンド(Elrond/EGLD)の特徴や将来性」などについて解説しました。
エルロンドは、高い処理能力や安全性を誇る仮想通貨であるため、将来性が高いと言える仮想通貨です。
また、ステーキングにも対応しているため、ローリスクで投資を始めたい方にもおすすめです。
イーサリアムのアップデートにより需要が下がると言われていますが、Web3.0や最新技術の開発によって需要が高まる可能性もあります。
エルロンドに少しでも興味のある方は、この記事を参考に購入を検討してみてください。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
