スラッシュカード(SlashCard)の特徴や安全性は?よくある質問も紹介

スラッシュカード

スラッシュカードは、ステーブルコイン「USDC」を担保とした国際ブランドカードです。

本記事では、スラッシュカードの概要や特徴を解説します。

安全性やよくある質問も解説するため、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

スラッシュカード(SlashCard)の概要

スラッシュカード

出典:https://pre-card.slash.vision/

スラッシュカード(SlashCard)とは、米ドル建てステーブルコインであるUSDCを担保として利用可能な日本初の仮想通貨建クレジットカードのことです。

SLASH VISION(スラッシュビジョン)という会社がサービスを提供しており、概要が発表されて斬新さが話題を呼びました。

2025年10月にクローズドβ版をリリース予定であり、事前登録が6月30日からスタートしています。

安全性と利便性を兼ね備えた、後払い型の決済手段として日常の買い物やオンラインショップなどでUSDC支払いを容易に行えるサービスとして注目されています。

スラッシュカード(SlashCard)の特徴は?

特徴

スラッシュカードの特徴として、以下の点が挙げられます。

スラッシュカードの特徴
  • ウォレットからチャージができる
  • さまざまなチェーンに対応
  • 使い方に合わせてカードの種類を選択可能
  • 紹介先ユーザーの利用額に応じてキャッシュバックを受けられる
  • エコシステムへの参加で会員ランクがグレードアップ

各特徴について、詳しく解説します。

ウォレットからチャージができる

スラッシュカードの特徴として、ウォレットからダイレクトにチャージできる点が挙げられます。

スラッシュカードには専用アプリがあり、保有しているウォレットで接続可能です。

ウォレット内にあるトークンから、カード残高へ直接チャージできます。

なお、ウォレットを保有していないケースでも、メールアドレスを用いて簡単にアカウント作成が可能です。

アプリ内で発行されるウォレットを用いてカードへ残高をチャージできます。

さまざまなチェーンに対応

スラッシュカードは、以下のチェーンや仮想通貨に対応している特徴があります。

スラッシュカードが対応しているチェーン
  • Ethereum
  • Solana
  • BIinance
  • Polygon
  • Avalanche
  • Mantle

その他のネットワークについても、順次対応予定です。

このように、豊富なチェーンに対応することで、自分にマッチしたものを見つけて利用しやすいメリットがあります。

また、スラッシュカードは多くのチェーンから信頼されている証拠とも言えます。

使い方に合わせてカードの種類を選択可能

スラッシュカードは、使用するシーンなどに応じて物理カードとバーチャルカードの2種類から、自分好みのカードを選択できます。

物理カードとは、実際にスラッシュカードが手元に届き、実店舗でお買い物する際などに決済方法として利用可能です。

ただし、指定住所に全国配送され海外決済でも利用できるものの、受け取るまでに時間がかかる傾向があります。

一方、バーチャルカードは実際に手元にカードは届かず、即時発行されてすぐに利用可能です。

各種モバイル決済に対応予定で、普段オンラインでのお買い物でキャッシュレス決済を利用している方にとっては受け入れやすいカードです。

なお、物理カードとバーチャルカードは、いずれも複数枚の発行に対応しています。

紹介先ユーザーの利用額に応じてキャッシュバックを受けられる

スラッシュカードでは、紹介先ユーザーの利用額に応じてキャッシュバックを受けることが可能です。

スラッシュカードのクローズドβ版に事前登録したユーザーに対し、紹介コードが発行されます。

この紹介コードを知り合いなどにスラッシュカードを紹介し、登録した上で実際に利用することで利用額に応じたキャッシュバックを受けられます。

なお。紹介リワードは、ポイントではなくトークンの形で還元されるため、カードの利用や好きなトークンに交換することも可能です。

紹介コードは、各種SNSで拡散でき、より多くのユーザーを紹介できれば多くのキャッシュバックを獲得できます。

エコシステムへの参加で会員ランクがグレードアップ

スラッシュカードでは、エコシステムの参加度合いに応じて会員ランクがグレードアップする仕組みを採用しています。

エコシステムとは、ブロックチェーンで発行される仮想通貨により形成される社会や経済、仕組みなどのことです。

アプリに接続したアカウントにおいてSlashエコシステム上でアクションを起こすと、徐々に会員ランクがアップします。

会員ランクがアップするほど、さまざまな特典が付与されるため、紹介制度と合わせて有効活用しましょう。

スラッシュカード(SlashCard)は安全に使える?

お金

スラッシュカードは、日本及び国際的な法規制を遵守しており、安全に利用できるサービスです。

特に、国際的なAML(アンチ・マネー・ローンダリング)対策を強化しており、高い信用性を持ち合わせています。

スラッシュカードは株式会社アイキタスとオリコ、Slash Vision Labsが連携して開発されたサービスです。

特に、オリコはクレジットカード事業でも実績があり、信頼を寄せて利用できます。

スラッシュカード(SlashCard)に関するよくある質問

faqのブロック

ここでは、スラッシュカードに関連するよくある以下の質問について紹介します。

スラッシュカードに関するよくある質問
  • スラッシュカードの利用方法は?
  • スラッシュカードの対象ユーザーは?
  • スラッシュカードの費用はどれくらい?

スラッシュカードはまだクローズドβ版の開始を控えた状態であり、正式な仕様が明らかになっていない部分があります。

その中で、ここで紹介する疑問点を晴らして利用可否を検討しましょう。

スラッシュカードの利用方法は?

スラッシュカードを利用するには、公式サイトで事前登録が必要です。

その後、正式にアカウント作成の手続きを進めてください。

アカウント登録時、本人確認(KYC)が必要となるため、必要な書類を準備しましょう。

そして、物理カードかバーチャルカードの発行手続きを進めます。

カードを入手したら、USDCをカード残高にチャージすればVISAの全加盟店で決済方法として利用可能です。

スラッシュカードの対象ユーザーは?

スラッシュカードは、18歳以上の日本在住者を対象としたサービスです。

よって、未成年であったり、日本に在住していなかったりすると、スラッシュカードを発行できません。

スラッシュカードの費用はどれくらい?

スラッシュカードを利用するにあたり、アカウント開設費は無料です。

しかし、カードを発行する際に別途費用が発生するため負担が必要です。

費用対効果も考えて、スラッシュカードの利用可否を決めましょう。

スラッシュカード(SlashCard)まとめ

まとめ

スラッシュカードは、日本初の仮想通貨建クレジットカードとして高い注目を集めています。

まだ全容が明らかになっていない部分が多いものの、クローズドβ版のリリースが決定しており正式リリースもまもなくという状況です。

18歳以上の日本在住者であれば気軽に発行できるカードであり、物理カードだけでなくバーチャルカードも選択できます。

本記事で紹介した内容を参考に、スラッシュカードの利用を検討してみてください。

執筆者

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