CELO(セロ)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

CELO(セロ)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • CELO(セロ)の特徴や将来性を知りたい
  • CELO(セロ)の購入手順を知りたい
  • CELO(セロ)を購入するのに最適な仮想通貨取引所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「CELO(セロ)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」などをお伝えしていきます。

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目次

CELO(セロ)とは?

celo公式ページ

出典:https://celo.org/

CELO(セロ)とは「すべての人が豊かになるための金融システムの構築」を目標とし、スマートフォンでの仮想通貨普及を目指すプロジェクトCeloで使用される仮想通貨です。

3種類のステーブルコインとガバナンストークンを発行しています。

ステーブルコインとは価格を安定させるために米ドルや金などの資産と連動するように設計された仮想通貨、ガバナンストークンとは新機能の提案や決定するのに使われる仮想通貨のことです。

米最大手の仮想通貨取引所であるコインベースProをはじめとし、バイナンスなど複数の海外の取引所に上場しています。

残念ながら国内で取り扱っている取引所はまだありません。

CELO(セロ)の基本情報

CELO(セロ)の基本情報を表にまとめました。

シンボルCELO
発行上限10億
上場時期2020年8月
提唱者Rene Reinsberg氏
公式サイトCELO(セロ)公式はこちら

CELO(セロ)の将来性/今後の普及について

ビー玉に映る地球

CELO(セロ)の将来性や今後の普及などについて解説していきます。

発展途上国を中心に事業拡大

CELO(セロ)は、アフリカや東南アジアなどの発展途上国を中心に事業を拡大しています。

法定通貨の価値や信頼が先進国に比べて低く、スマートフォン保有者と銀行口座を持っていないアンバンクトと呼ばれる人が多い国々です。

世界銀行が発表している「グローバル・フィンデックス・データベース2021」によると、例えば中東・北アフリカ地域では口座を保有する人は、女性が42%、男性は54%です。

また、サブサハラ・アフリカ地域ではアンバンクトが6,500万人以上おり、現金で農作物の代金を受け取っているとされます。

コロナ危機で電子決済の利用が世界的に急増しており、サブサハラ・アフリカ地域の成人の33%がモバイル口座を保有するに至っています。

デジタル決済の利用拡大の波にのれればニーズが高まり、CELOの価格上昇につながる可能性があります。

DeFiサービスの利用拡充

CELO(セロ)は開発者やスタートアップに対するバックアップが豊富です。

イーサリアム上のプロトコルを模したプロジェクトが多いですが、モバイルファーストやネイティブステーブルコインを主軸としたCeloならではのプロジェクトもあります。

例えば、Celoが提供するモバイルウォレットのValora、Uniswapを模倣したモバイルファーストDEXのUbeswap、モバイルファーストな分散型レンディングサービスのMoola などが代表的です。

特にUbeswapはCeloプラットフォームの流動性を支える主要なDEXであり、流動性マイニングもスタートしています。

このように非常に速いスピードで開発が進んでおり、CELOの価格への好影響が期待できます。

リブラ同様の懸念

CELO(セロ)と同様にインターネットさえあれば誰でも金融サービスを享受できる金融包摂を目指す仮想通貨に、フェイスブックのLibra(リブラ)がありました。

Libraはメタのデジタル通貨サービスDiem(ディエム)と名前を変えて開発されていましたが、2022年1月にサービス提供を断念しています。

リブラは消費者保護や詐欺防止の観点から規制当局との折り合いがつかず、とん挫したと言われます。

Celoに加盟している組織の中には、Anchorage、Bison Trails Co.、Coinbase Ventures、Andreessen Horowitz and Mercy Corpsなどのようにリブラと共通している組織もあります。

Celoもテロリストへの資金提供やマネーロンダリングの防止への的確な対応ができなければ、規制当局からの圧力がかかる可能性が懸念されます。

CELO(セロ)の注目ポイント

世界地図

CELO(セロ)の注目ポイントについて解説していきます。

スマートフォンでの仮想通貨普及を目指す

CELO(セロ)はスマートフォンさえあれば誰でも送金や決済などができる世界を目指しています。

仮想通貨を保管するためのウォレットが不要で、電話番号を使って仮想通貨が取引できるのがポイントです。

Celoは、EigenTrustと呼ばれるGoogleのWebページの重要度を計るシステムにも使用されている評価付けアルゴリズムを活用し、個々のアドレスに信用スコアを付与しています。

そして、テキストメッセージを送信するのと同じくらい簡単に送金できる仕組みを提供しています。

複雑な英数字の羅列でできているウォレットアドレスを使用しないため、送金ミスが少なくなると期待されます。

3種類の担保型ステーブルコインを発行

CELO(セロ)にはドルに連動したCelo Dollars(cUSD)、ユーロに連動したCelo Euro(CEUR)、金に連動したCelo Gold(cGLD)の3種類のステーブルコインを発行しています。

価格を安定させたステーブルコインは決済通貨や保有する資産として使用できます。

ステーブルコインは安定しているといいますが、「テラ」の価値が暴落し、10分の1以下になってしまった件が記憶に新しいところです。

ステーブルコインには大きく分けて法定通貨やほかの暗号資産を担保とする「担保型」と、そうでない「無担保型」の2種類があります。

テラは無担保型で、別の暗号資産「ルナ」との裁定取引により供給量を調整していました。

Celoで発行されているステーブルコインは「担保型」で、CELOやビットコイン、イーサリアムなどの資産を担保に発行されています。

発行されているステーブルコインの合計価値よりも担保資産の合計価値が高く、CELOは「テラ」のようになる可能性は低いと言えます。

名だたる企業が支援

世界基準となるステーブルコインには高い信頼性が必要とされます。

Celoは「Alliance for Prosperity」というアライアンスを組成しており、100を超える企業が名を連ねています。

コインベースの投資部門のCoinbase Ventures、トップクラスのベンチャーキャピタルであるa16z、仮想通貨ウォレット企業のLedger、ブロックチェーン企業のBison Trailsなどです。

先ほど述べたDiem(旧称:Libra)が主導するアライアンスにも50以上の大手IT企業などが参加していました。

ネットワークの検証作業やガバナンスを担う必要があったDiemアライアンスとは異なり、Celoアライアンスのメンバーは参加が必須ではなく、何らかの形で貢献できればよい形式です。

そのため、Diemが主導するアライアンスに比べて参加企業が2倍以上、大手VCやウォレット事業者、DeFiプロジェクト、教育事業者、大手通信事業者などが参加し、信頼性を高めるのに一役買っています。

CELO(セロ)の購入手順PCとスマホ

CELO(セロ)の購入手順を解説していきます。

1.Coincheck(コインチェック)で口座開設を進める

CELO(セロ)は国内の仮想通貨取引所での取り扱いが無く、海外の取引所にて購入することになります。

海外の仮想通貨取引所では銀行などから直接日本円を入金して購入することはできず、国内の取引所で仮想通貨を購入して送金します。

ここでは、国内の仮想通貨取引所の開設からCELO(セロ)の購入まで、順を追って説明します。

国内の仮想通貨取引所はどこに開設しても構いませんが、アプリのダウンロード数No1の人気の取引所、Coincheckがおすすめです。

Coincheckの公式サイトにアクセスし、「会員登録」からメールアドレスを登録し、メール認証を行いアカウントを作成します。

各種重要事項の承諾をしたら、電話番号の認証、個人情報の入力をし、本人確認です。

運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの中から1つを用意し、画面の案内に従ってスマホで本人確認書類を撮影します。

本人確認書類を提出して数時間後に「本人確認完了のお知らせ」のメールが届けば口座開設完了です。

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2.Coincheckで仮想通貨を買う

現在、Coincheckでの日本円の入金方法は最もスタンダードな銀行振込のみです。

Coincheckのホーム画面左側の「日本円の入金」から振込先の口座を表示させ、指定の口座に振り込めば入金完了です。

送金用の仮想通貨には、取り扱っている取引所が多く流通量も多いビットコインがおすすめです。

Coincheckでは「販売所」と「取引所」の2ヶ所でビットコインを購入できます。

慣れるまではシンプルな操作で取引が完了する、販売所がおすすめです。

Coincheckのホーム画面左側の「販売所(購入)」から「BTC」を選択し、数量を入力して「購入する」をクリックするだけで購入できます。

3.Bybit(バイビット)の口座開設を進める

CELOを取り扱っている取引所は、「Bybit(バイビット)」「Binance(バイナンス)」「Coinbase(コインベース)」「Gate.io(ゲート)」などがあります。

零細の海外取引所は日本の取引所に比べて詐欺などのリスクが高いため、日本人にも人気の大手海外取引所であるBybitをおすすめします。

Bybitの口座開設方法は簡単で本人確認書類の提出は不要です。

Bybitの公式ページからメールアドレスを入力し、「口座開設する」をクリックし、メール認証をすれば口座開設は完了です。

取引前にはハッキングやアカウント乗っ取りのリスクを軽減するために、二段階認証の設定をおすすめします。

4.CoincheckからBybitに仮想通貨の送金をする

Coincheckのホーム画面左側の「暗号資産の送金」から「ビットコインを送る」を選択します。

Bybitのウォレットアドレスを「新規宛先」に入力し追加します。

ウォレットアドレスを間違えると送金できないだけでなく、ビットコインを失う危険性もあるため、コピー&ペーストでの入力がおすすめです。

送金する「数量」を入力したら「送金する」をクリックすれば入金完了です。

5.BybitでCELO(セロ)を買う

Bybitには現物取引、USDT無期限契約、インバース無期限契約、インバース型先物の4種類の取引方法があります。

簡単にCELO(セロ)を購入するなら、現物取引がおすすめです。

「トレード」をクリックし、基軸通貨として送金したビットコイン(BTC)を選択、通貨ペアには購入したいをCELO(セロ)を指定します。

「買い」 を選択して注文種別を選択します。

価格にこだわりが無ければ成り行き注文で問題ありません。

注文数量を入力して「CELOを買う」のボタンを押せば購入手続き完了です。

CELO(セロ)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介

様々な種類のコイン

CELO(セロ)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。

Coincheck

coincheck公式ページ

出典:https://coincheck.com/ja/

Coincheckはアプリのダウンロード数No1で多くの人に利用されている、利便性に優れた取引所です。

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CELO(セロ)の購入手順や将来性まとめ

光とビル群

本記事では「CELO(セロ)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」について詳しく解説していきました。

CELO(セロ)はスマートフォンを利用した金融システム普及を目指すプロジェクトで使用される仮想通貨です。

発展途上国を中心に事業を拡大しており、名だたる企業から支援を受けています。

DeFiサービスが利用でき、スタートアップに対するバックアップが豊富なことから、様々なプロジェクトでの利用が期待されます。

同様の思想を持っていたプロジェクトであるリブラのように規制当局との摩擦が懸念されますが、壮大な思想を持った仮想通貨と言えます。

執筆者

「COIN TIMES」は、仮想通貨関連の基本情報やニュースについて発信するWebメディアです。

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