この記事を読んでいるあなたは、
- JCBゴールドの審査は厳しい?
- JCBゴールドの審査にかかる期間は?
- JCBゴールドの審査はどれくらいの年収があれば通過できる?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「JCBゴールドの審査基準や発行期間、落ちる原因や発行の流れ」などについてお伝えしていきます。
【前提】JCBゴールドの審査は甘くない
JCBゴールドの審査は、ほかのゴールドカードと比べても厳しい傾向にあります。
そのため、JCBゴールドを発行したい場合には、十分な対策が必要です。
JCBゴールドの審査に関する情報について、以下の2点を解説します。
- ゴールドカードの中では審査が厳しめ
- 年収300万円ほどある正社員は審査に通りやすい
ゴールドカードの中では審査が厳しめ
JCBゴールドは年会費や利用限度額、またサービス・特典の内容が同程度のほかのゴールドカードと比べても、審査が厳しい傾向にあります。
特に、JCBゴールドは、以下の理由で審査が厳しめと言われています。
- 国際ブランドが発行するゴールドカード
- ステータス・高級性が高い
- 利用していけば、よりグレードの高いカードに切り替えられる
クレジットカードは、一般カードやゴールドカードなどの種類にわかれますが、ゴールドカードはある程度の条件を満たさなければ利用できません。
ゴールドカードのなかでも上記の特徴がある点で、JCBゴールドは審査が厳しくなっています。
年収300万円ほどある正社員は審査に通りやすい
JCBゴールドの口コミを見ると、年収200万円や職業がフリーターであっても審査に通っている例があります。
そのため、JCBゴールドは年収300万円ほどある正社員であれば、比較的審査は通りやすくなると考えられるでしょう。
また、JCBゴールドは顧客拡大を図っている点から、審査が緩和されている情報もあります。
上記のような背景も踏まえれば、年収300万円かつ正社員はJCBゴールドが発行できる1つの基準とできます。
JCBゴールドの申し込み条件
JCBゴールドの申し込み条件は、以下のとおりです。
- 20歳以上
- 本人
- 安定した収入が継続的にある
上記のなかでも収入による条件は、明確な基準は開示されていません。
しかし、ある程度の年収があり、また信用情報に問題のない方が審査に通りやすい傾向にあります。
申し込みをする際には、自身の収入状況や信用情報などを確認しておきましょう。
JCBゴールドの審査基準
JCBゴールドの審査基準は、属性情報と信用情報で判断されます。
申し込みを予定している方であれば、どのような項目を確認して審査しているかを知っておくと、対策がしやすくなるでしょう。
JCBゴールドの審査基準について、解説します。
属性情報
ゴールドカードは、一般カードと比べても属性情報の審査基準が高く設定されています。
属性情報は、具体的には以下の項目が挙げられます。
- 年齢
- 仕事内容
- 役職
- 年収
- 勤務先
- 家族構成
上記以外にも項目があり、申し込み時の情報入力で確認しています。
基本的には、学生やフリーターなどの安定した収入がない方は審査に落ちやすくなっており、申し込む際には注意が必要です。
ただ、学生やフリーターでも安定した収入が見込める場合などにより、属性情報をクリアするケースもあります。
信用情報
JCBゴールドでは属性情報だけでなく、信用情報の確認もおこなっています。
具体的には以下の項目を確認しており、もし信用情報に傷があれば審査に通りづらくなります。
- 他社の借入状況
- ほかクレジットカードの申し込み履歴
- クレジットカードや携帯代などの滞納歴
信用情報はほかのカード会社も確認できる情報であり、一度、信用情報に傷がつくと長期間情報に残ってしまいます。
JCBゴールドだけに限らず、普段から注意しておく必要があるでしょう。
JCBゴールドの審査時間・発行期間
JCBゴールドの審査時間・発行期間について、解説します。
審査時間
JCBゴールドの審査時間は最短5分であり、即日で利用可能です。
ただ、審査がスムーズに進んだ場合であるため、もし以下のようなことがあれば1〜2週間ほどの時間を要します。
- 申し込み内容に不備があった
- ほかの申し込みが多い
そのため、もしJCBゴールドの発行を急いでいる場合は、タイミングを図る必要があるでしょう。
発行期間
JCBゴールドの発行期間は、翌日〜10日ほどとなっています。
申し込みの発行方法を選ぶ際に、発行タイミングが異なるため注意が必要です。
- 最短翌日お届け:翌営業日〜
- 通常:3営業日〜
JCBゴールドは、ゴールドカードのなかでは発行期間が比較的早いカードです。
すぐにゴールドカードを手に入れたい方には、注目すべきゴールドカードといえます。
JCBゴールドの審査に落ちる原因・対策
JCBゴールドの審査に落ちる原因と対策を知っておけば、審査に通りやすくなります。
JCBゴールドの審査に落ちる原因・対策について、以下の6点を解説します。
- 短期間で複数のカードに申し込んでいる
- 過去に滞納や支払い遅延をしている
- 未返済の借入がある
- 誤った情報で申し込んでいる
- 在籍確認ができなかった
- 審査に落ちてから6ヶ月以内に再申し込みしている
短期間で複数のカードに申し込んでいる
カード会社はゴールドカードの審査にあたって、クレジットカードの申し込み状況を確認できます。
確認した情報のなかで、短期間で複数のカードを申し込んでいると、審査に不利に働く可能性があるため注意が必要です。
クレジットカードを申し込む際には、過去に申し込みをした時点から一定の期間をあけて申し込むのが良いでしょう。
過去に滞納や支払い遅延をしている
クレジットカードの審査落ちは、信用情報に傷がついているケースがよくある例として挙げられます。
信用情報は過去に滞納した場合や支払い遅延をした場合などに傷がついてしまい、審査にとってマイナスの要素です。
小さな金額であっても滞納を一度してしまえば、長期間で信用情報に傷がつきます。
クレジットカードや携帯代などの普段の支払いを計画的におこないましょう。
未返済の借入がある
信用情報のなかには他社の借入状況も確認でき、審査基準に使われています。
特に、未返済の借入が多い場合、返済能力がないと判断されて審査に落ちてしまいます。
ただ、借入が少額であればゴールドカードの審査が通るケースもあるため、厳格に考える必要はありません。
もし他社の借入があった場合は、ある程度の金額を返済したうえでJCBゴールドを申し込みましょう。
誤った情報で申し込んでいる
クレジットカードの申し込みに必要な属性情報や信用情報関係の入力を誤れば、カード会社は正当な審査ができません。
不備対応を求められるケースもありますが、最悪の場合には審査に落ちてしまいます。
入力情報の虚偽報告や犯罪の利用を疑われるケースもあるため、申し込み内容の入力には2〜3回ほど確認するようにしましょう。
在籍確認ができなかった
クレジットカードの審査では、属性情報をもとに在籍確認をおこないます。
在籍確認は申込者が入力した勤務先に虚偽がないかを確認しており、在籍確認がとれなければ審査に通りません。
そのため、クレジットカードを申し込む際には、必ず連絡が取れるような準備をしておきましょう。
審査に落ちてから6ヶ月以内に再申し込みしている
JCBゴールドの申し込みは、審査が落ちても可能です。
しかし、申し込みと再申し込みとの間に6ヶ月以上の期間が離れていないと、審査に通りにくくなります。
審査に落ちてしまった場合には、必ず6ヶ月以上の期間を離し、再申し込みをしましょう。
JCBゴールドの審査から受け取るまでの流れ
JCBゴールドの審査から受け取りまでの流れについて、以下の流れで解説します。
- 公式サイトから申し込む
- 支払い口座を設定する
- 審査結果を待つ
- 本人確認を行う
- カードを受け取る
公式サイトから申し込む
JCBゴールドの申し込みは、公式サイトから申し込めます。
サイトページの案内にしたがって、必要事項を入力します。
入力した情報は審査に利用される大切な情報であるため、1つ1つ誤りがないかを確認してから進めましょう。
支払い口座を設定する
必要事項の入力が完了すれば、支払い口座の設定です。
クレジットカードの支払いを滞納してしまうと、信用情報に傷がついてしまいます。
そのため、支払いに設定する口座は、お金に余裕のある口座を設定しておきましょう。
審査結果を待つ
支払い口座の設定も浣腸すれば、カード会社の審査に入ります。
JCBゴールドの場合、早ければ数分程度で審査結果の通知が届いているでしょう。
一方で、審査がスムーズに進まない場合は、1〜2週間程度の期間を要してしまいます。
JCBゴールドの申し込みをする際には、できる限りスケジュールに余裕があるタイミングでおこないましょう。
本人確認を行う
審査結果の通知が届き、審査に通っていれば本人確認をおこないます。
スマートフォンのアプリをインストールして、案内にしたがって顔写真付き本人確認書類を提出します。
JCBゴールドの場合、ナンバーレスかどうかで対応する手順が異なるため注意が必要です。
カードを受け取る
手続きが完了すれば、翌日〜10日ほどでカードを受け取れます。
自宅に送付されるため、受け取り時には必ず自宅で待つようにしましょう。
カードを受けて取れれば、自由にカードを利用できます。
JCBゴールドとは
出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/gold2.html
JCBゴールドは、国際ブランドJCBが発行するプロパーカードです。
基本的なクレジットカードの機能に加え、充実したサービスや特典を堪能できます。
また、カードはナンバーレスにも対応しており、カードの使い方によって好みで選べます。
オンライン入会であれば、初年度の年会費が無料で利用可能です。
ステータス・高級性が高く、安心して使えるゴールドカードが欲しい方におすすめです。
年会費 | 11,000円(税込) |
---|---|
還元率 | 0.5%〜 |
ブランド | JCB |
申込条件 | 20歳以上で、本人に安定的な収入が継続的にある方 |
公式サイト | JCBゴールド公式サイト |
JCBゴールドのメリット
JCBゴールドのメリットについて、以下の3点を解説します。
- 初年度は年会費無料で持てる
- 家族カードを年会費無料で発行できる
- 利用実績を積むとさらにカードをアップグレードできる
初年度は年会費無料で持てる
JCBゴールドはオンラインで入会すると、初年度の年会費が無料で持てます。
初年度の年会費無料であってもサービス・特典が充実しており、また付帯している保険も活用可能です。
申し込みには審査こそありますが、お試し用のゴールドカードとして利用できます。
家族カードを年会費無料で発行できる
JCBゴールドでは、家族の方であれば1人目の家族カードの年会費が無料です。
2人目以降も1枚あたり1,100円(税込)で利用でき、割安で家族全員がゴールドカードを利用できます。
本人の年会費が無料の間は家族も無料で持てるため、家族カードを持ちたい方にはおすすめです。
利用実績を積むとさらにカードをアップグレードできる
JCBゴールドでは利用実績に応じて、「JCBゴールド ザ・プレミアム」へアップグレードが可能です。
アップグレードしたカードは、JCBゴールドよりも充実したサービス・特典を受けられます。
一定の条件はJCBゴールドを普段使いしていれば可能な条件であるため、JCBゴールドを検討されている方には知っておきたいポイントです。
JCBゴールドの特典・優待
JCBゴールドの特典・優待は充実しており、初年度の年会費が無料と考えればお得なゴールドカードといえるでしょう。
JCBゴールドの特典・優待について、以下の5点を解説します。
- 最大20倍のポイントアップ優待を受けられる
- 空港ラウンジ優待を受けられる
- ゴールド会員専用デスクを利用できる
- 「JCB GOLD Service Club Off」を利用できる
- Oki Dokiポイントを3年間保有できる
最大20倍のポイントアップ優待を受けられる
JCBゴールドでは、ショッピングやほかのポイントと交換可能なOki Dokiポイントが貯められます。
また、ポイント優待店を利用すれば、最大で20倍のポイントアップ優待が受けられます。
ポイント優待は、STARBUCKSやAmazon、セブンイレブンなどの利用頻度の高い店舗・サービスが対象です。
空港ラウンジ優待を受けられる
JCBゴールドの特典のなかには、空港ラウンジサービスの無料利用があります。
国内であれば主要空港で、国外ではハワイのホノルルの国際空港が利用できます。
フリードリンクや新聞・雑誌のサービスが用意されており、出張や旅行などで快適に活用可能です。
ゴールド会員専用デスクを利用できる
JCBゴールドでは、会員専用のゴールドデスクを用意しており、カードに関するトラブルでも安心です。
通話料は無料で利用でき、また迅速に電話対応してもらえます。
カードのトラブルが心配な方におすすめの特典です。
「JCB GOLD Service Club Off」を利用できる
JCBゴールドでは「JCB GOLD Service Club Off」という優待サービスが利用できます。
映画館やスポーツジムなどの全国70,000ヵ所以上の施設で、最大80%の割引が受けられるサービスです。
対象施設を頻繁に利用する方には、フル活用したいサービスでしょう。
Oki Dokiポイントを3年間保有できる
JCBのクレジットカードは、ランクによってOki Dokiポイントの保有期間が異なります。
一般であればポイント獲得してから2年間の有効期限となっていますが、JCBゴールドでは3年間ポイントを保有できます。
優待特典とあわせれば保有期間が長い点は、JCBゴールドを利用する嬉しいポイントです。
JCBゴールドの付帯保険
JCBゴールドの付帯保険について、以下の4点を解説します。
- 国内・海外ショッピングカード保険
- 国内・海外航空機遅延保険
- 最大1億の旅行傷害保険
- JCBスマートフォン保険
国内・海外ショッピングカード保険
JCBゴールド付帯の国内・海外ショッピングガード保険は、カードで購入した物の破損や盗難に備えられる保険です。
年間補償限度は500万円であり、購入してから90日間の補償となっています。
特に、海外では盗難が多い国もあるため、旅行の多い方におすすめの保険です。
国内・海外航空機遅延保険
フライトの遅延による損害を補償する保険が国内・海外航空機遅延保険です。
遅延により生じた宿泊や飲食費だけでなく、荷物の遅延・紛失にも備えられます。
補償額は最大4万円であり、もしものときでも安心です。
最大1億の旅行傷害保険
JCBゴールドの旅行傷害保険は、海外旅行で生じたさまざまなトラブルに備えられます。
例えば、公共交通機関の利用中にケガをしてしまった場合や宿泊中の火災による入院などのケースが補償対象です。
疾病や賠償責任、携行品損害にも備えており、旅行中は安心できるでしょう。
JCBスマートフォン保険
スマートフォンの携帯代をJCBカードを利用すれば、スマートフォンのトラブルにも備えられます。
例えば、スマートフォンを落としたことによる画面割れや水濡れによる故障などが挙げられます。
最大で10万円の補償内容であるため、スマートフォンの備えとしては十分です。
JCBゴールドの注意点
一方で、JCBゴールドを利用する際にはメリットだけでなく、注意点もあります。
JCBゴールドの注意点について、以下の3点を解説します。
- 海外では使いにくい
- ポイント還元率はJCBカードWの方が高い
- 特典等を使わないと年会費の元を取れない
海外では使いにくい
国際ブランドであるJCBは、海外では提携されている店舗が少ないという弱点があります。
そのため、特に海外旅行で利用される際には、利用できる場所がなくて困るケースも考えられます。
トラブルを防ぐ意味では、JCBゴールドだけでないクレジットカードも持っておくと安心でしょう。
ポイント還元率はJCBカードWの方が高い
JCBゴールドの還元率は0.5%ですが、JCBカードWの還元率は1.0%です。
ポイント還元だけで見れば、JCBカードWの方が高くなっています。
ポイントを重視してJCBカードを検討されていれば注意が必要です。
特典等を使わないと年会費の元を取れない
JCBゴールドのサービス・特典は充実している一方で、日常的なシーンで利用できる機会が少なくなっています。
例えば、ショッピングの利用ではポイント優待が利用できる主な特典です。
そのため、カードを検討される際には、利用シーンもイメージした検討が必要です。
ただし、出張や旅行などで海外の移動が多い方にとってはピッタリでしょう。
JCBゴールドの審査に関してよくある質問
JCBゴールドの審査に関してよくある質問について、以下の3点を解説します。
- 在籍確認の電話はある?
- 審査状況はどうやって確認できる?
- インビテーション案内が来たが審査は絶対通過できる?
在籍確認の電話はある?
JCBゴールドの審査では、在籍確認の際に電話で確認されます。
そのため、JCBゴールドの申し込みをしたタイミングでは、勤務先で在籍確認の電話を取れるようにしておきましょう。
もし本人が対応できない場合は、勤務先の職員への相談がおすすめです。
審査状況はどうやって確認できる?
JCBカードでは入会受付番号・照会番号を入力すれば、審査状況を確認できるサイトページが用意されています。
詳細な状況までは確認できませんが、対応が進んでいるかどうかを確認可能です。
簡単に確認できるため、気になる方は確認してみましょう。
インビテーション案内が来たが審査は絶対通過できる?
JCBのインビテーション案内では、招待されたとしてもカードの審査がおこなわれます。
クレジットカードの審査であるため、絶対通過できる訳ではなく、口コミを見ると落ちた方も存在します。
収入状況などの変化によって、審査落ちのケースがあるため思い当たる方は注意が必要です。
JCBゴールドの審査基準や落ちる原因まとめ
この記事では、「JCBゴールドの審査基準や発行期間、落ちる原因や発行の流れ」などについてお伝えしてきました。
JCBゴールドの審査基準は、ゴールドカードのなかでも厳しい基準で審査がおこなわれます。
しかし、審査落ちの原因を知っておき、しっかりとした対策を練っていれば審査に通る確率も高められるでしょう。
JCBゴールドは充実したサービス・特典だけでなく、ステータス・高級性の高さで人気の高いゴールドカードです。
ぜひ、JCBゴールドを検討している方は、この記事の内容も参考にしてください。