LUNA(テラ)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

LUNA(テラ)とは?特徴や購入手順、将来性や今後の普及について解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • LUNA(テラ)の特徴や将来性を知りたい
  • LUNA(テラ)の購入手順を知りたい
  • LUNA(テラ)を購入するのに最適な仮想通貨取引所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「LUNA(テラ)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」などをお伝えしていきます。

取引所名特徴公式サイト
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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目次

LUNA(テラ)とは?

terra公式ページ

出典:https://www.terra.money/

LUNA(テラ)とは韓国の「Terraform labs(テラフォームラボ)」によって開発された分散型のステーブルコインを発行するプロジェクトTerra(テラ)のネイティブトークンを指し、仮想通貨名はLUNC(ルナ)です。

ステーブルコインとは、法定通貨などに連動して価格が安定するように設計された仮想通貨を指します。

アメリカドルに連動するUST(TerraUSD)、ユーロに連動するEUT、カナダドルに連動するCAT、韓国ウォンに連動するKRT、モンゴルトゥグルグに連動するMNTなどを発行しています。

Terraのステーブルコインのは無担保型であり、発行とバーンを繰り返すことで価値の安定を図るアルゴリズム型ステーブルコインです。

2021年には多くの仮想通貨の中でもひときわ価格を上昇させ、世界の暗号資産上位5位内に入る注目の仮想通貨でした。

ところが、2022年5月に米ドルと1:1で連動するように設計されていたUSTが99%以上急落する、Terraのディペッグが起きました。

担保不足の懸念や、ブロックチェーン間で資産を相互運用できるWormhole(ワームホール)を経由した裁定取引などがディペッグ騒動の原因です。

TerraのUSTディペッグが引き金となり、仮想通貨全体を下落させる「ディペッグ騒動」が起こりました。

全投資家の間で総額420億ドルの損失が発生したとの試算もあり、Terraform labsの創業者ド・クウォン氏には逮捕状も出ています。

一時はLUNA(テラ)の取引を停止する仮想通貨取引所もありましたが、BinanceやKuCoinといった海外取引所では徐々に取引を再開しています。

現在、TerraはTerra Classic(テラクラシック)、LUNAはLUNA Classic(ルナクラシック)へリニューアルされています。

LUNA(テラ)の基本情報

LUNA(テラ)の基本情報を表にまとめました。

シンボルLUNAC
発行上限1,000,000,000LUNA
上場時期2022年5月に再上場
提唱者ド・クウォン(DoKwon)氏
公式サイトLUNA(テラ)公式はこちら

LUNA(テラ)の将来性/今後の普及について

将来性

LUNA(テラ)の将来性や今後の普及などについて解説していきます。

将来性は不透明

詳しくは後述しますが、LUNA(テラ)はステーブルコインの機能を排除した点が最大の特徴である新チェーンのテラ2.0を実装しました。

ただ、あくまで救済措置の一環であり、新機能の実装によるハードフォークではありません。

新生LUNAへの期待から一時は価格を伸ばしましたが、売り圧によって価格は抑えられています。

2022年8月には、Terraform labsの創設者が資金調達を終えていると公表しましたが今後のビジョンは明確にはなっておらず、将来性は不透明と言えます。

ブロックチェーンを手軽に開発可能

LUNA(テラ)のブロックチェーンはステーブルコインの機能を除くと、イーサリアムに似ています。

スマートコントラクト機能が備わっていて、開発者が手軽にブロックチェーンを制作できるフレームワークもあるためです。

あらゆる言語でアプリケーションを書くことができる「Tendermint」が利用できる点もポイントです。

Terraブロックチェーン上の「Chai」という決済アプリは韓国において200万超のユーザーが利用していると言われます。

また、ブロックチェーン同士の相互運用性を目指したツール「Cosmos SDK」など、様々なプロジェクトの開発が進んでいました。

Cosmos上で相互運用が可能なブロックチェーンが作成でき、ひとつの基盤に依存しないDApps開発が魅力でした。

ブロックチェーンをまたいでDeFiのエコシステムが構築できることもあり、DeFiや非代替性トークンのNFT、ゲームにeコマースなど100以上のプロジェクトが誕生していました。

ディペッグ騒動により、2022年7月には48以上のプロジェクトがポリゴンMATICネットワークへ移行すると発表しています。

開発環境は整っており、DApps開発基盤の提供やサポートを行うプロジェクトとして生まれ変わろうとしていますが、今後の信頼回復力が問われています。

各国の規制に価格が左右され易い

ディペッグ騒動後はステーブルコインに関する規制が強化されつつあり、米国や英国でも議論が加速化しています。

ステーブルコインの発行を第一の目標としてきたTerraは、規制の内容によっては大きな影響を受けるとされます。

Terraの取引を検討している方は、ステーブルコインの規制問題を注視しておいてください。

LUNA(テラ)の注目ポイント

注目ポイント

LUNA(テラ)の注目ポイントについて解説していきます。

コンセンサスアルゴリズムPoSを採用

LUNA(テラ)はコンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stake)を採用しており、ステーキングが可能です。

PoSとは仮想通貨の保有量や保有期間によって取引承認者が決まる合意方法で、ビットコインなどが採用するPow(Proof of Work)に比べて少ない環境負荷、低コストで高速処理が行えます。

専用ウォレットである「Terra Station」から簡単に行えるステーキングにより130名の取引承認者が選ばれ、報酬が獲得できます。

取引承認は委任できるため、保有量が少なくても委任によるステーキングで報酬の一部を得ることもできます。

また、預金プラットフォームAnchorに預けることでリターンが得られる仕組みもあります。

USTのペッグを外れた現在では保証がありませんが、USTを預けると20%の金利がついていました。

コミュニティ主導

LUNA(テラ)はコミュニティが提案、投票、実装までの全てを行う、コミュニティ主導のブロックチェーンです。

新チェーンの立ち上げによるTerra再生計画の実施、発行枚数の約11%相当のTerra USDのバーンなどがこれまでにコミュニティにより可決されてきました。

新チェーンがステーブルコインの機能性を排除することもコミュニティ投票によって決まったことです。

新チェーンのテラ2.0を実装

ステーブルコインを中心としたTerraでしたが、前述したとおりディペッグが発生したため、ステーブルコインの機能を排除した新チェーンのテラ2.0をリリースしました。

旧USTやLUNAホルダー、テラクラシックの開発者に対して、順次LUNACのエアドロップが行われる予定となっています。

Terraのウォレットもホワイトリストから除外され、コミュニティ主体のチェーンに移行する方針も打ち出しています。

旧TerraはTerra Classic、旧LunaはLUNCと名称を変え、新チェーンのテラ2.0をTerra、新しく発行されるトークンをLuna(LUNA)と呼びます。

LUNA(テラ)の購入手順

購入手順

LUNA(テラ)の購入手順を解説していきます。

1.Coincheck(コインチェック)で口座開設を進める

存続危機に陥っていることもあり、LUNA(テラ)は国内取引所では購入できません。

バイビット(Bybit)やバイナンス(Binance)、ゲート(Gate.io)など、LUNA(テラ)の取引が再開した海外の仮想通貨取引所で購入することになります。

海外の仮想通貨取引所への日本円の入金は難しいため、国内取引所でビットコインなどを保有して送金する必要があります。

ここでは、アプリが使いやすく初心者におすすめなCoincheckを例にとって説明します。

口座開設に必要なのはメールアドレス、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、銀行口座の3つです。

Coincheckの公式サイトにアクセスし、「新規登録」ボタンから手続きを開始します。

画面の案内に従えば、口座の開設に難しい事はありません。

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※公式サイトに遷移します。

2.Coincheckで仮想通貨を買う

Coincheckには「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」の3つの方法がありますが、現在は銀行振込のみとなっています。

入金できたら、コインチェックアプリの「販売所」から購入します。

特にこだわりがなければ、ビットコインがおすすめです。

購入したビットコインは「ウォレット」から確認できます。

3.Bybit(バイビット)の口座開設を進める

Bybit(バイビット)の口座開設はCoincheckよりも簡単で、最短5分で完了します。

本人確認も必須ではなく、メールアドレスと携帯電話番号だけあれば開設できます。

Bybitの公式サイトにアクセスし、「今すぐ登録」ボタンから手続きを開始します。

海外のサイトですが、完全に日本語に対応しているので英語ができなくても困りません。

不正にアカウントを操作されないように、二段階認証も設定しておくことをおすすめします。

4.CoincheckからBybitに仮想通貨の送金をする

初回のみ、送金前にBybitの入金用アドレスを確認して宛先を新規追加する必要があります。

入金用のBTCウォレットアドレスは打ち間違えないように、コピー&ペーストで宛先に移してください。

作成したBybitの入金用宛先を選択して、Coincheckからビットコインを送金します。

5.BybitでLUNA(テラ)を買う

Bybitにログインしたら、メニュー「トレード」をクリックし、基軸通貨としてビットコイン(BTC)を選択、通貨ペアにLUNAを指定します。

トレード画面で「買い」を選択し、注文種別を選択します。

市場の最良価格で買うなら、注文種別は成行きです。

注文数量等の必要事項を入力し「LUNAを買う」を押せば購入完了です。

LUNA(テラ)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介

おすすめ仮想通貨取引所

LUNA(テラ)の購入におすすめの仮想通貨取引所について解説します。

Coincheck

coincheck公式ページ

出典:https://coincheck.com/ja/

Coincheckを含む国内仮想通貨取引所ではLUNA(テラ)を直接購入はできません。

ただ、LUNA(テラ)の購入資金を送金するために、どこかの国内仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。

Coincheckは親会社が東証一部上場企業で信頼でき、積み立てやNFTなど取引以外のサービスも豊富です。

500円からビットコインを購入可能、公式アプリはシンプルで使いやすいため、投資初心者の方に特におすすめです。

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LUNA(テラ)の購入手順や将来性まとめ

まとめ

本記事では「LUNA(テラ)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」について詳しく解説していきました。

LUNA(テラ)は仮想通貨全体を下落させた「ディペッグ騒動」を引き起こしたことで有名な仮想通貨です。

現在は存続のための復興途上にあり、ディペッグを引き起こしたステーブルコインの機能を排除した新チェーンのテラ2.0を実装しています。

コミュニティ主導のブロックチェーンであり、コンセンサスアルゴリズムPoSを採用しています。

Terra上ではブロックチェーンを手軽に開発可能ですが、明確なビジョンもなく、依然として将来性は不透明なままです。

現在も価格が低迷しており、国内仮想通貨取引所では購入できません。

海外仮想通貨取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため十分な注意が必要ですし、慎重な投資をおすすめします。

なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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