この記事を読んでいるあなたは、
- 仮想通貨のNIDT(ニッポン・アイドル・トークン)とは何か知りたい
- NIDTの特徴や注意点を知りたい
- NIDTの将来性や使い道を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「仮想通貨のNIDTの特徴や注意点、将来性や今後の使い道」についてお伝えしていきます。
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仮想通貨NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)とは?
出典:https://www.nidt.network/
仮想通貨のNIDT(ニッポン・アイドル・トークン)とは、株式会社オーバースによって発行される、日本国内で4つ目のIEOによる資金調達が行われたトークンです。
そもそもIEOとは、仮想通貨取引所を介して資金調達を行う方法のことで、主に事業に必要な資金を調達することができます。
NIDTについては、新規アイドルグループ創造プロジェクトであるIDOL3.0 PROJECTで、女性アイドルグループの運営事業を推進するための資金調達として使用されています。
NIDT 基本情報
銘柄 | ニッポン・アイドル・トークン |
---|---|
シンボル | NIDT |
IEO販売価格 | 1NIDT=5円 |
現在価格(2024年1月) | 1NIDT=59.050円 |
総発行枚数 | 10億枚 |
公式サイト | NIDT(ニッポン・アイドル・トークン) 公式サイト |
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の特徴
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の特徴は下記の通りです。
- 秋元康氏が総合プロデューサーを務める
- イーサリアムチェーンを通過基盤としている
- 多方面からアイドルのサポートができる
- 購入者に様々なユーティリティがある
- 通貨が一部ロックアップされている
それぞれ解説します。
秋元康氏が総合プロデューサーを務める
NIDTのプロジェクトは、秋元康氏が総合プロデューサーを務めています。
秋山氏はAKB48や乃木坂46をはじめとした、数多くのアイドルグループのプロデュースを行ってきました。
さらには、お笑いコンビの「とんねるず」や昭和アイドルグループ「おニャン子クラブ」のブレーンとして活躍していた経験もあります。
秋山氏の豊富な経験が多く生かされるプロジェクトの資金調達方法として、NIDTには多くの期待が寄せられています。
イーサリアムチェーンを通過基盤としている
NIDTは、イーサリアム(ETH)を通貨基盤としている、ERC20規格として発行されているトークンです。
ビットコインに次いで取引量世界2位の暗号資産であるイーサリアムチェーンを通過基盤としているため、利便性や方向全体のスケーラビリティに優れています。
また、将来的にERC20を扱う分散取引所(DEX)で取引が行われるようになれば、アイドルのファンである世界中の人々がプロジェクトに参加できるようになり、流動性の向上に一役買うことが期待されています。
多方面からアイドルのサポートができる
NIDTは多方面からアイドルのサポートを行うことができます。
NIDTは、イーサリアムのブロックチェーン技術と仮想空間(メタバース)が融合することにより、従来の握手会やコンサートなどに加えて様々な形でアイドルを応援することが可能です。
今後、イーサリアムのブロックチェーン技術が発展していくのに伴い、アイドルの応援方法の幅もさらに広がることが期待されます。
購入者に様々なユーティリティがある
NIDTは購入者自身にも様々なユーティリティがあるという特徴もあります。
過去に行われた、主なユーティリティの例としては下記の通りです。
- NIDT保有量に応じたNFTのプレゼント
- 保有量に応じたNIDTの還元
以上のようなユーテリティは、プロジェクトの成功時にしばしば行われています。
また、NIDTの取引量や保有期間に合わせて上昇する、保有者ランクによって、今後限定ライブやファンミーティング、投票権などがさらに与えられることが予想されています。
通貨が一部ロックアップされている
NIDTは通貨が一部ロックアップされています。
ロックアップとは一定期間または一定の価格になるまで株式を売ってはいけないという制限のことです。
具体的には、初期のNIDTは500万枚弱の市場流通量であるものの、ロックアップ解除20回後には約1,000万枚が市場に流通されると計画されています。
仮想通貨のロックアップをすることで、上場直後の株価の急落が防げるため、NIDT購入者が大きな損失を被る可能性を低めることができます。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)を購入できる仮想通貨取引所
NIDTを購入できる仮想通貨取引所を紹介します。
coinbook
出典:https://coinbook.co.jp/
coinbookは、株式会社coinbookにより運営されている仮想通貨取引所です。
2018年に設立された比較的新しい暗号資産取引所ですが、金融庁の登録も済んでおり、管理体制も万全であるため、安心して利用することが可能です。
また、スマートフォンで取引を行うことも可能であるため、取引が初心者の方や複雑な操作が苦手な方でも簡単に取引を行うことができます。
DMM Bitcoin
出典:https://bitcoin.dmm.com/
DMM Bitcoinは、株式会社DMM Bitcoinにより運営されている仮想通貨取引所です。
DMM Bitcoinはレバレッジ取引に長けていることが特徴で、国内最多となる31種類の銘柄をレバレッジ取引することができます。
さらにDMM Bitcoinでは、BitMatch注文というオリジナルの注文方法が利用が可能で、スプレッド(買値と売値の差額)を気にせずに取引することができます。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の買い方
NIDTを購入するまでの流れを解説します。
仮想通貨取引所の口座を開設する
はじめに、仮想通貨取引所の口座を開設します。
例えば、国内仮想通貨取引所のcoinbookでは以下の手順で口座開設を行うことができます。
- 仮登録を行う
- 自身の情報を登録する
- 本人確認書類を提出する
- 登録完了の通知を受け取る
本人確認は、運転免許証やマイナンバーカード、在留カードで行うことができます。
また、coinbookでは約1〜3営業日で口座開設を行うことができます。
仮想通貨取引所の口座に入金する
次に、仮想通貨取引所の口座に入金を行います。
coinbookでは口座に日本円と仮想通貨を入金することができます。
また、coinbookには受付時間や最低金額・最高金額に制限がないため、自身の好きなタイミングで好きな量を入金することができます。
NIDTを購入する
仮想通貨取引所の入金が済んだら、NIDTの購入へ進みます。
coinbookでは、下記の手順でNIDTの購入が可能です。
- メニューから「取引所」へ進む
- 「注文タイプの指値」を選択
- 「買い」を選択後、注文価格を入力
- 取引数量に購入したいNIDTの量を記入
- 「注文を確定する」ボタンをプッシュ
購入の際には、価格の急落などのリスクを意識しながら、適切な量を都度確認することが重要です。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の将来性
NIDTは今後高い期待を持つことができる仮想通貨と言えます。
その理由は、主に以下の通りです。
- アイドルの海外進出が見込まれている
- メタバース上での活躍が期待される
- 今後ステーキングができる可能性がある
それぞれ解説します。
アイドルの海外進出が見込まれている
今後、アイドルは様々なSNSツールなどにおいてグローバル展開していくことが見込まれています。
NIDTでは、推し活をしているファン同士やアイドルとの密接な交流が既存のアイドルにはない強みとなり、世界を巻き込んだ一大ムーブメントとなることが期待されます。
メタバース上での活躍が期待される
IDOL3.0 PROJECTで誕生したアイドルは今後、NFTやイーサリアムの基盤を活かした仮想空間(メタバース)での活動も期待されています。
従来のアイドルといえば、握手会やライブなど、専ら現実世界での活躍がメインとされてきました。
しかし、今後メタバースが開発されていくことで、握手会やライブなどを仮想空間上で行うことが期待されています。
メタバースを活用した仮想通貨銘柄の成功例は未だにありませんが、NIDTならではのNFT技術を活かしたモデルの開発も期待されています。
ステーキングができる可能性がある
NIDTは今後ステーキングが可能になる予定です。
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保持(預入)することで、金利としてリターンを得る仕組みのことです。
ステーキングが可能になれば、推しのファンであるだけで、自分にリターンが返ってくるような仕組みが構築されることになります。
そのため、ステーキングの対応によって、今後さらに推し活を行いやすくなることが見込まれます。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の使い道
NIDTの現在の使い道や、今後の使用方法について解説します。
アイドルの運営参加
NIDTはアイドルの運営に参加するために使用します。
実際に、NIDTのIEO実施時にNIDTの保持者全員に向けて、メンバー候補生の選出投票権およびFinal Stage進出者100名によるお披露目イベントへの参加権が付与されました。
実例があるように、今後もNIDTを保有することで総選挙などのアイドルの運営活動に自分の意志を反映させることができると考えられます。
物販やデジタルグッズの購入
NIDTの使い道には、グッズの購入も含まれます。
デジタルブロマイドをはじめとしたグッズはもちろん、NFTの技術を利用した限定のグッズなども購入することができます。
2024年1月現在では、IDOL3.0 PROJECTのグッズや物販はまだまだ少ないものの、今後種類が増えていくことが予想されます。
ユーティリティ目当ての方だけでなく、多くのグッズを買って応援したいという方にもNIDTの購入がおすすめです。
コンサートやイベントのチケットの購入
NIDTは、物販やグッズの購入と同様にアイドルのコンサートやイベントのチケットの購入に使用されることが予想されています。
また、今後イベントやコンサート等がメタバース環境で行われれば、チケットの購入に加えて、メンバーに向けた投げ銭など、NIDTの幅広い使用用途が予想されています。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の注意点
NIDTには、以下の注意点があります。
- 取引のスプレッドが広い
- 他の仮想通貨と比べて取引高が少ない
- ロックアップが徐々に解除される
それぞれ解説します。
取引のスプレッドが広い
NIDTは取引時のスプレッドが広いという点に注意が必要です。
スプレッドとは、売値と買値の差額のことで、その差が小さいほど取引者に有利に働き、大きければ取引者に不利に働きます。
IDOL3.0 Projectでは、ファン投票による敗者復活戦が行われた「ホワイトナイトシステム:2nd」の終了後に大量のNIDTの投げ売りが行われました。
NIDTの取引で利益が発生してもスプレッドが広いことから、結果的に損失が発生することが発生することがあるため、スプレッドには常に気を配っておく必要があります。
他の仮想通貨と比べて取引高が少ない
NIDTは他の仮想通貨と比べても取引高が少ないという点に注意が必要です。
アイドルの活動実績に即して取引量が大きく左右されてしまうNIDTの特性から、安定的な取引量を維持するのは難しいと考えられます。
また、NIDTのように取引高が少ない銘柄はボラティリティが高くなりやすく、ハイリスク・ハイリターンの取引状態に陥りやすい傾向にあることにも注意が必要です。
ロックアップが徐々に解除される
NIDTは今後ロックアップが徐々に解除されることにも注意が必要です。
NIDTは、大きな投げ売りによる価格の急変を防止するためにロックアップが行われていますが、ロックアップが解除されることにより供給量が需要量を追い越してしまう可能性があります。
供給量が増えることでNIDTの価値が徐々に低くなっていくことが考えられます。
長期的なロックアップ解除であるため、突如価格の急落が起こるとは考えられませんが、常に価格動向とロックアップ状況には気を配っておく必要があります。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)についてよくある質問
NIDTについてよくある質問とその回答を紹介します。
WHITE SCORPION(ホワイト・スコーピオン)とは何か?
WHITE SCORPION(ホワイト・スコーピオン)とはIDOL3.0 PROJECTを経て、2023年12月7日にデビュー発表された11人のアイドルグループです。
シングル「眼差しSniper」がデビューと同時にリリースされ、2週間で400万回再生を突破したことで話題となりました。
NIDTは、WHITE SCORPION(ホワイト・スコーピオン)のオーディションに伴う投票券として利用されはじめたものです。
今後WHITE SCORPIONの人気の向上とともにNIDTの価格も上昇していくことが予想されています。
将来のNIDTの価格はどうなるのか?
今後のNIDTは新規アイドルプロジェクトの実施やWHITE SCORPIONの活躍次第で大幅の値上がりが起こることが予想されます。
現在はWHITE SCORPIONの活動実績が少ないためNIDTの価格変動やレートが落ち着きを見せています。
しかし、過去の価格チャートをみると、オーディションの開催時や活動実績に伴って価格は有意に変動してきています。
現在は投資目的でNIDTを利用している方が多いものの、今後アイドルの活動が増えていくにつれ、ファンを定着させられれば今後価格は大きく上昇することが予想されます。
IEOとICOの違いとは何か?
ICOはブロックチェーンプロジェクト自身が資金調達を行う方法のことです。
トークンの発行元に対する監視が行き届いていないケースが多く、資金調達後に実際はプロジェクトが進まなかった。などの例も多く見受けられます。
一方で、IEOはユーザーが暗号資産交換業者を通じて資金調達に参加できる仕組みのことです。
coinbookやDMM Bitcoinなどの暗号資産取引所が介在することによって、プロジェクト自体の審査が行われ、投資対象プロジェクトの安全性が一定程度確保される可能性が高まります。
例えば、NIDTにおいては、プロジェクト開発者自身が資金調達を暗号資産取引所に任せられるため、アイドルのプロデュースや企画の考案にコストを集中させられるといったメリットがあります。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の特徴や注意点まとめ
この記事では「仮想通貨のNIDTの特徴や注意点、将来性や今後の使い道」などについてお伝えしてきました。
現段階では投資対象としての色が強いNIDT(ニッポン・アイドル・トークン)ですが、日本を代表する名プロデューサー秋元康氏の手腕によって大幅な価格上昇も見込まれています。
また、イーサリアムの基盤を活かした様々な業界とのつながりが強化されることによって、NIDTに関連した新たなサービスが生まれる可能性もあります。
少しでも推しのアイドルを応援したいという方やNIDTに興味があるという方は公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。