Rarible(ラリブル)とは、独自トークン「RARI」を発行しているNFTマーケットプレイスです。
世界最大級のマーケットプレイスOpenSeaに続き、機能や将来性から注目を集めているマーケットプレイスです。
しかし「手数料やガス代はかかるの?」「始め方や購入、出品方法がわからない」と考えている人も多いです。
この記事では、Rarible(ラリブル)の概要や手数料や使い方や将来性を解説していきます。
この記事でわかること |
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なお、おすすめのNFTマーケットプレイスは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Rarible(ラリブル)とは
出典:https://rarible.com/
Rarible(ラリブル)とは、自由度が高く規模の大きいNFTマーケットプレイスです。
OpneSeaなどに次いで知名度が高く、NFTを出品するためのハードルが低い事から、日本でも注目を集めており、ユーザー数も増加し続けています。
特にNFTを出品する際、一次審査などが必要なく自由に出品できるという特徴はNFTクリエイターにとっては大きなメリットになっています。
手数料・ガス代
Rarible(ラリブル)の取引には、ガス代(インターネット手数料)はかかりません。
Rarible(ラリブル)では、lazy mintingという方式を導入しており、発行や出品時にガス代がかからないようになりました。
そのため、取引が成立しない限りガス代は発生しません。
lazy minting方式:NFTを作成したタイミングでなく、NFTの売買が成立・完了した時点でmintを行う方式
しかしNFTを購入する側は、売買成立時にガス代を支払う仕組みとなっています。
基本情報
Rarible(ラリブル)の基本情報は、以下の表の通りです。
マーケットプレイス名 | Rarible |
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リリース日 | 2019年11月 |
取扱コンテンツ |
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決済方法 | クレジットカード、仮想通貨 |
対応ウォレット | MetaMask・Torus・Mobile Wallet etc… |
ネットワーク | Ethereum・Polygon・Tezos・不変X |
運営会社 | Rarible Inc. |
公式サイト | Rarible公式サイト |
Rarible(ラリブル)の特徴
Rarible(ラリブル)の特徴として、以下のようなものがあります。
- 独自トークン「RARI」を発行している
- ロイヤリティを自由に設定できる
- 複数のブロックチェーンに対応している
- 市場流動性マイニング制度が導入されている
それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。
独自トークン「RARI」を発行している
Rarible(ラリブル)は、独自トークンであるRARIを発行しています。
NFTの取引の際に必要な仮想通貨は多種多様な種類がありますが、Rarible(ラリブル)では独自の通貨「RARI」を発行しています。
「RARI」はガバナンストークンと呼ばれる通貨の一種で、保有する事で「Rarible」の運営や意思決定などにも参加でき、株式のような価値を持っています。
勿論他の仮想通貨と同様にNFTマーケットでの利用などもできるため、今後の市場規模拡大に合わせて価値が上がる可能性が高いトークンとなっています。
以前はRaribleで購入したNFTを保有していたユーザーや出品したクリエイターに無料配布などが行われていましたが、2023年現在は取引所で購入する方法がほとんどになっています。
名称 | Rarible(ラリブル) |
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シンボル | RARI |
価格(2023年時点) | 約138.48円 |
時価総額(2023年時点) | 2,177,820,676円 |
時価総額ランキング(2023年時点) | 654位 |
対応している取引所 | Coinbase、Kraken、Uniswap etc…(国内取り扱いなし) |
公式サイト | Rarible公式サイト |
ロイヤリティを自由に設定できる
Rarible(ラリブル)では、ロイヤリティを自由に設定できるという特徴もあります。
NFTマーケットプレイスの中には、NFT作品が二次流通(転売)された際、製作者に利益が還元される「ロイヤリティ」という仕組みが採用されている場合があります。
一般的にロイヤリティの相場は販売価格の5%から10%とされていますが、Raribleでは最大50%までの間でロイヤリティを自由に設定する事が可能です。
ここまで大きくロイヤリティの幅を広げて利用できるマーケットプレイスは少なく、クリエイターにとっては大きな収入源とする事も可能な制度となっています。
複数のブロックチェーンに対応している
Rarible(ラリブル)は、複数のブロックチェーンに対応しています。
NFTマーケットプレイスは多く存在していますが、ほとんどがイーサリアムネットワークのみに対応といった形になっている中、Raribleは2023年現在4種類のブロックチェーンに対応しています。
イーサリアム、ポリゴン、テゾス、不変Xの4つのブロックチェーンに対応しており、ガス代(ネットワーク手数料)の高騰などを避けて利用する事が出来ます。
特にイーサリアムは、ガス代の高騰などが問題視されている事から、ガス代を抑えて利用できるブロックチェーンに複数対応している事は購入者・クリエイター共にメリットが大きくなっています。
市場流動性マイニング制度が導入されている
Rarible(ラリブル)は、「市場流動性マイニング制度」という物を採用しています。
Rarible(ラリブル)が独自に発行している通貨「RARI」は、プラットフォームの利用者に全供給量の内60%が行き渡るように設計されています。
取引を行ったNFTの売り手・買い手に配布されるという仕組みになっており、プラットフォームを利用すればするほど「RARI」を得やすい、という制度となっています。
NFTマーケットプレイスの利用者を増やし市場の活性化を促す仕組みでもありますが、一方で「RARI」のインフレが起きる可能性がある事には注意して利用する必要があります。
Rarible(ラリブル)の始め方
Rarible(ラリブル)の始め方は、以下の通りです。
- 仮想通貨取引所の口座を開設する
- 取引所でイーサリアムを購入する
- MetaMaskを作成する
- MetaMaskにイーサリアムを送金する
- Rarible(ラリブル)とMetaMaskを接続する
それぞれの手順について、詳しく解説していきます。
仮想通貨取引所の口座を開設する
まず、仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
NFTの取引の際、多く使われるイーサリアムを購入するためには、仮想通貨取引所の口座開設は必須となります。
出典:https://coincheck.com/ja/
国内取引所では、サポートや使いやすさに定評があるCoincheckがおすすめです。
ここでは国内取引所の中でも使いやすいコインチェックを例に解説していきます。
- コインチェック公式サイトにアクセス(スマホの場合はアプリをダウンロード)する
- ページ内から「会員登録」を選択しメールアドレスを入力する
- 電話番号を入力してSMS認証を行う
- 認証が終わったら「本人確認」を行う
- 住所などの個人情報を入力し、本人確認書類を提出する
- 重要事項などを確認して「同意する」を選択する
- 本人確認が終了したら3~4日でコインチェックからの書留郵便が届く
- 郵便を受け取った時点で口座開設完了
上記の流れで登録を行う事ができますが、コインチェックの場合書留郵便での確認が挟まるため、口座開設までにはそれなりに時間が掛かる事は覚えておきましょう。
またコインチェックでの本人確認には「IDセルフィー」と呼ばれる「本人が本人確認書類を持った写真」が必要になります。
本人確認に利用できる書類は、
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
のいずれかが必要となります。
一般的に使いやすい運転免許証やパスポートなどを用意しておくとスムーズに手続きが行えます。
コインチェックはスマホアプリが使いやすい取引所としても評価されており、スマホアプリから手続きをすれば、写真の撮影などもスムーズに行えます。
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※公式サイトに遷移します。
取引所でイーサリアムを購入する
次に、取引所でイーサリアムを購入していきます。
- コインチェックにログインし、メニューから「販売所(購入)」を選択する
- 購入可能な仮想通貨一覧の中から「イーサリアム」を選択する
- 必要な希望数量を入力する
- 金額を確認して購入する
イーサリアムを購入する場合、仮想通貨取引所の口座に、銀行振込などを利用して日本円を入金しておく必要があります。
希望数量を入力した時点で、必要な金額は自動で算出されるため予め余裕を持って入金しておくのがおすすめです。
MetaMaskを作成する
出典:https://metamask.io/
MetaMaskとは、仮想通貨やNFTを管理してくれる仮想ウォレットです。
PC・スマホアプリが用意されており、非常に扱いやすい事から初心者から上級者まで使える鉄板の仮想ウォレットとなっています。
MetaMaskの作成方法は、以下の通りです。
- MetaMask公式サイトにアクセスする
- PCならChromeの拡張機能を、スマホならアプリをダウンロードする
- インストールが完了したら「開始」を選択する
- 「ウォレットの作成」を選択し「品質向上へのご協力のお願い」からいずれかを選ぶ
- パスワードを入力・確認して「使用条件」を選択する
- 問題がなければチェックボックスにチェックを入れ「作成」を選択する
- 「シークレットリカバリーフレーズ」を表示し、メモする
- 表示された12の英単語を正しい順番で選び「確認」を選択する
- 最後に「全て完了」を選択すればアカウント作成完了
PC版を基本として解説していますが、スマホ版も大まかな流れは同じです。
画面上に表示された案内に従って操作する事で、特に問題なくアカウント作成が行えます。
シークレットリカバリーフレーズは、MetaMaskを管理する上で非常に重要なものとなるため、紙などにメモした上で他人に知られないよう管理してください。
MetaMaskにイーサリアムを送金する
次に、MetaMaskに先程購入したイーサリアムを送金します。
- メタマスクにログインして「選択ネットワーク」を「イーサリアムメインネット」に変更する
- 表示されているウォレットアドレスをコピーする
- コインチェックに移動しログインしたら「暗号資産の送金」を選択する
- 「送金する通貨」の欄からイーサリアムを選択する
- 「宛先の追加/編集」を選択する
- 「新規追加」を選び「宛先」の部分に先程コピーしたウォレットアドレスを入力する
- SMS認証などを完了しMetaMaskのアドレスが表示されれば登録完了
- 登録したウォレットアドレスに送金を行う
- 送金金額を入力したら「次へ」を選び、二段階認証コードを入力する
- 最後に「申し込みを確定する」を選択して送金完了
最初に入金を行う前に、ウォレットアドレスを宛先として登録する作業を行う必要があるため、少々面倒ですが作業が必要なのは基本的に初回のみです。
ウォレットアドレス入力時に、仮に他人のアドレスなどと一致してしまった場合、別の人に仮想通貨が送金されてしまう事もありえます。
見ながら入力ではなくコピー&ペーストなどを徹底する事でこういったミスは防ぐことができるため、注意しながら作業をして下さい。
Rarible(ラリブル)とMetaMaskを接続する
次に、Rarible(ラリブル)とMetaMaskを接続して準備完了です。
Rarible公式ページ、右上のメニューから「ウォレットに接続」を選択し、表示された一覧から「WalletConnect」を選びます。
Metamaskにログインして、
- 年齢が13歳を超えているか
- Raribleの規約に同意するか
2つの項目のチェックボックスにチェックを入れて「接続」を選択すれば、Rarible(ラリブル)への登録が完了します。
Rarible(ラリブル)でNFTを購入する方法
Rarible(ラリブル)でNFTを購入する方法は、以下の通りです。
- 購入するNFTを選ぶ
- 支払い方法を選択する
- 支払い申請を行いNFTを手に入れる
それぞれの手順について、詳しく解説していきます。
購入するNFTを選ぶ
まず、購入したいNFTを探して選んでいきます。
- 検索窓からキーワードを入力するか条件を絞り込んで一覧から探す
- 気になる物が見つかったら詳細ページに移動する
- 価格や販売方式を確認してそれぞれ購入・入札を選択する
自分が欲しいNFTや気になる物を様々な方法で探す事ができますが、Raribleは日本語では上手く検索できないため、英単語で検索するのがおすすめです。
その他の方法では価格順で表示したり、対応しているブロックチェーンで絞り込みを掛けたりといった事も出来るため、上手く活用して購入したいNFTを探してみてください。
支払い方法を選択する
次に、支払い方法を選択します。
Rarible(ラリブル)でNFTを購入する際は、仮想通貨で決済するか、クレジットカードを利用して決済を行う事ができます。
ただし、対応しているクレジットカードはVisaかMaster Cardの2択になってしまい、ネットワーク手数料などに加えてクレジットカードの決済手数料が発生します。
基本的には仮想通貨で決済を行う時よりも手数料が高くなるため、クレジットカードの利用はあまりおすすめできません。
支払い申請を行いNFTを手に入れる
最後に、支払い申請を行ってNFTを購入します。
支払い方法を選んだ後は手数料などを含んだ合計金額が表示されるため、確認して問題がなければ支払い申請を行いましょう。
そのまま画面の表示に従って手続きが完了すれば、接続したウォレットに購入したNFTが送られてくるようになっています。
ネットワークの環境や混雑具合などによっては、購入したNFTがウォレットに反映されるまでに時間がかかる場合もあるため注意しつつ確認してください。
Rarible(ラリブル)でNFTを出品する方法
Rarible(ラリブル)でNFTを出品する方法は、以下の通りです。
- NFTを作成する
- 出品するNFTを決める
- 販売形式と価格を決めて出品する
それぞれの手順について、詳しく解説していきます。
NFTを作成する
販売するためのNFTを作成しましょう。
- Raribleのホーム画面から「作成する」を選択
- NFTを発行するブロックチェーンを選ぶ
- NFTを発行する「数量」を選択(シングルは1つのみ作成・マルチは複数を作成)
- 作品の情報やロイヤリティなどを入力して「Create item」を選択
- NFT作成完了
NFTにしたいデジタルアートなどが事前に用意できている場合は、画面の指示に従っていけば簡単にNFTを作成する事ができます。
他のマーケットプレイスとの違いとして、NFTを作成する段階ではガス代が発生しないため、希少性などを意識しないのであれば一度のNFT化で複数作成する方がお得に利用できます。
出品するNFTを決める
出品するNFTを選びます。
Rarible(ラリブル)のホーム画面から「プロフィール画面」から「コレクション」に移動すると、自分が所持しているNFT一覧が表示されます。
自分で作成したNFT、他の人から購入したNFTも全てここに表示されるため、NFTを管理する場合もこのページを利用するという事は覚えておきましょう。
Raribleでは購入したNFTを転売する事も認められているため、表示されている物は全て販売可能と考えて問題ありません。
販売したい物を決めたら、「売りに出す」を選択します。
販売形式と価格を決めて出品する
最後に、販売形式や価格を決めて出品を行います。
RaribleでのNFT販売方式には、固定価格での販売(Fixed price)と、オークション形式での販売(Open for bids)の2種類が用意されているため、最初にどちらで販売するかを選びます。
固定価格で販売する場合は、選択後に「価格設定」を行い、希望販売額を入力するだけでNFTの出品が完了します。
オークション形式で販売する場合は、期限付きで出品するか、終了までの期限なしで出品するかのどちらかを選び、購入者側が入札する事で価格が決定されます。
仮想通貨RARIの入手方法
仮想通貨RARIの入手方法として、以下の方法が挙げられます。
- Rarible(ラリブル)を利用する
- エアドロップで受け取る
- UniswapとRARIを交換する
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
Rarible(ラリブル)を利用する
Rarible(ラリブル)を利用することで、RARIを受け取ることができます。
正確にはRarible(ラリブル)でNFTを作成・販売、購入したユーザーに報酬として配られるポイントをRARIと交換できるようになっています。
また一定額以上のRARIをRaribleでロックする事で、専用のDiscordサーバーへの参加権や、手数料無料といった特典を受け取る事も可能です。
Raribleを利用する際の主な目的はNFTの売買である事が大半であるため、利用によって独自仮想通貨を獲得できるというのは大きなメリットです。
エアドロップで受け取る
RARIを入手する手段の1つとして、「エアドロップ」で受け取るという方法もあります。
エアドロップとは、条件を満たしているユーザーに無料で仮想通貨などを配布するという方式で、仮想通貨取引所などでも用いられている方式です。
Rarible(ラリブル)でもエアドロップが過去に数度行われており、無料でRARIを入手する事ができましたが、回数は多くなく、現在はほとんど行われていません。
ただし公式からの情報では「今後エアドロップを行う予定がある」とも言われているため、再び無料配布などが行われる可能性はあります。
UniswapでRARIを交換する
RARIを入手する手段として、「Uniswap」を利用して交換するという方法もあります。
Uniswapとは暗号資産やNFTのトレードを行えるサービスで、保持している仮想通貨を「RARI」と交換する事が可能となっています。
この交換を「スワップ」と呼びますが、スワップに利用できるのは「ERC-20」の規格に一致している仮想通貨だけであるため注意が必要です。
仮想通貨毎で異なる価格差などは自動で計算して交換してくれるため、ネットワーク手数料が発生する事を除けば非常に扱いやすく手軽な方法となっています。
Rarible(ラリブル)の注意点
Rarible(ラリブル)を利用する際は、以下の点に注意が必要です。
- 完全に日本語対応しているわけではない
- 国内マーケットよりも安全性が低い
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
完全に日本語対応しているわけではない
Rarible(ラリブル)は、日本語対応が甘く、英語に自信がない人は利用しづらいです。
NFTマーケットプレイスの多くは、海外企業が運営元でも日本語に対応しているケースが多くなってきています。
しかしRarible(ラリブル)は、あくまで最低限の日本語が表示される程度になっているため注意が必要です。
Chromeなどで利用する場合には翻訳機能などを利用するという方法もありますが、基本的には英語を理解できる人向けのマーケットプレイスとなっています。
国内マーケットよりも安全性が低い
Rarible(ラリブル)は、国内マーケットに比べて安全性が低くなっています。
これは日本国内で運営されているNFTマーケットプレイスに比べて、規模が大きいために詐欺やハッキング等の被害が増えやすいという側面があるためです。
特にRaribleではNFT出品の際に一次審査などがなく、良い意味でも悪い意味でも自由度の高いマーケットであるため、ユーザー側でのセキュリティ意識などが重要になってきます。
日本語に完全対応していないという点も含め「安心して利用できる」と言い切れるほど安全性は高くない、という事は意識しておく必要があります。
Rarible(ラリブル)の将来性
Rarible(ラリブル)は、将来性が高いNFTマーケットプレイスです。
理由として、以下の2つが挙げられます。
- Rarible(ラリブル)・RARIトークンが成長しつつある
- 市場の活発化により利用者が増える
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
Rarible(ラリブル)・RARIトークンが成長しつつある
現状、Rarible(ラリブル)とRARIトークンは成長しつつあります。
Rarible(ラリブル)が独自に発行している仮想通貨「RARI」はNFT市場の拡大・成長と合わせて注目を集めており、2021年2月から4月にかけては約40倍ほどの価格に上昇した事もあります。
NFT市場と仮想通貨は切っても切り離せない関係でもあるため、Raribleでの取引量が増える事はRARIトークンの価格上昇にも繋がります。
現在NFTマーケットプレイス全体の利用者数が増え、Raribleにも注目が集まっている事から、RARIトークンの価格も上昇傾向となっています。
市場の活発化により利用者が増える
今後、NFT市場の活発化によりRarible(ラリブル)も利用者が増える可能性があります。
NFTというものが一般的に認知されるようになり、ようやく国内外を含めて市場が大きくなり始めたのが2023年現在の状況です。
利用者が増える事はそのままNFTの売買が活発化する事にも繋がり、クリエイター・購入側双方にとってもより利用しやすい土壌が出来るという事にも繋がります。
Raribleの利用者が増えた場合、その分NFTの取引の活発化、RARIトークンの価格上昇などにも期待ができ、将来性に繋がる要素は多いマーケットプレイスとなっています。
Rarible(ラリブル)のよくある質問
Rarible(ラリブル)のよくある質問を紹介していきます。
日本からRarible(ラリブル)を利用できる?
Rarible(ラリブル)は、日本からでも利用する事が可能です。
ただし、日本語にはほとんど対応していない上に、独自通貨であるRARIは国内の取引所では取り扱いがないため、海外取引所を利用する事になります。
利用に制限こそ掛かっていませんが、Raribleを利用するにはユーザー側がそれなりの知識や経験を持っている事が前提になるのは留意しておきましょう。
Rarible(ラリブル)とOpenSeaの違いは?
Rarible(ラリブル)とOpenSeaとの違いは、取引量や日本語への対応などがあります。
RaribleはOpenSeaに次ぐ大手のNFTマーケットプレイスですが、独自通貨などを発行している特徴を持つ代わりに、取り扱っているコンテンツの数や取引量などはOpenSeaに軍配が上がります。
一方でNFTを出品する際にガス代が掛からないなど、手軽さという点ではRaribleの方が優れている部分もあるため、一長一短となっています。
日本語にも対応しているという点や知名度の高さはOpenSeaの方が優れているため、どちらか片方を利用するよりは併用するという方法がおすすめです。
Rarible(ラリブル)のユーザー数はどれくらい?
Rarible(ラリブル)のユーザー数は、100万人を超えたと公式が発表しています。
実際にNFTを購入している・作成して販売を行っているユーザーと限定した場合もう少し数は減ると思われますが、海外での人気などからユーザー数は現在も拡大傾向です。
日本での認知度が少々低いため、日本人ユーザーはまだ少ないですが、全体的に見て活発に動いているマーケットプレイスとなっています。
Rarible(ラリブル)の始め方や将来性まとめ
この記事では、Rarible(ラリブル)の概要や手数料や使い方や将来性を解説してきました。
Rarible(ラリブル)は、OpenSeaなどに次ぐ大手のNFTマーケットプレイスとして、将来性と独自性の高いマーケットプレイスである事が分かりました。
日本語への対応がまだまだなされておらず、日本での認知度などにはまだ難点を抱えている部分もありますが、上級者が利用するにはおすすめのマーケットプレイスです。
なお、おすすめのNFTマーケットプレイスは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。