仮想通貨のレンディングとは、保有している仮想通貨を第三者に貸し付けることで、利子や賃借料を得ることができる仕組みのことです。
レンディングには、通貨を保有しているだけで利益が発生するというメリットがありますが、一方で通貨を途中で引き出すことができないというデメリットも存在します。
この記事では、仮想通貨のレンディングのメリットやデメリット、おすすめの取引所を紹介します。
「仮想通貨をレンディングするメリットやデメリットを知りたい」「レンディングを始めてみたいけど、どの仮想通貨取引所を選べば良いかわからない」という方は、この記事を参考にしてみてください。
この記事でわかること |
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
仮想通貨のレンディングとは
仮想通貨のレンディングとは、保有している仮想通貨を1週間や2ヶ月と、期間を定めて第三者に貸し付けることによって、利子や貸借料を得る仕組みのことです。
従来は、仮想通貨で利益を上げる方法として、売買によって売却益を得る手法が中心でした。
しかし、レンディングの登場によって売却の予定がない仮想通貨をレンディングすることで、より有効的に利益を上げることができるようになりました。
仮想通貨のレンディングは、トレードリスクを負わずに利益を上げることができる取引手法として、近年人気が上昇しています。
レンディングの仕組み
日本国内における仮想通貨のレンディングは、ユーザーが所持している仮想通貨を取引所が一定期間預かる仕組みが一般的です。
契約が満了後に、預け入れた仮想通貨と同じ種類の通貨で、資産と貸借料が取引所からユーザーに支払われます。
預けられた仮想通貨は、取引所から第三者に貸し付けされるため、仮想通貨を貸したい人と借りたい人の仲介を取引所が担っていることになります。
また、基本的に取引所は仮想通貨の売買手数料や貸借の仲介手数料で収益を上げています。
そのため、レンディングを導入することで、通貨を貸したい人の通貨購入量が増えることによる売買手数料の増加や、通貨を借りたい人から得られる仲介手数料の増加など、取引所にとっても利益が大きい取引手法です。
レンディングとステーキングの違い
レンディングとステーキングは、どちらも仮想通貨を預けることによって報酬を得ることができますが、報酬を得るための仕組みに違いがあります。
レンディングは、仮想通貨取引所に預けた仮想通貨を第三者に貸し出すことで貸借料を得ることができる仕組みです。
例えば、イーサリアムをレンディングする場合は、保有しているイーサリアムを取引所に預け、貸し出したイーサリアムの利息として報酬を得ることができます。
一方ステーキングは、保有している仮想通貨をブロックチェーンネットワークに預け、ブロックチェーンの維持やトランザクション(取引履歴)の記録に協力する対価として報酬が得られる仕組みのことを指します。
例えば、イーサリアムをステーキングする場合は、保有しているイーサリアムを取引所に預けますが、貸し出した利息で報酬を得られるわけではありません。
上記のように、レンディングとステーキングでは、報酬を得る仕組みの部分で明確な違いがあります。
仮想通貨をレンディングするメリット
仮想通貨をレンディングすることのメリットは、以下の通りです。
仮想通貨をレンディングするメリット |
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それぞれ解説します。
銀行よりも高い金利を得られる
仮想通貨をレンディングすると、銀行に預金するよりも高い金利を得ることができます。
一般的に、銀行の年利は0.002%前後といわれていますが、仮想通貨におけるレンディングの年利は1%〜5%と高い数値に設定されています。
例えば、年利0.002%で銀行に10万円を預けた場合、1年間の利息は2円ほどですが、年利3%でレンディングをした場合の1年間の利息は3,000円になります。
レンディングの金利は銀行預金の金利よりもはるかに高い数値に設定されているため、多くの利息を得ることができます。
特別な知識や経験がなくても始められる
仮想通貨のレンディングは、取引の時間や特別な知識、経験がなくとも運用することができます。
仮想通貨の売買によって売却益を得ようとすると、値動きの予想や売却タイミングの見極めなど、専門的な知識が必要です。
また、仮想通貨の売買を行う場合、四六時中価格が変動する仮想通貨の値動きを常に確認する必要があるため、取引に多くの時間を要しなければなりません。
一方レンディングは、仮想通貨の貸し付けを行うだけで報酬を得られる仕組みであるため、運用に関する経験や知識、運用にかける時間はほとんど必要ありません。
仮想通貨を預け入れるだけで始めることのできるレンディングは、初心者の方や隙間時間があまりない方でも比較的簡単に運用することが可能です。
少額からでもサービスを利用できる
仮想通貨のレンディングは、少額からでもサービスを利用することができます。
日本国内の仮想通貨取引所のレンディングサービスは、少額からでも出資を募集しているものが多いです。
例えば、国内大手の仮想通貨取引所であるCoincheckのレンディングサービスの場合、最低1万円相当額の仮想通貨から貸し出しを行うことができます。
仮想通貨のレンディングは少額からでも貸し出しを行うことができるため、まとまった額を用意する必要がなく、気軽に始めることができます。
仮想通貨をレンディングするデメリット
仮想通貨をレンディングするデメリットは、以下の通りです。
仮想通貨をレンディングするデメリット |
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それぞれ解説します。
途中で仮想通貨を引き出すことができない
仮想通貨のレンディングでは、預けた仮想通貨を契約期間の途中で引き出すことができません。
そのため、価格が乱高下している仮想通貨を即座に売却することができず、損出が発生してしまう可能性があります。
例えばリップル社が取り扱うXRPという通貨は、2020年から3年間にわたる米証券取引所との裁判に勝訴した際に、前日比で200%近い120円ほどまで価格が急上昇しました。
XRPの例のように、通貨の価格が急上昇したとしても、通貨をレンディングしていた場合は売却をすることができません。
考えなしに仮想通貨をレンディングしていると、大きな利益を獲得するチャンスで売却ができなくなってしまうため、注意が必要です。
貸し付けた仮想通貨が返還されない可能性がある
レンディングで貸し付けた仮想通貨は、予定通りに返還されない可能性があります。
通常、国内の仮想通貨取引所では、取引所が破綻した場合でもユーザーの口座にあった資産はユーザーへ返還されるようになっています。
しかし、レンディングで貸し付けた仮想通貨は一定期間ユーザーの口座には残らないため、貸し付け中に取引所が破産や倒産した場合は、貸し付けた資産が返還されない可能性があります。
実際に、2022年には海外の大手仮想通貨取引所が破綻し、利用者の資金の返済については不透明な状況が続いていることからも、レンディングは多少のリスクを伴うことを念頭に置いておく必要があります。
希望するタイミングで貸し付けできないことがある
仮想通貨のレンディングには、希望するタイミングで仮想通貨を貸し付けできない可能性があります。
仮想通貨の取引所では、レンディングの受け入れ量に制限を設けていることが多く、常に貸し付けの募集を行っているとは限りません。
そのため、取引所受け入れ量の制限にまで到達した場合は、自身が保有している通貨の募集が終了してしまう可能性があります。
例えば、GMOコインやBitTradeは、レンディングの募集頻度が不定期であり、規定の人数・金額に達したらレンディングができなくなってしまうため、注意が必要です。
レンディングを行う際には、仮想通貨取引所がレンディングの募集をしているのか、あらかじめ確認するようにしましょう。
レンディングする仮想通貨取引所の選び方
仮想通貨をレンディングする取引所は、以下の順で絞り込んでいくのがおすすめです。
レンディングする仮想通貨取引所の選び方 |
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それぞれ解説します。
国内の仮想通貨取引所か、海外の仮想通貨取引所か
仮想通貨をレンディングする仮想通貨取引所を選ぶ際には、はじめに国内の取引所にするか、海外の取引所にするのかを選ぶようにしましょう。
国内、海外の取引所にはそれぞれ特徴があるため、それぞれの強みや弱みを把握することが重要です。
以下、両者のメリット・デメリットをまとめました。
比較項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
国内の仮想通貨取引所 |
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海外の仮想通貨取引所 |
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海外の仮想通貨取引所は、日本円の入金に対応していなかったり、日本語でのサポートが受けられなかったりする可能性があります。
一方、国内の仮想通貨取引所は、対応している銘柄数が少ないという難点があるものの、主要な仮想通貨に対するレンディングサービスは充実しています。
レンディング初心者の方は、比較的簡単な操作でレンディンングを行うことができる、国内仮想通貨取引所がおすすめです。
なお本記事では、レンディングにおすすめの国内仮想通貨取引所をまとめているため、チェックしてみてください。
レンディングしたい銘柄に対応しているか
次に、レンディングしたい仮想通貨が取引所で扱われているかどうかを確認しましょう。
仮想通貨のレンディングでは、取引所ごとに扱っている通貨の銘柄が異なります。
取引所の口座を開設し、レンディングしたい仮想通貨銘柄を購入しても当該通貨が対応していなければ、レンディングを行うことができないため、注意が必要です。
また、同じサービス内でも銘柄ごとにレンディングの利率や預かり期間が異なる場合もあるため、事前に確認をして登録をしましょう。
以下にレンディングに対応している仮想通貨取引所と、それぞれの銘柄数をまとめました。
仮想通貨取引所名 | レンディング対応銘柄数 |
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Coincheck | 29種類 |
SBI VCトレード | 20種類 |
GMOコイン | 26種類 |
LINE BITMAX | 7種類 |
BITPOINT | 25種類 |
bitbank | 38種類 |
BitTrade | 34種類 |
通貨の保有量が最低貸出額を下回っていないか
次に、自身が保有している通貨よりも、各取引所の最低の貸出金額が大きくないかを確認しましょう。
レンディングにおける最小の貸出金額は取引所ごとに異なっています。
最小貸出金額が小さいほど、少ない元手でレンディングを始めることができるため、特にレンディング初心者の方は、最小貸出金額が小さい取引所を選ぶのがおすすめです。
また、案件の募集ごとに最小貸出金額が異なるケースもあるため、実際にレンディングを始める前にいくらからレンディングができるのか、随時確認するようにしましょう。
以下にレンディングに対応している仮想通貨取引所と、それぞれの最低貸出額をまとめました。
仮想通貨取引所名 | 最低貸出額 |
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Coincheck | 1万円相当額 ※約0.22BTC (2024年3月現在) |
SBI VCトレード | 0.01BTC |
GMOコイン | 0.1BTC |
LINE BITMAX | 0.01BTC |
BITPOINT | 募集毎に決定 |
bitbank | 0.01BTC |
BitTrade | 募集毎に決定 |
預け入れ(ロック)期間は適切か
また、レンディングする取引所を選ぶ際には、各取引所の預け入れ(ロック)期間を確認しましょう。
仮想通貨のレンディングには、通貨を預けると引き出すことができなくなる預け入れ(ロック)期間というものがあります。
預け入れ期間中は通貨の売却もできなくなるため、仮想通貨を短期で売買する予定がある方には、ロック期間が短い取引所の利用がおすすめです。
ただし、ロック期間を長くすると利率が上がるサービスもあるため、自身の目的に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
以下にレンディングに対応している仮想通貨取引所と、それぞれの預け入れ期間をまとめました。
仮想通貨取引所名 | ロック期間 |
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Coincheck |
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SBI VCトレード | 募集によって異なる |
GMOコイン |
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LINE BITMAX |
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BITPOINT | 募集によって異なる |
bitbank | 365日 |
BitTrade | 募集によって異なる |
レンディングの金利は高いか
最後に、各取引所の金利や利率の高さを確認しましょう。
レンディングは、同じ仮想通貨でも利用するサービスによって利回りが異なります。
金利や利率が高いサービスを選べば選ぶほど、より多くの利益を得ることができるため、どの取引所にするべきか迷っている際には、金利に注目するようにしましょう。
以下にレンディングに対応している仮想通貨取引所および、レンディングサービスと、それぞれの金利をまとめました。
仮想通貨取引所名・レンディングサービス | 金利・利率 |
---|---|
Coincheck | 1%~5% |
SBI VCトレード | 0.3~20% |
GMOコイン |
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LINE BITMAX | 3%~12% |
BITPOINT | 募集によって変動 |
bitbank | 0.1%~5% |
BitTrade | 5%前後 |
ビットレンディング (※レンディングサービス) | 10%前後 |
クリプトレンディング (※レンディングサービス) | 0.1%~10% |
仮想通貨のレンディングにおすすめの取引所7選
仮想通貨のレンディングにおすすめの取引所を7つ紹介します。
以下、おすすめの仮想通貨取引所の特徴についてまとめた表です。
※取引所名をタップすると各取引所の詳細を確認できます。
取引所名 | 特徴 | 公式サイト |
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Coincheck |
| Coincheck 公式サイト |
SBI VCトレード |
| SBI VCトレード 公式サイト |
GMOコイン |
| GMOコイン 公式サイト |
LINE BITMAX |
| LINE BITMAX 公式サイト |
BITPOINT |
| BITPOINT 公式サイト |
それぞれ解説します。
Coincheck|最短14日でレンディング可能
出典:https://coincheck.com/ja/
取引所名 | Coincheck |
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金利 | 1%~5% |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全29種類 |
預入(ロック)期間 |
|
最低貸出金額 | 1万円相当額 |
募集時期 | 常時 |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
公式サイト | Coincheck 公式サイト |
※2024年時点
Coincheckは、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨の取引所です。
Coincheckでは、全ての仮想通貨共通でレンディング期間や利率が決まっているため、レンディングにあまり馴染みがない方でも理解しやすいシステムとなっています。
また、Coincheckは14日間という短期間でレンディングができるため、仮想通貨の預け入れ(ロック)期間をあまり考慮する必要がありません。
Coincheckは、レンディング経験がない初心者でも気軽に利用することができる仮想通貨取引所です。
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SBI VCトレード|最大金利が20%と国内最高クラス
出典:https://www.sbivc.co.jp/
取引所名 | SBI VCトレード |
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金利 | 0.3%~20% |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全20種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 0.01BTC |
預入(ロック)期間 | 募集によって異なる |
募集時期 | 常時 |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
公式サイト | SBI VCトレード 公式サイト |
SBI VCトレードは、SBIグループを親会社に持つ仮想通貨取引所です。
SBI VCトレードのレンディングは、他のサービスに比べて利率が高めに設定されていることが特徴です。
特に利率が高い仮想通貨として、年利20%を超える実績を出したDOTや年利10%のAVAXなどがあります。
また、SBI VCトレードでは不定期でキャンペーンを行うこともあり、過去にはXDCという仮想通貨が年利100%で運用できた実績もあります。
SBIトレードは、高い年利でとにかく大きな利益を得たいという方におすすめの仮想通貨取引所です。
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GMOコイン|レンディングにかかる手数料が無料
出典:https://coin.z.com/jp/
取引所名 | GMOコイン |
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金利 |
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手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全26種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 0.1BTC |
預入(ロック)期間 |
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募集時期 | 不定期 |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
公式サイト | GMOコイン 公式サイト |
GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMOコインにはベーシックとプレミアムの2種類のレンディングサービスがあり、それぞれでサービス内容が異なります。
ベーシックは、他のサービスと同様の一般的なレンディングサービスとなりますが、プレミアムでは仮想通貨に加えて日本円の証拠金も預ける必要があります。
プレミアムの利率は15%と、高い利率を望む方にとっては魅力的ですが、報酬は日本円となることもあるため、利用する際には注意が必要です。
GMOコインは、報酬が日本円になったとしても、高い利益を得たいと考えている方におすすめです。
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LINE BITMAX|レンディングの解約が1日単位で可能
出典:https://www.bitmax.me/
取引所名 | LINE BITMAX |
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金利 | 3%〜12% |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全7種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 0.01BTC |
預入(ロック)期間 |
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募集時期 | いつでも |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | LINE Xenesis株式会社 |
公式サイト | LINE BITMAX 公式サイト |
LINE BITMAXはLINE Xenesis株式会社が運営する仮想通貨取引所で、3%〜12%と幅広い利率が設定されています。
また、LINE BITMAXは固定期間型と変動期間型の2つのプランが用意されています。
固定期間型は他社のレンディングサービスと同様にあらかじめ決められた期間で運用を行うプランですが、変動期間型は最短1日でレンディングの解約ができるプランとなっているのが特徴です。
最短即日で通貨の返還を受けることができる変動期間型は魅力的である一方で、固定期間型より利回りが低く設定されているため、自身に合う方の貸し付け方法を選択することが重要です。
LINE BITMAXは、貸し出した仮想通貨を自身の都合の良いタイミングで引き出したいと考えている方におすすめです。
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BITPOINT|レンディング契約の自動更新が可能
出典:https://www.bitpoint.co.jp/
取引所名 | BITPOINT |
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金利 | 募集によって変動 |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全25種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 募集毎に決定 |
預入(ロック)期間 | 募集によって異なる |
募集時期 | 定期的に募集 |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
公式サイト | BITPOINT 公式サイト |
BITPOINTは、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所で、自動更新機能が付いていることが特徴です。
自動更新を設定すると、レンディングの期間が終了しても自動ですぐに貸し出しをすることができるため、更新の手間なくレンディングを継続することができます。
また、BITPOINTでは、マイナーなアルトコインを対象に年利100%でレンディングの募集がされることをはじめ、お得なキャンペーンが随時実施されていることも特徴です。
BITPOINTは、長期で仮想通貨を保有する方や、自身が手に入れたい仮想通貨がキャンペーンの対象となっている方におすすめです。
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bitbank|レンディング対応銘柄数が国内最多クラス
出典:https://bitbank.cc/
取引所名 | bitbank |
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金利 | 0.1%〜5% |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全38種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 0.01BTC |
預入(ロック)期間 | 365日間 |
募集時期 | いつでも |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
公式サイト | bitbank 公式サイト |
bitbankはビットバンク株式会社が運営する仮想通貨の取引所で、レンディングできる仮想通貨の種類が38種類と豊富であることが特徴です。
また、レンディングの案件も常時募集をしているため、気軽にレンディングを始めることができます。
ただ、レンディングの預け入れ期間は1年間のみでの対応となるため、短期で売買を行いたい方は注意が必要です。
bitbankは他のレンディングサービスで対応していない仮想通貨を持っている方や、長期的に投資を考えている方におすすめの仮想通貨取引所です。
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BitTrade|アルトコインのレンディングが可能
出典:https://www.bittrade.co.jp/ja-jp/
取引所名 | BitTrade |
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金利 | 5%前後 |
手数料 |
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レンディング対応銘柄 | 全34種類 |
最低貸出金額 (2024年2月現在) | 募集毎に決定 |
預入(ロック)期間 | 募集によって異なる |
募集時期 | 定期的に募集 |
途中解約 | 不可 |
運営会社 | ビットトレード株式会社 |
公式サイト | BitTrade 公式サイト |
BitTradeはビットトレード株式会社が運営する仮想通貨の取引所で、取り扱い銘柄が多く、特にアルトコインの募集が多いことが特徴です。
BitTradeでは案件の募集も定期的に行われており、利率は5%前後に設定されている場合が多いです。
ただ、BitTradeは仮想通貨のレンディング期間が90日間であることが多いため、短期での通貨の売買を検討している方は注意が必要です。
BitTradeは、長期でアルトコインのレンディングを検討している方におすすめの取引所です。
仮想通貨のレンディングを始める方法
仮想通貨のレンディングを始める手順は下記の通りです。
仮想通貨のレンディングを始める手順 |
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それぞれ解説します。
仮想通貨取引所の口座開設をする
仮想通貨のレンディングを始めるためには、はじめに仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
レンディングは、購入した仮想通貨を貸し出す仕組みであるため、まずは入金や出金、仮想通貨の購入に必要な口座を用意しましょう。
開設した口座では仮想通貨の入出金を行うため、手数料が安いものや無料の取引所で開設することがおすすめです。
口座に日本円を入金する
口座の開設が完了したら、取引所口座かウォレットにレンディングを行う仮想通貨を購入するための日本円を入金します。
取引所によっては、レンディングするための口座が別に用意されていたり、送金する際のネットワークが指定されていたりする場合があるため注意が必要です。
仮想通貨を購入する
入金が完了したら、レンディングしたい仮想通貨を購入しましょう。
レンディングは、各取引所や通貨の銘柄によって最低貸出数量が決まっていることが多いです。
利用する取引所と通貨の銘柄の最低貸出数量を事前に確認し、必要枚数を上回る数量を購入するようにしましょう。
レンディングを申し込む
仮想通貨の購入が完了したら、レンディングサービスに申し込みをしましょう。
取引所によってはレンディング専用の口座開設が必要となる場合もあるため、事前に確認をしましょう。
レンディングサービスへの申し込みが承認されると手続きは完了し、口座に利息が自動的に振り込まれるようになります。
仮想通貨のレンディングについてよくある質問
仮想通貨のレンディングについてよくある質問を紹介します。
レンディングのリスクはある?危険?
レンディングは魅力的な手法である一方で、多少のリスクも伴います。
レンディングは預金商品とは異なるため、預金保険の対象外となります。
銀行預金の場合は、銀行が破綻したとしても預金保険で一定額が返還されることが多いです。
一方でレンディングは預金保険の対象外となるため、仮想通貨取引所が破綻した場合はほとんどのケースで資産は返還されません。
レンディングを行う場合は、上記のリスクを認識した上で安全性の高い取引所を選択しましょう。
レンディングで得た利益は課税対象か?
レンディングで得た利益は、課税対象になります。
レンディングで得た利益は雑所得に分類されるため、税率や控除額は以下のように定まっています。
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円~194万9,000円 | 5% | 0円 |
195万円〜329万9,000円 | 10% | 9万7,500円 |
330万円〜694万9,000円 | 20% | 42万7,500円 |
695万円〜899万9,000円 | 23% | 63万6,000円 |
900万円〜1,799万9,000円 | 33% | 153万6,000円 |
1,800万円〜3,999万9,000円 | 40% | 279万6,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 479万6,000円 |
レンディングで課税対象となるのは、レンディングで得た貸借料で、課税金額は貸出期間満了時の時価で計算されます。
また、受け取った仮想通貨を一定の期間保持し続けた後に売却した場合に得た利益も課税対象になります。
レンディングでは貸借料と売却益の双方が課税対象となるため、注意が必要です。
レンディングの報酬額の算出方法は?
レンディングの報酬額は、年利を基準とした貸借料率で計算することができます。
例えば、10BTC分のビットコインを年利5%で30日間貸し付けたとすると、貸借料は以下の通りになります。
1BTCあたりの貸借料率 | 年利5%÷365日×30日≒0.4111% |
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30日間で得られる貸借料 | 10BTC×0.4111%=0.04111BTC |
レンディングの報酬額は、年利や貸し付け期間をはじめとした必要な情報があれば算出することができます。
大まかなレンディング報酬額の目安を知りたいといった際に参考にしてみてください。
仮想通貨のレンディングにおすすめの取引所まとめ
この記事では「レンディングにおすすめの仮想通貨取引所や選ぶ際のポイント、各取引所の金利」などについてお伝えしてきました。
仮想通貨のレンディングは、保有している仮想通貨を貸し出す形で有効活用し、利益を得ることができる魅力的な手法です。
レンディングでは、各取引所によって扱われている通貨の銘柄や得られる利益、預け入れの期間が異なります。
レンディングをする際は、事前に各取引所の調査を行い、自身の目的に合った取引所を選択しましょう。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。