この記事を読んでいるあなたは、
- おすすめの仮想通貨ウォレットは?
- 自分に合った仮想通貨ウォレットを選びたい
- 仮想通貨ウォレットの作り方を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「おすすめの仮想通貨ウォレットや種類、選び方や作り方」などについてお伝えしていきます。
2024年最新!初心者に人気の仮想通貨取引所
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
仮想通貨ウォレットとは
仮想通貨ウォレットとは、保有する仮想通貨を保管する場所を指します。
仮想通貨はデジタル資産であり、現金のように目に見えるわけではないため、保有する資産を守るためにはセキュリティのしっかりしたウォレットを使用しなければなりません。
仮想通貨ウォレットは様々な暗号システムで、外部からのハッキングやウイルス感染といった攻撃から資産を守ります。
仮想通貨口座との違い
仮想通貨口座は仮想通貨取引所で開設した口座で、仮想通貨ウォレットとの違いは秘密鍵を誰が管理するかという点です。
秘密鍵とは銀行口座でいう暗証番号にあたるもので、ウォレットから仮想通貨を移動させる際に必要になります。
仮想通貨口座では、秘密鍵は口座のある取引所が管理しており、取引所がハッキングの被害に遭うと秘密鍵が第三者に漏れてしまいます。
しかし、仮想通貨ウォレットの場合は秘密鍵は自分で管理するため、第三者に知られなければ資産が流出する心配はありません。
仮想通貨ウォレットの種類
仮想通貨ウォレットの種類について、以下の表にまとめました。
区分 | 種類 |
---|---|
コールドウォレット |
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ホットウォレット |
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それぞれの仮想通貨ウォレットを紹介します。
コールドウォレット
コールドウォレットとは、インターネットに接続していない仮想通貨ウォレットのことです。
コールドウォレットはインターネットを切り離したオフライン環境となっているため、ハッキングやウイルス感染などのリスクが無く、資産流出の心配をせずに仮想通貨を預けておくことができます。
しかし、インターネットに接続していないため、取引を行うためには仮想通貨を一度オンライン環境に移動させる手間がかかり、スムーズに取引を行うことができません。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットとは、コールドウォレットの1つで、専用端末を使って通貨を保管する仮想通貨ウォレットです。
ハードウェアウォレットはインターネットに繋がっていない専用端末を使うため、ハッキングによる資産流出のリスクを可能な限り減らすことができます。
ウォレットを使う際はパソコンなどのデバイスに接続しますが、接続したデバイスに端末の情報が残らないため安心です。
専用端末は形状は様々あるものの実体があることから管理しやすいメリットがある一方、端末の紛失や盗難には十分注意しなければなりません。
ペーパーウォレット
ペーパーウォレットとは、コールドウォレットの1つであり、保管している仮想通貨を復元するために必要な情報を印刷して、紙で保管する仮想通貨ウォレットです。
オンライン環境とは、完全に遮断されているため安全に仮想通貨を保管することができます。
ただし、ハードウェアウォレットと同様にパスワードなどの必要な情報を印刷した紙を紛失したり盗まれたりすると資産流出のリスクが高まるため、管理には十分気を付けるようにしましょう。
ホットウォレット
ホットウォレットとは、常にインターネットに接続されている仮想通貨ウォレットのことです。
常にオンライン環境にあるため、パソコンやスマホなどの端末からいつでもウォレットに接続でき、取引や送金などがスムーズに行えます。
しかし、常にインターネットと繋がっているため、外部からのハッキングやウイルス感染といった様々なリスクがあり、定期的にセキュリティをチェックし対策をしておく必要があります。
ウェブウォレット
ウェブウォレットは、ホットウォレットの1つで、インターネット上で資産を保管する仮想通貨ウォレットです。
ウェブウォレットはDeFi(分散型金融)やブロックチェーンゲームなどのDApps(分散型アプリ)を利用する場合に接続することが多いです。
ウェブウォレットのひとつとして取引所のウォレットが挙げられ、アカウントを作成してIDやパスワードを設定することで取引や送金が行えるようになります。
常にオンライン環境にあるためログインすれば取引がすぐ行えますが、パスワードなどの重要な情報もインターネット上で保管されるため、ハッキングのリスクは頭に入れておく必要があります。
ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットとは、ホットウォレットの1つで、パソコンならWindowsやMacOS、スマホやタブレットならiOSやAndroidといったOS上にある仮想通貨ウォレットです。
またソフトウェアウォレットのなかでも、パソコンで利用するものはデスクトップウォレット、スマホやタブレットのアプリで利用するものをモバイルウォレットと分けることもあります。
国内仮想通貨取引所ウォレットおすすめ7選
ほとんどの国内仮想通貨取引所では、セキュリティ対策のためにコールドウォレットを採用しています。
高いセキュリティを誇る国内仮想通貨取引所を紹介します。
CoinTrade
出典:https://coin-trade.cc/
CoinTrade(コイントレード)とは、株式会社マーキュリーが運営している仮想通貨取引所です。
ビットコインやイーサリアムの主要通貨を筆頭にリップルやソラナ、ヘデラなどのアルトコインを含めた19種類を取り扱っており、ステーキングやレンディングのサービスも利用できます。
CoinTradeは、東証プライム市場に上場している株式会社セレスの子会社であることからサービスの信頼性は高く、顧客の資産を分別管理したりマルチシグを採用したりコールドウォレットで資産管理したりしているなど、セキュリティ体制を徹底的におこなっています。
そのため、「ハードウォレットは持ってないから安全に資産管理できる取引所を利用したい」と考えている方は、信頼性と安全性を兼ね揃えているCoinTradeで口座開設してみてください。
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■基本情報
取引所名 | CoinTrade(コイントレード) |
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手数料 |
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取扱銘柄数 | 19銘柄 |
口座開設までの時間 | 2〜3営業日(土日祝日等を除く)程度 |
セキュリティ | 二段階認証、資金のオフライン管理、SSL暗号化通信 など |
運営会社 | 株式会社マーキュリー |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
Coincheck
出典:https://coincheck.com/ja
Coincheck(コインチェック)とは、マネックスグループ株式会社の完全子会社の仮想通貨取引所です。
29種類の通貨を取り扱っており、現物取引では取引手数料がかからずすべて500円程度から取引可能となっています。
そのため、初心者から経験豊富な投資家まで多様な人に人気があります。
Coincheckはマネックスグループの子会社となってからセキュリティ対策やガバナンス体制を見直し、ハッキング防止のための二段階認証、コールドウォレット、ユーザーの資産の分別管理、マルチシグやSSL暗号化通信が採用されており、セキュリティ面も安全で、安心して取引できます。
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■基本情報
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
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手数料 |
|
取扱銘柄数 | 29銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短24時間 |
セキュリティ | 二段階認証、資金の隔離管理、SSL暗号化通信 など |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
GMOコイン
出典:https://coin.z.com/jp
GMOコインとは様々な金融サービスを展開するGMOグループの仮想通貨取引所です。
金融事業展開をしていることから資産管理は得意分野であり、ユーザーの資産を運用資金とは隔離して保管することで、もしGMOコインが倒産してもユーザーの資産は守られる仕組みとなっています。
また、ユーザーの資金は全てコールドウォレットで保管されているため、ハッキングなどの被害にあう可能性が非常に低く安心です。
他にも不正ログインへの24時間監視システムの稼働、二段階認証の実施など、強固なセキュリティ対策が強みとなっています。
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■基本情報
取引所名 | GMOコイン |
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手数料 |
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取扱銘柄数 | 27銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短10分 |
セキュリティ | 二段階認証、24時間監視、定期的な脆弱性診断 など |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
BITPOINT
出典:https://www.bitpoint.co.jp/
BITPOINTとは仮想通貨の売買はもちろんのこと、つみたてやステーキング、レンディングなど様々なサービスを提供している仮想通貨取引所です。
特にステーキングサービスでは、報酬率が国内仮想通貨位取引所の中でもトップクラスに高いため、購入した仮想通貨を預けるだけで報酬を得ることができます。
また、つみたてサービスは毎月自動的に購入するサービスで好きなパックを選んで購入額を入力するだけで始められます。
他にも取引手数料が無料であったりお得に始められる口座開設キャンペーンがあったりするため、他の取引所と上手く併用することも可能です。
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■基本情報
取引所名 | BITPOINT |
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手数料 |
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取扱銘柄数 | 25銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短即日 |
セキュリティ | 二段階認証、24時間監視など |
運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
公式サイト | BITPOINT公式サイト |
btiFlyer
出典:https://bitflyer.com/ja-jp
btiFlyerとは、国内の大手企業が出資して設立された安心感のある仮想通貨取引所で、ビットコインの取引量は6年連続第1位となっています。
bitFlyerはセキュリティ面も対策を強化しており、登録時に本人確認手続き(KYC)を実施しています。
それに加え、SSL暗号化通信、ログイン時の二段階認証、ユーザーの資産は80%以上がコールドウォレットで保管されるなど、ハッキングによる資産の流出リスクを可能な限り減らしています。
また、ログイン時に一定回数以上パスワード間違えるとアカウントがロックされることに加え、パスワードとは別に認証コードを採用することでアカウントのセキュリティをより強固なものにしています。
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※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。
国内暗号資産交換業者における 2016年-2023年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
■基本情報
取引所名 | bitFlyer |
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手数料 |
|
取扱銘柄数 | 23銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短10分 |
セキュリティ | KYC、強度なパスワード設定、不正ログイン防止 など |
運営会社 | 株式会社bitFlyer |
公式サイト | bitFlyer公式サイト |
LINE BITMAX
出典:https://www/bitmax.me/
LINE BITMAXとは、LINEアプリから簡単に口座開設ができ、仮想通貨取引まで行える仮想通貨取引所です。
「かんたん」「安心」「やさしい」を合言葉にしており、特に初心者に使いやすい取引所となっています。
操作が簡単でありながら、入出金手数料が最小限に抑えられており、レンディングやレバレッジ取引などの機能も利用できます。
セキュリティ面に関しては、ユーザーの資産の分別管理はもちろん、100%コールドウォレットでの管理、HSM、マルチシグなどを採用しており安心して取引ができます。
スマホだけで口座開設から取引まで最短15分から可能なため、他の取引所と分散して利用したい場合にもぴったりです。
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■基本情報
取引所名 | LINE BITMAX |
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手数料 |
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取扱銘柄数 | 6銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短15分~ |
セキュリティ | コールドウォレットによる資産管理、マルチシグ、bitGoによるリスク管理など |
運営会社 | LINE Xenesis株式会社 |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
DMM Bitcoin
出典:https://bitcoin.dmm.com
DMM Bitcoinとは、DMMグループが運営している仮想通貨取引所ウォレットです。
DMM Bitcoinは複数部署によるチェックや社内セキュリティに優れており、安全性や透明性の高さには定評があります。
取扱通貨の種類はレバレッジ取引を含めると38種類と多く、レバレッジ取引を行いたい場合利用しやすい取引所です。
また、ユーザーの口座や預けられている仮想通貨を守るために複数のセキュリティ対策を行っており、コールドウォレットによるユーザーの資産隔離や不正ログイン対策、DMM Bitcoinが万が一倒産した場合にも資産が守られる信託保全も講じています。
さらに、24時間365日監視体制の社内セキュリティ、SSL暗号化通信、厳正な本人確認などの対策からも安全性は抜群です。
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■基本情報
取引所名 | DMM Bitcoin |
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手数料 |
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取扱銘柄数 | 38銘柄 |
口座開設までの時間 | 最短1時間 |
セキュリティ | コールドウォレットによる資産管理、二段階認証、社内セキュリティ など |
運営会社 | 株式会社DMM Bitcoin |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
仮想通貨ハードウェアウォレットおすすめ5選
おすすめの仮想通貨ハードウェアウォレットを紹介します。
Trezor(トレザー)
出典:https://hardwallet.store/
Trezor(トレザー)とは、仮想通貨を安全に保管することができるハードウェアウォレットです。
世界100カ国以上で多くのユーザーに利用されており、USBケーブルでパソコンに繋ぐだけで仮想通貨の管理が可能です。
ハードウェアウォレットの特徴として物理的にネット環境と切り離すことができる上、PCの情報が読み取られてもデバイスと暗証番号が揃わない限り仮想通貨の送金はできないため、安全に仮想通貨を保管できます。
メジャーな仮想通貨を含め1,000以上の通貨、ステーブルコイン、ERC20トークンなどに対応しているため、保有通貨を一括で管理できるのも効率的です。
■基本情報
ウォレット名 | Trezor(トレザー) |
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料金 | 14,800円~(税込) |
対応ケーブル | Windows、Mac、Linux など |
対応銘柄 | ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ネム etc… |
運営会社 | 株式会社RISEST |
公式サイト | Trezor公式サイト |
CoolWallet Pro(クールウォレット)
出典:https://coolwallet.hardwallet.store/
Coolwallet Pro(クールウォレット)とは、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな仮想通貨をはじめ、240種類以上の仮想通貨に対応しているハードウェアウォレットです。
形状はクレジットカードのようですが、柔軟性のあるプラスチック素材且つ防水仕様となっており、少し曲げたり濡れたくらいでは壊れないような頑丈なものになっています。
専用のスマホアプリでスマホとカードをワイヤレス接続して利用するウォレットとなっており、カードタイプは保管も持ち運びも容易にできます。
■基本情報
ウォレット名 | CoolWallet Pro |
---|---|
料金 | 24,800円(税込) |
対応ケーブル | Android5~、iOS9.1~ |
対応銘柄 | ビットコイン、リップル、イーサリアム etc… |
運営会社 | 株式会社FORTUNE |
公式サイト | CoolWallet Pro公式サイト |
LedgerNano(レッジャーナノ)
出典:https://www.ledger.com/ja
LedgerNano(レッジャーナノ)とは、USBケーブルで接続する仮想通貨ウォレットで、世界でも人気の高いハードウェアウォレットです。
LedgerNano X、LedgerNano S Plusといった種類があり、USBメモリーのような形状は非常に小型で管理がしやすく、Bluetoothでのワイヤレス接続も可能なため状況によって有線と使い分けることができます。
また、ビットコインやイーサリアムなどメジャーな通貨を含め100種類以上の銘柄を一括で保管できるため、複数の銘柄を保有している人にとって利用しやすい端末です。
■基本情報
ウォレット名 | Ledger Nano S Plus |
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料金 | 12,499円(税込) |
対応ケーブル | Windows10~、MacOS12~、Android9~ etc… |
対応銘柄 | ビットコイン、リップル、イーサリアム etc… |
運営会社 | Ledger社(フランス) |
公式サイト | LedgerNano 公式サイト |
SafePal(セーフパル)
出典:https://www.safepalm.com/en
SafePal(セーフパル)とは、世界最大規模の取引所のBinanceから出資を受けて設立した仮想通貨ウォレットで、アプリとハードウォレットの2通りあります。
アプリはSafePal Wallet(セーフパルウォレット)と言う名称で世界196カ国以上、600万人以上に利用されています。
ハードウェアウォレットは「SafePal S1 Wallet」という名称で販売されていますが、アプリと合わせることで互いのメリット・デメリットを補完する形となっているのが特徴です。
■基本情報
ウォレット名 | SafePal S1 Wallet |
---|---|
料金 | 59.99ドル(約7,250円) |
対応ケーブル | iOS、Android |
対応銘柄 | リップル、ビットコイン、ライトコイン etc… |
運営会社 | SafePal社 |
公式サイト | SafePal 公式サイト |
KeepKey(キープキー)
出典:https://www.keepkey.com
KeepKey(キープキー)とは、USBケーブルで接続できる小型のハードウェアウォレットです。
インストール可能なメモリ容量が2GB以上で、容量を気にせず仮想通貨やトークンを保有できます。
セキュリティ面ではインターネットとの物理的な遮断とともに、PINシャッフル機能で不正アクセスを防止しており、強固なセキュリティも魅力です。
またメジャーな通貨だけでなくマイナーな銘柄にも対応しており、利用者数も徐々に増加している注目のウォレットです。
■基本情報
ウォレット名 | KeepKey |
---|---|
料金 | 49ドル(約5,390円) |
対応ケーブル | Windows、Mac、Linux etc… |
対応銘柄 | ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン etc… |
運営会社 | ShapeShift社 |
公式サイト | KeepKey公式サイト |
仮想通貨ウォレットアプリおすすめ5選
おすすめの仮想通貨ウォレットアプリを紹介します。
MetaMask(メタマスク)
出典:https://metamask.io/
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系ブロックチェーンの通貨やNFTを保管・管理できるソフトウェアウォレットで、ウォレットとしてだけでなくDAppsやNFTゲームなどにも連携できるため非常に使いやすいです。
MetaMaskにはChromeの拡張機能で使うブラウザ版と、スマホアプリ版があり、用途や利用する状況によって使い分けることができます。
また海外のプラットフォームですが日本語に対応しているのも魅力のひとつで、どれかひとつ仮想通貨ウォレットを作るならおすすめされるほど人気のあるウォレットです。
■基本情報
ウォレット名 | MetaMask |
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料金 | 無料 |
対応機種 | PC、スマホ |
対応銘柄 | イーサリアム、テザー、バイナンスコイン etc… |
運営会社 | ConsenSys |
公式サイト | MetaMask 公式サイト |
Ginco(ギンコ)
出典:https://www.ginco.co.jp
Ginco(ギンコ)とは、多数の仮想通貨、日本語に対応している国産の仮想通貨ウォレットアプリです。
基本的にウォレットは海外のものが多いため利用するのに躊躇ってしまう人も多いですが、Gincoはクライアント型ウォレットと呼ばれ、秘密鍵を自分で管理できるウォレットなため安全性が高く安心して取引できます。
主要な通貨はもちろん、将来性が期待できるアルトコインも取り扱っており、取扱銘柄は徐々に増えています。
さらに今後は両替機能や取引所としての機能も備わる予定で、これからの発展が期待できるウォレットです。
■基本情報
ウォレット名 | Ginco |
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料金 | 無料 |
対応機種 | iOS/Android |
対応銘柄 | ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン etc… |
運営会社 | 株式会社Ginco |
公式サイト | Ginco公式サイト |
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
出典:https://www.myetherwallet.com/
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは、ブラウザ、スマホに対応したイーサリアム系のトークンや仮想通貨を保管しておけるウォレットです。
MyEtherWalletでは秘密鍵を所有者の任意の場所に保管することが可能となっており、第三者に漏れるリスクが少なくセキュリティ面での安全性が高いです。
また、ハードウェアウォレットやMetaMaskなどと連携し、機能を拡張させていくことも可能です。
■基本情報
ウォレット名 | MyEtherWallet |
---|---|
料金 | 無料 |
対応機種 | スマホ(iPhone/Android)、PC |
対応銘柄 | イーサリアム、テザー、ユニスワップ etc… |
運営会社 | Mediverse |
公式サイト | MyEtherWallet公式サイト |
BRD
出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.breadwallet&hl=ja&gl=US&pli=1
BRDとは、元々はBreadwallet(ブレッドウォレット)という名称だったモバイルウォレットです。
iOS版、Android版ともに日本語に対応しており、英語が読めなくても利用可能なため安心です。
BRDにはチャートなどの機能が無く、ウォレットの基本的機能である「残高管理」「送金」「入金」に絞っているため、初心者にも使いやすいウォレットです。
スマホにアプリをダウンロードすれば利用可能で、ウォレットのソースコードを公開しているため透明性が高く、信用できます。
■基本情報
ウォレット名 | BRD(旧Breadwallet) |
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料金 | 無料 |
対応機種 | Android6.0~、IOS12.0~ |
対応銘柄 | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ etc… |
運営会社 | breadwallet LLC |
公式サイト | BRD公式サイト |
Phantom Wallet(ファントムウォレット)
出典:https://phantom.app/
Phantom Wallet(ファントムウォレット)とは、仮想通貨やNFTの送受信ができるウェブウォレットで、元々ソラナチェーン専用のウォレットとして稼働していました。
そのため、ソラナチェーンに対応したウォレットのなかでも最も利用しやすいと定評があります。
ブラウザ、スマホ両方に対応し、取引の履歴や送受信履歴がウォレット内で確認可能となっています。
■基本情報
ウォレット名 | Phantom Wallet |
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料金 | 無料(取引手数料は別途負担) |
対応機種 | PC、スマホ |
対応銘柄 | ソラナ、ポリゴン、USDコイン etc… |
運営会社 | ファントム・テクノロジーズ |
公式サイト | Phantom Wallet公式サイト |
仮想通貨ウォレットの選び方
仮想通貨ウォレットの選び方を紹介します。
仮想通貨を保管する目的に合わせて選ぶ
仮想通貨ウォレットは、仮想通貨を保管する目的に沿って選びましょう。
上記で紹介したように、仮想通貨ウォレットにはいくつか種類があります。
それぞれの目的に沿って、以下の選び方を参考にしてください。
仮想通貨を保有する目的 | 選び方 |
---|---|
仮想通貨投資したい | ハッキングや流出の心配がないコールドウォレットを採用している取引所を選ぶ |
取引せず高額な資産を長期保有したい | ハードウェアウォレットを選び、オフライン環境で保管する |
ブロックチェーンやNFTで利用したい | ブロックチェーンに対応しているウォレットを選ぶ |
保有している仮想通貨に対応しているか
仮想通貨ウォレットを選ぶ際には、保有している仮想通貨に対応しているかどうかを確認しましょう。
仮想通貨ウォレットはそれぞれ対応しているブロックチェーンと通貨が異なるため、自分の保有している仮想通貨や取引したい通貨に対応したウォレットでないと利用できません。
イーサリアムやビットコインなど主要な通貨は対応している仮想通貨ウォレットはたくさんありますが、マイナーな通貨になると扱っているウォレットも少なく選択肢が限られてしまうため注意しましょう。
セキュリティ性能が高いか
仮想通貨ウォレットを選ぶ際には、セキュリティ性能も重視しましょう。
オフライン環境で保管するハードウェアウォレットやペーパーウォレットは、ハッキングによる資産流出などのリスクがなく安全性が高い点はメリットと言えます。
しかし、保管している端末や紙が紛失や盗難などで失ってしまうと、ウォレットのセキュリティ性能が高くても保有資産を失ってしまう危険性があります。
そもそもセキュリティ性能が低いウォレットは資産が流出してしまう可能性が圧倒的に高くなるため、どうしても利用したい場合は複数のウォレットで資産を分散させましょう。
仮想通貨ウォレットを利用する際の注意点
仮想通貨ウォレットを利用する際に、注意すべきポイントについて解説します。
リカバリーフレーズの流出や紛失に注意する
仮想通貨ウォレットのリカバリーフレーズとは、仮想通貨ウォレットを設定すると生成される12単語、18単語、または24単語のランダムな単語による文字列のことです。
リカバリーフレーズは仮想通貨のバックアップ機能となり、パソコンが故障したりスマホを紛失した際でも、新しい端末から自分のウォレットを復元することができます。
一方、リカバリーフレーズの紛失や流出があると仮想通貨の復元ができなくなったり、第三者による不正アクセスを受けることになるため、リカバリーフレーズはオフラインで管理するようにしましょう。
送金時のアドレス記入ミスに注意する
仮想通貨ウォレットを利用する際、送金時のアドレスの記入ミスに気を付けましょう。
仮想通貨ウォレットにはそれぞれアドレスが設定されており、銀行の入金時に口座番号が必要になるのと同じように送金先のアドレスを入力する必要があります。
ただ、数字とアルファベット(大文字・小文字)による約30文字の複雑な文字列となっているため、送金時はアドレスの入力ミスに注意が必要です。
入力アドレスが存在しないものなら戻ってくる可能性が高いですが、他人のものだと戻ってくる可能性は低いです。
送金ミスをしないためには小額でテスト送金し、送金できればアドレスをコピーして送金しましょう。
公式サイトや正規店以外でハードウェアウォレットを購入しない
ハードウェアウォレットは専用端末を使って仮想通貨を保管する方法で、それら端末を販売している公式サイトや正規店から購入して利用します。
ただ、端末はネットの通販サイトやフリマアプリなど、公式サイトや正規店以外でも販売されています。
人によっては、公式サイトよりも安価なことも多いことから購入してしまうかもしれません。
しかし、中には利用者の個人情報や保有する仮想通貨などを盗み取る細工がしてあったり、販売元がリカバリーフレーズを利用して異なるウォレットで復元されていたりします。
そのため、ハードウェアウォレットは公式サイトや正規店を利用し、必ず新品のものを購入しましょう。
仮想通貨ウォレットの作り方
仮想通貨ウォレットの作り方を、
- 仮想通貨取引所ウォレット
- ハードウェアウォレット
- MetaMask(メタマスク)
の3つに分けて紹介します。
取引所ウォレット
仮想通貨ウォレットの始め方は、以下の通りです。
- ウォレット公式サイトにアクセスする
- 「無料口座開設」を選択する
- 個人情報などを登録して完了
仮想通貨ウォレットは複数存在し、それぞれ特徴が異なるため自分の使いたいサイトを選びましょう。
公式サイトにある「無料口座開設」バナーを選択し、指示に従って個人情報などを登録、本人確認をすると口座開設完了となります。
開設までにかかる時間はサイトによって異なり、最短10分で取引できるところもあれば数日かかる場合もあります。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットの始め方は、以下の通りです。
- 公式サイトや代理店のサイトにアクセスする
- 専用端末を購入する
- 初期設定を行う
ハードウェアウォレットは専用端末を利用するため、まず端末を購入する必要があります。
通販サイトやフリマアプリでも購入できますが、ウイルスが混入している場合もあるため公式サイトや代理店で購入します。
購入後届いたら、指示通りに初期設定をして利用を始めます。
MetaMask(メタマスク)
MetaMask(メタマスク)の始め方は、以下の通りです。
- モバイル版はアプリをダウンロード、PC版はインストールする
- ウォレットの新規作成
- リカバリーフレーズの確認と保存をして完了
MetaMaskはPC版とモバイル版があり、利用したい方でウォレットを作成しましょう。
PCの場合は拡張機能を追加すると、インストール後自動的にタブが開くため指示通りに進みます。
モバイルの場合はiPhone、Androidどちらも対応しているため、AppStore、GooglePlayからアプリをダウンロードします。
指示通りに進めてすべて終わるとシークレットリカバリーフレーズ表示画面に移るため、「表示」を選択して確認・保存しましょう。
仮想通貨ウォレットに関してよくある質問
仮想通貨ウォレットに関してよくある質問を紹介します。
仮想通貨の移動に手数料はかかる?
ウォレットに仮想通貨を移動させる際、かかる手数料は銘柄や取引所によって異なります。
手数料は保有通貨を他の取引所やウォレットに送る際の送金手数料のことを指し、特にビットコインの手数料はほかの通貨と比べると高いため、何度も移動させると手数料だけでも相当な金額になってしまいます。
そのためなるべく手数料の低い銘柄を購入したり、移動頻度を少なくしたりする対策が必要です。
仮想通貨の移動に税金はかかる?
仮想通貨の移動には税金がかかりますが、通貨の動き方によっても変わります。
例えば取引所や自分のウォレットへの移動は口座の名義が同じ人なら課税されませんが、取引所によっては送金時に手数料が引かれることがあるため気をつけましょう。
一方、他の人のウォレットに送金すると所得税がかかる場合があります。
また、仮想通貨を家族にあげる場合、送金した側には税金はかかりませんが、総額110万円以上をあげた場合、受け取った側に贈与税が課されることもあります。
NFTの保有におすすめの仮想通貨ウォレットは?
NFTの保有におすすめの仮想通貨ウォレットはMetaMaskです。
MetaMaskは3,000万人以上が利用している最もメジャーなウォレットで、ほとんどのNFTマーケットプレイスに対応、日本語にも対応しているためNFTの保有におすすめです。
また利用者が多いため、トラブルや不明点が生じた際は検索すれば解決法が見つかることも多いです。
仮想通貨ウォレットおすすめや選び方まとめ
この記事では「おすすめの仮想通貨ウォレットや種類、選び方や作り方」などについて解説してきました。
仮想通貨ウォレットは、保有する仮想資産やNFTといったデジタル資産を保管する場所のことです。
仮想通貨ウォレットはインターネットに接続しているかどうかで特徴や性質が大きく異なり、オフラインのコールドウォレットは高いセキュリティ性能があり、オンラインのホットウォレットは取引がスムーズに行えるメリットがあります。
また対応している通貨の種類もそれぞれ異なるため、ウォレットを作成する際には自分の保有通貨や目的に合わせて選ぶ必要があります。
これから仮想通貨ウォレットを作成しようと考えているなら、この記事で紹介したおすすめのウォレットや注意点を参考にしてみてください。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。