SMBCモビットの審査は厳しい？落ちる理由や対策、口コミを解説

「SMBCモビットで借りたいけど、審査って厳しい？」

「審査に落ちたらどうすればいい？」

SMBCモビットは大手消費者金融の一つですが、このように不安に思う方も多いでしょう。

本記事では、SMBCモビットの審査難易度について公式情報や他社比較データをもとに詳しく解説します。

併せて、審査に落ちる主な理由や対策、実際に利用した人の口コミ、さらには審査通過率を上げるコツ、審査の流れ・時間、万一落ちた場合の対処法、そして返済方法や増額のポイントまで網羅しました。

結論として、SMBCモビットの審査は基本条件さえ満たしていれば極端に難しいものではなく、ポイントを押さえて準備すれば十分通過可能です。

それでは詳しく見ていきましょう。

SMBCモビットの審査は厳しい？甘い？

結論から述べると、SMBCモビットの審査はそこまで難しいものではありません。

審査でチェックされるポイントを押さえて準備すれば、十分に通過できる可能性があります。

もっとも貸金業法上、金融業者は貸付の際に返済能力を確認することが義務付けられており、申込内容や信用情報を総合的に検証しなければなりません。

審査基準の詳細は公表されていませんが、申し込み時の申告内容と信用情報機関に登録された情報の整合性を重視するのが一般的です。

では下記の通り、実際の審査通過率や公式に発表されている申込条件などについて、順を追って確認していきましょう。

SMBCモビットの審査通過率は？他社との比較

消費者金融の審査通過率は、各金融会社が発表している月次レポートなどで確認できます。

厳密には、新規申込者のうち契約まで至った割合のことですが、実は大手消費者金融のうちSMBCモビットだけこの数値を公表していません。

しかし、他社の審査通過率を確認することで、SMBCモビットのおおよその通過率も推測できます。

上記の表の通り、大手消費者金融5社の審査通過率は30～40%台で、10人申し込めば3~4人程度は審査を通過できます。

SMBCモビットは審査通過率こそ公表していませんが、プロミスと同じSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営する消費者金融カードローンです。

そのため、審査通過率はプロミスと大体同じである可能性が高いです。

これらの点から考えると、SMBCモビットの審査は特別厳しいというわけではないと推測されます。

したがって、他の大手消費者金融と比べても、審査基準に大きな違いはないでしょう。

SMBCモビットの申込条件は2つだけ

SMBCモビットの申込条件は、以下の通りたった2つです。

年金のみの収入で申込はできないものの、年齢の上限は74歳までと幅広く設定されているため、高齢者でも利用しやすい条件になっています。

さらに、定期収入があれば雇用形態は問われません。

たとえばアルバイトやパート、派遣社員、個人事業主の方も問題なく申し込めます。

このように、SMBCモビットの申し込み条件はそこまで厳しくなく、むしろ他社より受け入れ態勢は広いといえます。

なお、SMBCモビットに限らず、消費者金融で融資を受けるには、少しでも安定した収入を得ることが大切です。

SMBCモビットはWEB完結で原則在籍確認なし

SMBCモビットの大きな特徴として、インターネットだけで契約手続きが完了するWEB完結の申込があります。

WEB完結で申し込みすれば、原則として勤務先への在籍確認の電話連絡がありません。

職場に電話がないため、同僚や上司に消費者金融の利用が知られる心配がなく、プライバシー面でも安心です。

ただし、WEB完結するには下記の書類が必要なため、事前にチェックしておきましょう。

以上の書類を提出しても、書類に不備があれば勤務先への在籍確認がおこなわれる場合があります。

提出書類として認められているものか、有効期限が過ぎていないか、必要な情報が見切れていないかなどを再確認しましょう。

また、万が一在籍確認が必要になった場合でも、先に本人の同意を得てから行なってくれるためその点は安心してください。

SMBCモビットの基本情報

出典：https://www.mobit.ne.jp/index.html

ここでは、SMBCモビットの基本的なスペックを押さえておきましょう。

金利や借入限度額、審査時間などの基本情報を以下の表にまとめました。

SMBCモビットの最大の魅力は、74歳以下で定期収入があれば申し込める点です。

大手消費者金融の多くは申込年齢を69歳以下に設定しているため、70歳を過ぎても利用できるのはSMBCモビットのメリットといえます。

さらに、借入限度額は800万円でこちらも業界最高水準を誇り、高額借入したい方に特におすすめです。

ただし、30日間などの無利息期間サービスがないため、この点では他社より見劣りするかもしれません。

一方で、原則として電話連絡なし・郵送物なしで契約できるWEB完結や、三井住友銀行ATMの利用手数料が無料など、他社にはないメリットもあります。

そのため、無利息期間の有無を考慮しても、十分検討に値するでしょう。

加えて、審査スピードも最短15分と非常に早く、土日を含めて夜21時まで審査対応している点も大きな特長です。

急ぎの場合でも当日中の融資につながる可能性が高く、利便性の面で優れています。

気になる金利は、上限金利が18.0%と、他社の大手消費者金融とほぼ横並びです。

下限金利3.0％は限度額が高い場合に適用されるものであり、実際に適用される人は少数と考えられるので、返済シュミレーションをする場合は18.0%で計算しましょう。

SMBCモビットの審査に関する口コミ

何もお役に立てないことが、ほんとうに申し訳ないのですが、ブラックでも借りられるところを私は知りません。

私がお伝えできるのは、4社任意整理後の返済中に申し込んだSMBCモビットの審査が通った、ということだけです。

(10万円の枠をいただきました)

出典：https://x.com/nayun_1207/status/1856668995681968335

この2ヶ月で携帯会社やショッピング施設、交通系のカードとキャッシングの審査に数社、

申し込んだその日のうちに落ちてしまったんですが、

モビットは30分くらいで審査に通りました。

過去に任意整理で完済した履歴は残っています。

出典：https://finance.yahoo.co.jp/card-loan/item/14/reviews

ほぼ間違いなく正社員以外審査は通らないWeb申し込みのみ→ウソ。

電話その他確認しまくり金利→無料期間もなく高い審査→信用棄損ゼロ、残債ゼロ、100万超えの安定収入でも審査落ち。

レビューその他見ても審査通ってるのは正社員だけ。担当の判断力ゼロ、正しいリスクを取る気概皆無。

出典：https://minhyo.jp/mobit/tags/shinsa

これら3つの口コミからは、任意整理など過去に金融事故があっても審査に通る可能性がある一方、安定した収入があっても通らない事例があることが分かります。

実際には申込者の信用情報や収入状況、他社借入件数などを総合的に判断するため、通過・否決の結論は人それぞれです。

また、正社員以外でも通ったという声がある反面、「非正社員は厳しい」とする意見も見受けられます。

こうした評価の差は、申込者個々の属性やタイミング、在籍確認の結果などが影響していると考えられます。

SMBCモビットに限らず、カードローン審査では返済能力と信用実績が重視されるため、真実に基づく情報を申告し、総量規制内で返済計画を立てることが大切です。

今後申し込む際は、こうした実例を参考にしながら、自分の状況を客観的に見直してみてください。

SMBCモビットの審査に落ちる4つの原因

せっかく申し込んでも審査に通らなければ契約できません。

SMBCモビットの審査に落ちてしまう典型的な原因として、下記の4つの原因が挙げられます。

それぞれ詳しく解説するので、自身にあてはまっていないか確認し、申し込み時の対策をしましょう。

虚偽申告・申込書類の不備

審査に通過するために、虚偽の申告をするのは絶対にやめましょう。

年収や勤務先、他社での借入状況など、審査に通りたいからといって事実と異なる申告をしてもほぼ確実にバレます。

これは、審査する際、消費者金融では信用情報機関への照会や場合によっては在籍確認をおこなうためです。

SMBCモビットに限らずローン審査では、申込情報は正確かつ誠実に記入することを心がけましょう。

虚偽申告は、わずかなウソでも信用できないと判断されてしまい、審査に落ちるだけでなく他社も含めた信用取引全般に悪影響を及ぼしかねません。

また、審査に必要な書類は、漏れなく提出しましょう。

下記は、SMBCモビットの申込に必要な書類です。

よくある書類の不備として、運転免許証の表裏コピーと指定されているのに裏面を送らなかった・最新の収入証明ではないものを提出したなどが挙げられます。

書類に不備があれば、審査に時間が掛かってしまうだけでなく、通りにくくなってしまう可能性もあるため注意してください。

借入希望額が年収の3分の1を超える

借入希望額が年収の3分の1を超える場合は、審査に通過できなくなります。

なぜなら、貸金業法の規定により、以下のように定められているためです。

貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れをすることができなくなります。

出典：https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/kihon.html

借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために新しく定められた総量規制で、貸金業者からの借入総額が原則として年収の3分の1までに制限されています。

多重債務者の増加が深刻化したため、平成22年にこのように法改正されました。

そのため、SMBCモビットに申し込む際も、借入希望額は年収の3分の1を超えないようにしましょう。

過去の返済遅延・債務整理などで信用情報に傷がある

過去に返済トラブルや債務整理を経験していると、SMBCモビットを含むカードローン審査に通るのは非常に困難です。

審査ではCICやJICCなどの信用情報機関を必ず照会し、過去の延滞・滞納や自己破産などの金融事故情報を確認します。

事故情報が登録されていると「今後も返済遅延を起こすリスクが高い」と判断され、まず審査に通りません。

その状態でSMBCモビットへ申し込んでも、事故歴が理由で審査落ちする可能性が高いでしょう。

したがって、金融事故歴があると新たな借入は非常に難しくなります。

今後カードローンに申し込む予定がある方は、日頃から延滞を避け、信用情報に傷を付けないよう十分注意することが大切です。

在籍確認が取れない・拒否した

在籍確認が取れない場合や拒否した場合は、審査に通らない可能性が高くなります。

SMBCモビットでは、WEB完結で申し込んだ場合、原則として電話による在籍確認はおこなわれていません。

しかし、以下のようなケースでは、本人の同意のもと在籍確認が必要になるとSMBCモビットは公表しています。

例えば、勤務先の電話番号を間違えて申告していた場合、勤務実態が確認できず審査を進められません。

なぜなら、貸金業者は法律上、融資前に顧客の収入・勤め先等を調査する義務があり、勤務先への確認はその一環であるためです。

申込者が電話を拒んだ場合、社員証や社会保険証などで確実に在籍を証明できない限り審査は止まってしまいます。

また、実際に会社に在籍確認の電話をしても、不在で電話に出れなかったり取り次いでもらえなかったりすれば、審査はできません。

必ず、事前に電話に出れる時間帯を伝えてから、電話をかけて貰うようにしましょう。

職場にバレたくない場合は、上司や同僚に「個人名で連絡が来るかもしれない」とあらかじめ伝えておけば不自然さを減らすことができます。

WEB完結であっても、何らかの疑義が生じれば電話確認が行われる可能性があります。

その際、連絡を一切拒否すると審査が進まず、結果的に落ちてしまうため注意しましょう。

SMBCモビットの審査通過率を上げる4つの具体策

SMBCモビットの審査に通るためには何をすればいいのか具体的な対策を4つ解説します。

どの対策も基本的なものですが、同時に非常に効果的です。

特に収入証明書を用意して信用力を示す・他社借入を減らしておくなどは、返済の余力があると印象づけるために重要なポイントとなります。

収入証明書を提出して信用度を高める

収入証明書をあらかじめ準備し、必要に応じて提出すると信用度が高まり、審査通過の可能性が上がります。

もっとも、下記のケースでは必ず収入証明書類が必要です。

しかし、審査に通るか心配な方は、借入希望額が少なくてもあえて収入証明書類を提出しましょう。

貸金業者は返済能力の有無を厳しくチェックしますが、収入証明書があれば、申告どおりの収入を得ている事実が明確になり、返済能力に対する信頼度を向上させることができます。

例えば、本人確認書類だけで申し込んだ人より、源泉徴収票や給与明細等で安定した収入を示せる人の方が「返済遅延のリスクは低い」と判断され、その結果、審査のスピードアップに繋がるケースがあります。

借入希望額が少額であっても、積極的に収入証明書を提出すれば返済能力を裏付ける証拠を示せるため、審査を有利に進められるでしょう。

ローンは1社だけに絞って申し込む

短期間で複数社に申し込まず、SMBCモビット1社に絞って申し込む方が審査通過の可能性は高まります。

信用情報には、どれだけの期間に何社へ申し込んだか履歴が残ります。

多数の申込が集中すると深刻な資金難に陥っていると見なされ、審査上の印象が悪くなりがちです。

また、同時に複数の金融機関に融資を申し込んだ場合、信用情報機関に登録されてしまう可能性があるため注意しましょう。

以上の理由から、金融機関に融資を申し込む際は1社に絞ることで、結果的に審査通過率が上がると考えられます。

借入れ希望額は少なめに設定する

審査に通るか不安な場合は、借入希望額を少なめに設定しましょう。

前述した通り、年収の3分の1を超える借入は法律により禁止されています。

例えば、年収300万円の方なら総額100万円以上は借りられません。

すでに他社で50万円借入があれば、SMBCモビットで新たに借りられる額は最大50万円になります。

しかし、金融機関は貸したお金をきちんと返せるかを審査するため、収入に対して希望額が大きすぎると返済能力に疑問が生じます。

そのため、希望額が大きくなるほど審査は厳しくなる傾向にあります​。

希望額は必ず年収の1/3以下に収め、審査に通るか不安な方は、本当に必要な金額だけを申し込みましょう。

すでに借入れ金があるなら完済してから申請する

すでに他社での借入件数が複数ある場合は、完済してから申請しましょう。

多数の借入れがある場合や残高が大きい場合、返済が追いつかなくなるリスクを警戒され、追加融資の審査は厳しくなりがちです。

その一方で、完済すれば返済負担が減り、返済能力が上がったと見なされます。

例えば、ほかに消費者金融を2社利用中だった方が、ひとつを完済してから新たに申し込んだ結果、審査を通過できたというケースも報告されています。

結果として、他社の借入を精算した状態で申請する方がSMBCモビットにとって低リスクとして判断されるため、審査通過率が高まると考えられます。

SMBCモビットの審査の流れと審査時間

SMBCモビットの申し込みから契約・融資までの一般的な流れと所要時間の目安を説明します。

SMBCモビットの審査は非常にスピーディーです。

特にWEBから申し込む場合、10秒簡易審査から最短15分で完了する本審査と、非常にスピーディーに進む点が特徴です。

最短で借りるならWEB完結で申込がおすすめ！

「今すぐお金を借りたい」など急を要する場合は、最短15分で融資してもらえるWEB完結での申込がおすすめです。

SMBCモビットでは、主な申し込み方法は下記の3つです。

この中でも最も手軽で早く融資を受けられるのは、インターネットです。

スマートフォンやパソコンを使って、自宅にいながら申し込みから契約・借入時の振込まで行うことができます。

一方、電話は、入会申込書を送ってもらい返送したり、モビットカードを郵送してもらったりと、融資までの時間がかかり過ぎてしまいます。

また、ローン契約機では、その場でモビットカードを発行してもらえますが、審査結果通知後はインターネットか電話で入会手続きが必要です。

そのため、審査時間・スピード・手軽さを重視するなら、申し込みはWEB完結させましょう。

10秒簡易審査から融資までの具体的な手順

では、具体的にWEB完結するための手順を解説します。

まず、公式サイトから簡易審査を申し込みましょう。

必要事項を入力するだけで即座に「10秒簡易審査」が行われ、約10秒後に画面上で簡易審査の結果が表示されます。

この結果はあくまで事前審査ですが、融資可能かの目安になります。

次は、スマートフォンを使って本人確認書類・収入証明書類を撮影し、アップロードしましょう。

書類が提出できたら、次は本審査です。

SMBCモビットでは、原則電話による在籍確認はおこなっていませんが、電話による本人確認が必要な場合があります。

そのため、審査中はいつでも電話が取れるようにしてください。

本審査では、信用情報機関への照会や必要であれば在籍確認をおこないます。

審査が終わればメールや電話で通知され、契約内容を確認しWEBで契約する流れです。

そのままWeb上で振込依頼をするかスマホATMで借入をおこないます。

審査時間は最短15分｜早めに審査してもらうコツ

SMBCモビットでは申込から融資まで早ければ最短15分ですが、最短で審査を行ってもらうためのコツは、コールセンターに電話することです。

審査対応時間ギリギリの場合や急いで融資してもらいたい場合は、特におすすめします。

本審査に申し込み必要な書類を全て提出したら、コールセンターに電話して、「至急お金が欲しいので、審査を急いでほしい」旨をオペレーターに伝えましょう。

あくまでお願いベースですが、優先的に審査を進めてもらえる場合があります。

これは、消費者金融の公式サイトでも記載されている正規の方法のため、急いでいる場合はやってみる価値があります。

また、申し込み方法がわからない・不安がある方は、申し込む前にコールセンターに問い合わせて審査方法を教えてもらいましょう。

そうすることで、自分で調べる手間や書類の不備を無くせて、時短に繋がります。

即日融資したいなら平日21時までに手続き完了させる

即日融資したいなら、平日21時までに手続きを完了させることが鉄則です。

多くの消費者金融の審査対応時間は平日9時～21時ですが、SMBCモビットでは土日祝日も含め毎日9時～21時まで審査対応をおこなっています。

そのため、平日昼間に時間が取れない方でも申し込みや書類提出など、他社と比べると比較的進めやすい点は魅力です。

しかし、21時以降は当日の審査受付が終了し、契約完了が翌日以降に持ち越される可能性が高くなります。

加えて、金融機関の営業時間や在籍確認のタイミングを考慮すると、日中のうちに審査を進めておくことが必要です。

たとえば、夕方に申し込んでも本人確認書類や在籍確認を迅速に済ませれば、21時までに契約を締結して振込手続きを完了できるケースがあります。

一方、21時に間に合わず手続きが終わらなかった場合は、翌営業日以降に審査する形となり、実際の融資もずれ込む可能性が高いです。

以上から、即日融資を希望するなら、余裕を持って平日の早い時間帯に申し込むことがカギになります。

できるだけ手続きの不備を防ぎ、21時までに契約を完了すれば、当日中に資金を受け取れる可能性が高まるでしょう。

SMBCモビットの審査に落ちた場合の対処法

手順通りに融資を申し込んでも、「審査に落ちてしまった。これからどうしよう…」と悩む方に、今後取るべき対処法をお伝えします。

SMBCモビットの審査に落ちたからといって、お金を借りる方法が全くないわけではありません。

これから説明する3つの方法を、融資を受けるための対処法としてください。

審査落ちの原因追究｜信用情報を確認する

SMBCモビットで審査に落ちてしまった場合は、まずなぜ落ちたのかを客観的に把握することが重要です。

たとえば、過去に長期延滞をしていないか、複数のローンへ同時期に申し込みをしていないかなどを振り返ってみるとよいでしょう。

貸付年齢にあてはまっていて安定した収入があり、借入希望額が莫大ではない場合、真っ先に確認したいのは信用情報です。

消費者金融で確認するのは、主に下記の3つの信用情報取扱機関に記録されている信用情報のため、開示請求して確認しましょう。

CICは信販会社・クレジット・ローンなど、JICCは消費者金融中心に銀行・クレジットなど、KSCは銀行・信用組合・農協などの信用情報を取り扱っています。

それぞれ別の機関のため、情報を確認したい場合は、個別に情報開示請求をおこなわなければなりません。

また情報開示には、利用手数料が500～1,500円ほどかかります。

例えば、CICの場合の手数料は500円（税込）で、クレジットやローンの新規申込時の調査として照会した情報・契約内容や支払い状況の情報などを確認できます。

もし誤った延滞履歴や事故情報があった場合は訂正を申請できますし、正しい情報になれば次回の審査で不利になりにくいでしょう。

また、クレジットカードやショッピングローンの利用残高が多い場合は、返済負担が大きいと見なされて審査に不利になることもあります。

自分の属性や信用情報の状況を正しく理解し、改善できる点があれば地道に手を打ってから再度申し込むようにしましょう。

他社カードローンやおまとめローンを検討

SMBCモビットに落ちたからといって、カードローンがまったく利用できないわけではありません。

他の消費者金融や銀行カードローンであれば、独自の審査基準を設けていることも多く、SMBCモビットでは否決された方が別の金融機関では通った例も見受けられます。

特に中小消費者金融では大手消費金融より審査基準が柔軟である場合が多く、審査に通る確率が上がるかもしれません。

また複数の借入を抱えている方は、おまとめローンを利用するのがおすすめです。

おまとめローンを活用して返済管理を一本化すれば、月々の支払いや金利負担が抑えられる可能性もあるでしょう。

銀行や一部の信販会社が提供するおまとめローンなら、総量規制の対象外になる場合があり、高額でも借入できる可能性があります。

ただし、返済実績を積んでいる必要があることや、場合によっては審査が厳しくなることなどの面では注意が必要です。

また、同時期に複数社への申込は、信用情報機関に履歴が残るため、控えるようにしましょう。

新たに別のカードローンを検討する際は、申し込みのタイミングをずらしたり、本当に必要な金融機関を厳選してから取り組むのが得策です。

6ヶ月後以降に再チャレンジする

SMBCモビットや他の消費者金融の審査に落ちた場合は、6ヶ月以上空けて再チャレンジしましょう。

なぜなら、前述の通り、短期間での複数申し込みは信用情報に多重申込として残り、さらに審査を不利にしてしまう恐れがあるためです。

実際に、CICによると信用機関の情報として履歴が残る期間は下記の通りです。

このように申込情報は、照会日より6ヶ月間履歴として残ります。

そのため、カードローンの審査に落ちた場合、少なくとも6ヶ月以上空けてから再チャレンジすることが望ましいでしょう。

その間に他社借入を完済しておく、勤続年数を重ねて安定収入の実績を作るなど、以前の申込時よりも状況を改善しておくと審査に通りやすくなります。

また、信用情報上の軽微な延滞履歴などは時間の経過で消えるケースもあるので、焦らず状況を整理してから再チャレンジを検討すると良いでしょう。

SMBCモビットの返済方法と追加融資のポイント

SMBCモビットの返済方法と追加融資のポイントについて解説します。

返済方法や返済日は、ライフスタイルに合わせて返済しやすい方法を選べるのが魅力です。

また、利用期間中に限度枠を増額する場合の条件や手続きについても確認しましょう。

返済方法・返済日が選べる

SMBCモビットでは、さまざまな返済手段が用意されているため、自分に合った方法を選択しやすい点が特徴です。

以下の表は、主な返済方法と手数料をまとめたものです。

SMBCモビットでは、このように返済方法が豊富です。

毎月の約定返済は、口座振替にしておき、繰り上げ返済はコンビニATMからおこなうなど返済方法の併用もできます。

また約定返済日は、5日・15日・25日・末日から指定できるので、給料日に合わせて返済日を選ぶことも可能です。

約定日以外の追加返済もいつでもできるので、利息負担を減らすためにも余裕があれば積極的に繰り上げ返済しましょう。

なお銀行振込やスマホATM・提携ATMだと手数料がかかるので、なるべく口座振替やMyモビなど手数料無料の方法を利用すると、コストが抑えられます。

増額・追加融資は再審査が必要

契約時の利用限度額に満足できなくなった場合や、もっと多く借りたい場合は増額申請を行います。

申請後、改めて収入証明書類の提出や信用情報のチェックが行われ、問題なければ限度額の増額が認められます。

アプリから申請する手順は下記の通りです。

利用限度額の増額は、他にも電話でも可能で、スマホ・パソコンで会員専用サービスのMyモビからも申請できます。

増額を申請するタイミングとしては、新規契約から6ヶ月以上経過していることが望ましいでしょう。

6ヶ月間、延滞なく返済を続けることで返済実績を積み上げ、信用度を高めることが重要です。

また審査時には、収入証明書類の提出が再度必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。

万が一、増額審査に落ちてしまった場合は、再び一定期間待ってから再チャレンジすることになります。

その際は、他社での借入も検討しましょう。

ただし、利用限度額いっぱいまで借りている状態で、さらに増額が必要になった場合は家計の見直しも必要かもしれません。

むやみに融資枠を増やすのではなく、返済できる範囲内で利用するよう心がけましょう。

返済シミュレーション｜借入れ前に返金計画をたてる

SMBCモビットでの借入れを検討するなら、事前に返済シミュレーションを行い、毎月の返済額や完済までのスケジュールを把握しておくことが肝心です。

返済シミュレーションは、日本貸金業協会の返済シミュレーションサイトで金利や借入額・返済期間などの条件を入力すれば、自分が無理なく返せる範囲を簡単に見極められます。

借入前に返済計画を明確にしておけば、いざ借り入れた後の金利負担や返済トラブルを回避しやすくなるはずです。

特に、増額申請を検討している方は返済負担が膨らむ恐れもあるため、事前に具体的な試算を行い、安易に借入枠を広げすぎないよう注意しましょう。

もし返済に不安を感じる場合は、専門家に相談するなど早めに対処してください。

SMBCモビットの審査に関してよくある質問【Q&A】

SMBCモビットの審査についてよくある質問をまとめました。

SMBCモビットの簡易審査と本審査の違いは何？

SMBCモビットには、本審査とは別に、申し込み画面で必要情報を入力するとおよそ10秒程度で結果が表示される「簡易審査」があります。

簡易審査はあくまで事前チェックのようなもので、氏名や住所、年収、他社借入状況などの入力内容をもとに、SMBCモビット独自の基準で一次的な適合を判定しているにすぎません。

したがって、簡易審査で「融資可能」の表示が出ても、必ず本審査に通るわけではない点に注意が必要です。

一方の本審査では、信用情報機関への照会や在籍確認、提出書類の確認など、より厳密かつ詳細な審査プロセスが行われます。

具体的には、CICやJICCなどに登録されている過去の延滞履歴や多重申込の有無、現在の借入残高などをチェックし、「返済能力に問題がないか」を総合的に判断します。

さらに、本人確認や収入証明書類といった正式書類の提出による裏付けも求められるため、簡易審査の段階とは比較にならないほど正確な審査が行われます。

まとめると、簡易審査は目安、本審査は本番と覚えておけばよいでしょう。

最終的に融資を受けられるかどうかは、本審査の結果がすべてを左右します。

SMBCモビットの10秒審査でも信用情報に傷が入る？

SMBCモビットの10秒審査は、信用情報機関に申し込み時の照会として記録が残る可能性が高いです。

SMBCモビットの10秒簡易審査はあくまで事前診断のように思えますが、公式サイトによれば信用情報機関の照会を含む審査プロセスとして扱われています。

そのため、簡易審査といえども申し込み記録が信用情報に残る可能性がある点には注意が必要です。

実際、CICやJICCなどに「SMBCモビットへ申込を行った」という履歴が登録されれば、短期間に他社も含め複数回申し込みをした場合に“多重申込”とみなされるリスクが高まります。

むやみに多くのローンへ立て続けに申し込むのは避けたほうが無難です。

自分の状況を見極め、本命の申込先を絞り込んでから審査に臨むことが、結果的に信用情報に余計な傷を付けずに済むポイントといえるでしょう。

SMBCモビットはブラックリスト(金融事故歴有)でも借りられる？

結論から言えば、過去に長期延滞や自己破産などの金融事故があった場合、SMBCモビットの審査を通過するのは難しいでしょう。

なぜなら、CICやJICCなどの情報に過去の延滞・債務整理などの記録が残れば、返済能力に大きな不安があると判断されやすいためです。

ただし、すでに金融事故情報の登録期間が経過し、信用情報がクリアになっていれば話は別です。

下記は、信用情報機関のKSCが公表している破産・民事再生手続きの登録期間です。

このように破産・民事再生手続きの開始決定されてから7年を超えると、登録情報は消失します。

他の信用機関でもおよそ5～10年で消失するといわれているため、経過後に申し込むようにしましょう。

大切なのは、信用情報機関に開示請求して自分の状況を正確に把握することと、完済後に一定期間を置いてから申し込むことです。

絶対に借りられないわけではありませんが、少なくとも金融事故歴があると一般的に審査が厳しくなる点は押さえておきましょう。

まとめ｜SMBCモビットの審査難易度はそこまで高くない

結論として、SMBCモビットの審査は、ほかの大手消費者金融と比較して極端に厳しいわけではありません。

他社の公表データからも、大手の審査通過率はおおむね30～40%ほどなので、SMBCモビットもおそらく同水準に近いと推測されます。

また、74歳まで申込可能という人いう年齢要件や、WEB完結での原則在籍確認なしといった使いやすさはSMBCモビットの大きな魅力です。

ただし、総量規制による年収の3分の1までの上限は守らなければならず、すでに多額の借入がある場合や希望額が大きすぎる場合は審査が厳しくなります。

また、過去の長期延滞や債務整理などの金融事故歴があると、審査通過は一層難しくなるでしょう。

もし審査に落ちてしまった場合は、中小消費者金融などほかの消費者金融に申し込むのも選択肢のひとつとして検討してください。

その際は、やみくもに申し込んで多重申込になるのではなく、審査の柔軟性がある中小消費者金融を選びましょう。

以下、本記事で紹介した審査通過率を高めるためのポイントをまとめたので、再度確認してください。

SMBCモビットの審査は、適切な準備をして臨めば十分に通過できる可能性があります。

お金の不安を解消するには、まずは借入条件をチェックし、必要に応じて信用情報を確認したうえで申し込むことが大切です。

計画的に利用すれば、生活費や急な出費にも柔軟に対処できる、頼れる選択肢となるでしょう。