この記事を読んでいるあなたは、
- ネム(XEM)の特徴や将来性を知りたい
- ネム(XEM)の購入手順を知りたい
- ネム(XEM)を購入するのに最適な仮想通貨取引所を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「ネム(XEM)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」などをお伝えしていきます。
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なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ネム(XEM)とは?
出典:https://coinapult.com/acquired/
ネム(NEM)はブロックチェーン技術を利用した決済や送金プラットフォームのプロジェクトであり、使用される仮想通貨名はネム(XEM)です。
ネム(NEM)は「New Economy Movement」の略で「中央集権を脱却して新しい経済を目指す」ために開発されました。
承認方式に「PoI」を採用するなど独自の仕組みを持ち、1ブロックの処理にかかる時間が1分程度と処理が速いのが特徴です。
コインチェック事件と呼ばれる流出事件により一気に知名度が高くなった銘柄でもあります。
流出事件にネムの過失は一切なく、ブロックチェーンにはマルチシグコントラクトやEigen Trust++システムを採用していて高いセキュリティを誇ります。
何度も高騰と下落を繰り返してきたボラティリティが高い銘柄でもあります。
ネム(XEM)の基本情報
ネム(XEM)の基本情報を表にまとめました。
シンボル | XEM |
---|---|
発行上限 | 8,999,999,999 XEM |
上場時期 | 2015年3月 |
提唱者 | Jaguar, Gimre, BloodyRookie他 |
公式サイト | ネム(XEM)公式はこちら |
ネム(XEM)の将来性/今後の普及について
ネム(XEM)の将来性や今後の普及などについて解説していきます。
シンボルのサブチェーンとしての機能に期待
ネム(XEM)は2021年3月にハードフォークを行い、シンボル(Symbol/XYM)が誕生しました。
ハードフォークとは元のブロックチェーンと新しいブロックチェーンの互換性が無くなるアップグレードですが、2021年12月に行った「ハーロック」というアップグレードで再び関連性を持っています。
シンボルはセキュリティがさらに強化され、独自トークン機能が便利になっています。
2022年のFIFAワールドカップにおけるホテル建設にシンボルが利用されるなど実用化も進んでいます。
様々な方面で使われる予定があるシンボルのサブチェーンとして機能することで、ネムの価値も上がると見られています。
2022年7月現在の時価総額ランキングにおいて、ネム(XEM)は87位、シンボル(XYM)は100位に位置しています。
新規発行の予定が無く希少性が高い
ネム(XEM)は公開当初に発行上限である約90億XEMが配布されています。
既に発行上限枚数に達してるため、これ以上通貨が発行されることはありません。
多くの仮想通貨は新しくコインを発行し続けているため、コインの総量が増えすぎてインフレになる可能性をはらんでいます。
そのため、ビットコインはマイニングされた21万ブロックごと、またはおよそ4年ごとに半減期を実施しています。
しかし、ネムは供給量が増えることがないため、希少性が高く、特別な仕組みがなくともインフレを起こす心配が少ない仮想通貨と言えます。
セキュリティに対する誤解が懸念点
ネム(XEM)はコインチェック事件と呼ばれる流出事件によりネガティブなイメージを持たれた通貨でもあります。
コインチェック事件とは2018年1月に起きたコインチェックがハッキングされたことで起こったネムの流出事件です。
被害額は約580億円に上り、当時は連日大々的に報道され、海外でも話題になりました。
ハッキング事件は当時のコインチェックに問題があったためで、ネムのセキュリティには問題がないといえます。
ですが、ネムはセキュリティが低く危険という誤解が広まったことは、いまだ懸念点といえます。
ネム(XEM)の注目ポイント
ネム(XEM)の注目ポイントについて解説していきます。
コンセンサスアルゴリズムにPoIを採用
ネム(XEM)はコンセンサスアルゴリズムにPoI(Proof of Importance)という環境に優しい独自の仕組みを採用しています。
コンセンサスアルゴリズムとは合意する方法のことで、ビットコインやイーサリアムなどは現在PoW(Proof of Work)を採用しています。
PoWは大量の電力を消費するため、資本力による独占が起こっていました。
PoIは専用のウォレット「Nano Wallet」にあるネムの保有数や保有期間、送金頻度などを元にスコアを算出しユーザーの重要度を決め、報酬を得られるシステムです。
取引の承認作業に参加して報酬を得ることを「ハーベスティング」と呼び、自宅のパソコンからも行えます。
ハーベスティングはビットコインの「マイニング」に該当し、約1分に1回のハーベスティングが行われています。
ボラティリティが高い
ネム(XEM)はボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンな銘柄です。
ボラティリティとは価格変動の度合いのことで、ネムは価格変動が大きい仮想通貨といえます。
2017年に1円前後だったネムの価格は年末に急騰し、2018年年初には約240円を更新し史上最高値をつけました。
その後はコインチェックのネム流出事件を発端とした下落トレンドに入り、年末には10円を切る価格で停滞します。
2019年は10円以下の横ばい状態になるも、2020年後半には87円まで上昇、その後も上昇と下落を繰り返しました。
2022年現在は仮想通貨市場が冷え込んでいることもあり、ネムの価格は下落傾向にあります。
このようにボラリティが高い銘柄なので、長期保有には向いていません。
ユニークな特徴を複数有する
ネム(XEM)はNIS1というブロックチェーンを構築しています。
NIS1には「モザイク」という独自トークンを発行できる機能があり、仮想通貨、投票、署名、デジタルゲームなど様々な用途に使用できます。
また、一般的な仮想通貨には1つの秘密鍵があれば送金できるシングルシグコントラクトが採用されています。
ネムでは、複数人が持つ複数の秘密鍵が必要なマルチシグコントラクトが利用できるので、よりセキュリティが高くなります。
ネットワークに参加しているノードを評価してセキュリティ強化するEigen Trust++(アイゲントラスト)システムも備えています。
その他にもApostille(アポスティーユ)という公証機能も備えているなど、ユニークな特徴を複数有しています。
ネム(XEM)の購入手順
ネム(XEM)の購入手順を解説していきます。
1.Coincheck(コインチェック)で口座開設を進める
国内の仮想通貨取引所ではコインチェックがおすすめです。
口座開設には、写真付きの身分証明書が必要になるので事前に用意しておくとスムーズに口座開設を進めることができます。
Coincheckの口座開設作業はアカウント作成、必要情報の入力、本人確認書類の撮影の3ステップからなり、二段階認証も必須となっています。
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2.Coincheckで開設した口座に日本円を入金する
「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」の3種類から入金方法が選べます。
銀行振込なら手数料は無料です。
コンビニ入金だと、30,000円未満は770円、30,000円~30万円以下は1,018円の手数料がかかります。
クイック入金だと、30,000円未満は770円。30,000円~50万円は1,018円の手数料になります。
50万円以上の場合は、入金額×0.11%+495円が手数料となります。
入金はパソコンのブラウザからだけでなく、スマホアプリからも行えて便利です。
3 .Coincheckでネム(XEM)を買う
Coincheckでログインし、「販売所」から「XEM」を選択して購入金額を入力することで購入できます。
Coincheckはネム(XEM)からハードフォークして生まれたシンボル(XYM)も取り扱っています。
2022年7月現在、ネム(XEM)はおよそ5円、シンボル(XYM)はおよそ6円で推移しています。
ネム(XEM)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介
ネム(XEM)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
Coincheck
出典:https://coincheck.com/ja/
現在、Coincheckは国内最多級となる18種類以上の仮想通貨を取り扱っている、人気の仮想通貨取引所へと成長を遂げています。
580億円近いネムを流出させた後、国内ネット証券大手であるマネックスグループの子会社となりました。
外部専門家の協力も要請し、システムを再構築しただけでなく、ガバナンス体制やコンプライアンス体制も格段に強化されています。
事件当時は「仮想通貨交換業みなし業者」でしたが、平成31年1月11日に仮想通貨交換業登録を完了し、現在は金融庁から認可された「仮想通貨交換業者」にもなっています。
取引所での取引の手数料が無料なこと、直感的操作が可能なシンプルな取引画面が好評なこと、利息のような貸借料が得られる貸仮想通貨サービスがあることなど、魅力が沢山あって初心者にもおすすめできる仮想通貨取引所となっています。
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ネム(XEM)の購入手順や将来性まとめ
本記事では「ネム(XEM)の特徴や将来性、購入手順や購入するのに最適な仮想通貨取引所」について詳しく解説していきました。
ネム(NEM)はコインチェック事件により国内で一躍有名になった仮想通貨です。
約580億円に上る流出にネムの過失はありませんでしたが、ネガティブなイメージが広がりました。
ネム(NEM)自体はマルチシグコントラクトやEigen Trust++システムを採用している、セキュリティの高いブロックチェーンです。
2021年3月にハードフォークを行ったことにより誕生したシンボル(Symbol/XYM)のサブチェーンとしての役割もあります。
発行上限枚数に達してるため希少性が高く、2015年に公開されてから開発が続いているボラティリティが高い銘柄といえます。
なお、おすすめの国内仮想通貨取引所ランキングは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。